しばらくすると横浜さんがゴールしました。
ボクは横浜さんに歩み寄り、握手しました。
「ありがとうございました」
「またどこかで会いましょう」
同じレースを走ったランナー同士というだけで、
知らない人でも仲間意識ができるのは不思議なことです。
下駄で走っていた坊ちゃんもゴールしていました。
なんと同じ格好で走っていた坊ちゃんがもうひとりいました。
その坊ちゃん二人と、マドンナ(オジサン)が記念写真を撮っていました。
寒くなったので、荷物を取りに行きました。
お腹が減ったので何か食べたいです。
荷物を受け取り、食べ物を探しました。
温かいうどんが売り切れていて、ガックリ
そんなときに、救いの神
高知南校等学校の皆さん による
温かい「つみれ汁」のサービスがありました
温かくて美味しかったので、おかわりしました
ありがとうございました。
お腹も落ち着いたので、記念に何か買って帰ろうと思います。
高知龍馬マラソンの参加賞は、アームウォーマーでした。
Tシャツがないので、Tシャツを買おうと思います。
「どこから来たの」と訊かれたので、「東京からです」と答えると、
「あれ今日は東京マラソンじゃないの」と言われました。
「落選したから、わざわざ高知で走りました」と笑いました
記念に、マフラータオルに名前をタイムを刺繍して貰いました。
シャトルバスで高知県庁前まで運んで貰おうと思っていたら、
高知県庁前は通過し、前日受付をしていた中央公園の前か、
高知駅でしか停まらないと言うのでガッカリ。
高知県庁前がホテルに一番近いのに・・・
中央公園の前で下車して、ホテルへ歩いて戻りました。
お風呂に入ってスッキリ
急いで空港に向かう必要もないので、ホテルでゆっくり過ごしました。
さて、翌日です。
ホテルの売店で高知新聞の朝刊を購入しました。
予想通り、高知龍馬マラソンの写真がいっぱい載っていました。
ホテルをチェックアウトし、歩いて観光へ。
上町病院の隣にありました
ここが坂本龍馬誕生地です。
感激です
司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』を読んでから、
坂本龍馬が好きになり、各地のゆかりの地を巡りました。
長崎のグラバー邸、亀山社中、京都の近江屋、寺田屋などなど。
鹿児島にも行ったけど、霧島の塩浸温泉には行ってません。
さて、近くにある龍馬の生まれたまち記念館 へ。
館内に入ると、坂本龍馬と、近藤長次郎が座っていました。
亀山社中のメンバーとしても活躍した饅頭屋の長次郎さんです。
沢山の展示品を丁寧にジックリ見てまわりました。
坂本龍馬の言葉に勇気を貰います
途中、あちこちに石碑があります。
武市瑞山は、吉田東洋の暗殺を企てたとして捕らえられ、
切腹させられました。
そして、その吉田東洋が暗殺された場所です。
しばらく歩き、高知駅前に到着。
遠くから見ても、デカイと分かる巨大な銅像。
ドーン
左から、武市半平太(瑞山)先生像、坂本龍馬先生像、
中岡慎太郎先生像です。
中岡慎太郎は、陸援隊の隊長です。
京都四条河原町の近江屋で、坂本龍馬が暗殺された際、
たまたま一緒にいて命を落としました。
ちなみに、少し前まで、坂本龍馬先生像は、
脱藩して横浜にいたらしいのです
27年振りの高知駅は、とっても立派になっていました。
全部まわりたいけど、一日では無理です
ランチは海鮮丼にしました。
美味しかったです
荷物をコインロッカーに入れようと思いましたが、
ひとつも空いていなかったので、荷物預かりへ。
高知駅の北口にあるバス乗り場で、桂浜へ行くバスは
何時にどこから出るのか訊きました。
そうしたら、高知駅から出るバスは少なく、次に出るバスは、
はりまや橋の近くから出るということでした。
そのときは、なんでと思いましたが、後に理解しました。
高知は、高知駅が中心ではなく、はりまや橋が中心なのです。
仕方なく、ボクはさっき歩いてきた道を戻ります。
はりまや橋には、かんざしを持ったキティちゃん。
はりまや橋の南にあるバス停から路線バスに乗り、
山道を行くこと、30分から40分。
昨日走った黒潮ラインを逆走し、到着しました。
桂浜ぜよー
キター
めちゃくちゃ高いところに、坂本龍馬ぜよー
こんなにデカイとは・・・
ずっと前から来てみたかった桂浜に感激です
桂浜から少し歩くと、坂本龍馬記念館があります。
シェイクハンド龍馬がいたので、握手しました。
展示物を一通り眺めて、屋上に上がると、
昨日走った浦戸大橋が見えました。
そして遠くまで続く黒潮ラインが見えました。
あの道をボクは昨日走ったのです。
「来年も来てね」と沢山の方に言われました。
さて、来年はどうしましょう。
読者の皆さんも、わざわざ高知で走ってみませんか
おしまい