ここが変だよ。一条工務店。(1) | バンブーのi-smart平屋の住み心地レポート

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i-smart平屋33坪を建築しました。一条工務店の良い点・悪い点について感じたことを、包み隠さず、レポートします。また、建築の経験を活かし、一条工務店で検討中の方、建築中で不安に感じている方に、アドバイスを提供できればと考えております。bamboo.ismart@gmail.com

こんばんは(^o^)/ バンブーです。


このとろころ、週末は、家具屋さん、電気屋さんを徘徊し、新居での生活の準備に追われてます^^;

 

今回は、タイトルの通り、一条工務店に対する「ダメ出し」です。


また、タイトルに(1)とある通り、他にも多々思うところがあるので、今回だけに留まらず、シリーズものとなる予定です。

 

最初にお断り。

まず、最初に、ご理解して頂きたいことがあります。

今回のダメ出しは、我が家の家造りに直接携わってくださっている、大工さんや監督さん等が対象ではありません。彼らは、家造りに非常に熱心で、工事も説明も丁寧で、非常に良く頑張って下さっています。

 

しかし、会社全体のシステムに良くない部分があるので、彼らの頑張りが正しく評価されないことが多々あると感じており、個人的に、それが残念に思っています。


よって、今回の「ダメ出し」は、どちらかというと、一条工務店としての会社のシステム、さらにいうと、これを構築している本社が対象となろうかと思います。

 

ここが変だよ。一条工務店。

さて、本題です。

以前、土台工事についてトラブル(土台の寸法狂い、大きな死節)があった事は、ブログで紹介しました。


これについては、建築家の友人と高気密高断熱の専門家に問い合わせたところ、両名から非常に質の悪い不良施工とだと、太鼓判を押されました^^;

 

よって、私は、この土台工事に対し、非常に不安に思い、監督さんに、改善を求めました。


上棟スケジュールも差し迫っていた状況から、私の不安を解消するため、一条工務店本社の見解を待たず、迅速に、監督さんが問題の木材を交換すると判断し、大工さんに至急改善して頂きました。

 

このおかげで、スケジュールを遅らせることなく、無事、上棟を済ませることができました。その後、監督さんからは、メールで丁寧に写真付きの改善作業の報告を頂きました。


この対応には、非常に感謝しておりますし、監督さんへの信頼感が増した出来事でしたm(__)m


ここまでの、問題発生→応急措置→顧客に報告、のプロセスは満点だと思います。

 




しかし、私は、これだけでは、一条工務店は、説明責任を果たしていないと思うのです。


なぜなら、私は、

これが一条工務店として不良施工であったのか?

再度同じような問題が起こるのか?

家造りの最中をず~と監視していないと、今回のような不良施工を見逃したまま、家が建ってしまうのではないか?

という不安を解消できていないのです。

 

つまり、本当に施主を安心させるためには、応急措置後に、

事象調査→原因調査→再発防止策の検討

までが、セットで必要になってくるのです。



よって、私は、監督さんに、

①今回の施工は一条工務店の基準外の施工であったのか(事象評価)、

②仮に基準外であったとすれば、なぜ今回のような問題が発生し(原因調査)、

③今後どのように対策して問題を発生させないよう取り組むのか(再発防止策の検討)

を説明してほしいと依頼しました。

 


当然、一現場を任されている監督さんが回答できる立場にないと私も理解しておりますし、

監督さんも問題のあった木材を至急工場へ返送し、本社の見解を得て、説明すると約束して頂きました。

 


それから、早くも一月以上が経過しました・・・が、残念ながら、

一条工務店本社からは、本件に関する説明は、未だ一切ありません。


はい、ここです。

ここ(施主の質問を無視する)が変だよ。一条工務店。

 

当然ながら、施主の質問を無視するのは、良くありません。なぜならば、施主を益々不安にさせるだけだからです。


大切な家造りを任されているのですから、喉元すぎれば・・・では通用しないのです。

 

私は、決してミスを許さないと、言っている訳ではありません。

むしろ、住宅のような大きく複雑な構造物を製作するにあたっては、ミスは付き物だとさえ思っています。


仮にミスであったのであれば、それを認め、何が悪かったのか、再発しないようにどんな対策をとったのかを教えて欲しいだけです。


もちろん、ミスでなかったのであれば、なんで問題なかったのかをキチンと説明してほしいのです。

 

「家は性能」・・・確かに性能は大切です。

かくいう私も性能重視で一条工務店を選びました。

 

でも、いざ建て始まると、こんな大きな節・大きな隙間、大きな割れ・大きな断熱材の欠損があっても大丈夫なの?と、

プロの目から見たら些細なことでも、ど素人である我々施主は、非常に不安になります


大金を支払って、一生住むであろう家造りをお願いしているのですから、当然です。

 

「これは、かくかくしかじかのため、問題ない。」

「それは、問題だが、改善したので問題ない。また、二度と起こらないように、このように対策したので安心してください。」と

一つ一つ説明して貰わないと、我々施主は、安心して、家造りをお任せできないのです。

 

幸か不幸か、今回の家造りを通じて、家は「性能」以上に「安心」が大切なんだということに気づかされました。


残念ながら、「安心」がないと、全てに疑心暗鬼になり、本来楽しいはずの、家造りを楽しめません。


現在、マイホームをご検討中の皆様におかれましては、安心して家造りができよう祈念しております。

 


次は、ここが変だよ。一条工務店(2)で、実際の断熱材厚と仕様書の差異について、書きたいと思います。


応援よろしくお願いします。