こんにちは
ホルモンとからだの学校il-mano(イルマーノ)代表の助産師 赤堀眞里です。
医療現場で働いていて時々感じること、それは、その症状は産婦人科じゃないんじゃないかな?
そして、反対に皆さんが困っているのは、この症状は何科にかかればいいの?何科に受診したらいいの?
そんな疑問に少しでもお応えできたらいいかなと、「何科に行けばいいのシリーズ」を書いています。
今回は「こどものおまたのかゆみ」。
現場には「3歳の女の子でお股を痒がっている。」とか、「7歳で痒くておりものでパンツが汚れます。」とか、「8歳でお股が赤くなっている。」とかの主訴でお子さんを連れてくるお母様がいます。
これ、大きい窓口は小児科、そして専門は皮膚科なんです。
3歳の男の子がおちんちんがかゆいと言ったら何科に連れて行きますか?
皮膚科か小児科じゃないですか?
女の子も一緒です。
からだの表面を覆っている皮膚は皮膚科領域なんです。
それがおまたであっても皮膚なので皮膚科。
確かに、大人のお股の痒みは婦人科で診ます。
カンジダや細菌性膣炎、ある種の性病でかゆみが出ることがあるので、その治療は婦人科です。
でも、大人でも、慢性的な陰部周りの皮膚炎や乾燥による痒みは皮膚科領域になります。
子供たちはは内診はできませんし、多くはトイレでしっかり拭けてなかったためにおこるかゆみ、汚れた手でお股を触ってしまって起こる皮膚炎などです。
お薬は皮膚科領域のものとなります。
ということで、お子さんのお股の痒みは、皮膚科、または小児科となります。
< ホルモンとからだの学校il-mano(イルマーノ)>
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