りんママの、不器用ですが、一生懸命生きている

りんママの、不器用ですが、一生懸命生きている

2児の母です。書くことが好きです!
過去の自分や今の自分をアウトプットする場が欲しくて、ブログ再開しました。書くことで、モヤモヤがストンと腑に落ちることも多いので、そんな風にこの場を使いたいです。

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youtubeの街録chが好きです。

youtube、チャンネル登録とかしない人ですが、こちらはチャンネル登録して、

観ております。

 

観てない回もまだ、たくさんあるけれども、こんなに1つのチャンネルをシリーズで観続けている

youtubeチャンネルは初めてです。

 

心揺さぶられた回については思いが溢れてしまい、感想を書こうと思います。

 

 

 

こちら個人的に神回でした拍手

 

中学1年の夏休みに入る前、登校中に起きた事件

(大人になって見れば些細、でも思春期の青年にとっては生死を考える大問題)

 

をきっかけに6年間、引きこもりになった山田さん。

 

引きこもっていた期間は精神科を受診して診断をされたわけではないですが、

その時の行動を後から思い返し、精神科の先生に話してみると「強迫神経症」

だったのではないかと。

 

周りの大人に喜ばれたい、褒められたいがために必死に優等生でいた山田さんの心がある出来事をきっかけに

ぽきっと折れ、その闘病期間が引きこもった6年間だったのではないかと。

 

そこまで彼が追い詰められた理由が、満員電車に揺られ朝5じか6時に起きて通学し、部活をこなし、

夜中の12時まで大量の宿題や試験勉強する、名門私立中学の遠さと勉強量の多さにあったのではないかと思いました。

 

子供が大丈夫、大丈夫、と言ってても、周りの期待に応えようと無理をして行動し続けるっていうのは、どこかで自分が壊れてしまうんだな、と。

周りに良く思われたくて、する努力は、周りの評価に依存をしているから、知らぬうちに自分を思い詰めるのだな、と思いました。

 

そして、きっと周りの大人はそんな山田さんをこの子は優秀だし、大丈夫、と思っていたけれども、その彼に

一息つかせるタイミングを意識的に作ってあげるべきだったのではと思う。

子供は大人が思っている以上に、自分の心のコントロールが上手く出来ないのだ。

 

私が山田さんに共感をしたのは、私も精神病で14歳〜20歳の6年間を失っているから。

 

ある日急に手をパンっと叩かれたように発症し、そして山田さんと同じで「このままではダメだ」「何とか抜け出せねば」

と思う出来事が6年後のある日に訪れ、パンとまた手を叩かれたように、病気が終わった。

 

そして、そこから少しずつ人間らしい生活、次にだいぶ経って感情、行動が戻ってきて、

今それほど生きることを苦しく思わなくなってきた自分がいます。

 

あんなに毎日死にたいと思っていた自分が、死ぬのが怖くて、マメに健康診断を受けていたりする。

あの頃の自分には考えられない人生があります。

 

話は変わりますが、

地元の公立中学の環境がよくなく最近、何となく息子の中学受験を視野に入れようかと思っていた私なのですが、

この街録を観て、息子の通学が体力的に無理しすぎない範囲の場所にあるところを選ばねばダメだな、と思った次第で。

 

結構私は、山田さんのこの引きこもりのきっかけって通学の過酷さにあったのではないかと思っており、やっぱり心がポキとなるきっかけは、体力的な負担と、睡眠不足がデカいのではないかと思った次第です。

 

そして、周りの大人は子供が好きなこと、楽しめることを悪として、取り上げてはいけないな、とも思いました。

子供に息を抜く方法やツールを教えてあげることも、大切な親の務めではないかと思った次第です。

 

(山田さんの家庭は、それほど教育熱心ではなく、中学受験をしたのは自分が周りの大人に褒められたかったから、

と言ってますが、ご両親は真面目で、漫画やテレビは与えられなかったと言ってました。

私も漫画やテレビは悪だと言う育てられ方をしたので、大好きなのに、常にそれと向き合う時は罪悪感に苛まれたり、

こそこそ見る癖がついてました。見つかると怒られたし。

やることやっているんだったら、思いっきり自分が楽しいことをやりな、と言う環境を作って欲しかったな、と思います。

だって大人だって、激務で労働した上で、晩酌のビールがなかったらやってられないとかありますもんね)

 

結論、子供がよく寝て、息を抜ける環境を、親も意識的に作って上げなくては、と思った次第です。

それが上手に出来る子と、周りを気遣うあまり上手に出来ない子が、きっといるだろうと改めて気づきました。

なので、子を持つ母としてもこの回は本当に参考になりました。

 

後、山田さんが樋口君とコンビを組む上で、一回は樋口くんの言いなりになって、彼のやりたいことを全部やらせてあげた、と言う話もあって、それもなるほど、と思いました。

 

1年くらい経った後に、樋口君が自分の方法ではダメだと言うことに納得して、山田さんの意見を聞くようになり、そこから今の髭男爵が産まれたそうです。

 

これ結構、「どうしても言うこと聞いてくれないなー」と思う人への、効果的な対処術だな、と思いました。

子供とか、部下とか、旦那とか、旦那とか。。。

 

最初から頭ごなしに「これやって」というよりも、

失敗しても良いから一回好きにやってみな、ダメだったか、じゃあ、私の言うことも聞いてくれる?と言うステップは手間がかかるけど、効果的だよな、と思った次第です。

 

ということで、ラストにも、自分の芸への素敵な思いを語っていたりして、

山田さんの魅力と、頭の良さを再認識するあっという間の1時間でした。

 

ますますファンになったので、必見です。