この考え方が私の中学時代にもっと広まってればなーって思います。
セクシュアリティやジェンダーについて自身の『アイデンティティ』が定まっていないアイデンティティ、もしくは迷っている段階のセクシュアリティ、それが「クエスチョニング」。
人によっては「ゆらぎ」や「セクシュアリティ迷子」とも呼ばれるけれど、それよりもかなり肯定的な意味合い。
「クエスチョニング」はその頭文字を取って『Q』と表記したり、他にも『クエスチョニングセクシュアル/クエスチョニングジェンダー』や『問性愛』という人も。
自身のアイデンティティに対して迷ってもいいんだよ!どれかに決めなくてもいいんだよ!ってこと。
迷っている段階のアイデンティティから、別のアイデンティティに決めるも良し、迷い続けるも良し、決められなくても良し。
そんな感じです。
私も中学の時、自分の恋愛対象が男性だとほぼ自覚してる段階で、自分が同性愛者なのか性同一性障害なのか、いやいやどれも違うかも!
なんて思っていて、知識も情報もなくピンときてなかったんですね。
そんな時、何故か「どれかに決めなきゃいけない!」「迷っているのなんか変なんだ!」という思い込みもアリ、変な早合点をしてしまいました。
その時は「クエスチョニング」とかも知らないし、ましてや「迷っていい」だなんて思っても見なかったので。
なので「アイデンティティに迷うこと」「アイデンティティを問うこと」ってことにすごくポジティブな「クエスチョニング」は、個人的にすごくありがたいですね。
迷ってる間は、とことん迷って、やれるべきことをやって、自身のアイデンティティが決まらなくても焦らないで、ゆ~っくり考えるだけでも、早合点よりはいろいろ無駄にしないと思います!
花嫁は元男子。
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