コスモスの思い出 | *一結一会* 糸結花人*coiffure*のタティングレースと花のブログ

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花店に勤務しつつ独学で学びタティングレースで作品を作っています。糸を結んで作るタティング…一結ずつなかなか進みませんが結んだ糸はとても丈夫です。
出会えた素敵なご縁は正に一期一会…これを捩って一結一会というタイトルにしました

こんにちは
*coiffure*naomiです

今日から11月
コロナに翻弄された2020年もあと2ヶ月ですね
2021年は不安な世の中から明るく開けていきますように

読者の方からは笑われてしまうかもしれませんが…
不安なご時世長引く事から開運に向けた
げん担ぎする事が増えて来ました
今日は一年に何度かしかない 
天赦日と言われる日
この日は最高の良い日なんだそうです
何か始めるのに良い日とか
わたしはいつもと変わらない日となりそうですが
日常でいられることに感謝したいと思います


今日はコスモスの思い出を書いてみようと思います

コスモスはわたしが子供の頃から
ずっと大好きな花の1つ
コスモスには思い出がたくさん詰まってます
 
花が好きな両親は季節毎に花を見に連れて行ってくれました
梅に始まり桜、レンゲ
ツツジ、藤、菊、紅葉
昔から日本の土地に馴染んだ花たちの中に
混じってコスモス畑
コスモスの存在は子供ながらに心が踊った
詳しい花の分類は知らずとも
コスモスは何か特別感を感じたのです
穏やかな秋晴れのポカポカした陽気と
ドライブお出かけのワクワク感
気分も高揚していたけれど
美しく繊細な花姿に魅かれて
コスモスが大好きになった

花畑では花の摘み取りも出来ました
家に飾った後も綺麗な薄い花弁をずっと残しておきたい
当時夢中になっていたポプリにならないか…と
花弁を乾かしてみたものでした
色は綺麗に乾いたものの
コスモスには特に香りもなくて…
愛読書にしていたポプリの本を見ながら
他にスパイスなどを加えて秋のポプリを作ったという思い出があります


大人になってからもコスモスは秋の季節を感じさせてくれる秋告げ花としてわたしの記憶に咲き続けて行きます

社会人の時の思い出
生け花を習っていた時の事です
秋にお教室の発表会がありました
いつもは先生が選んでくれる花材やデザインをその時は生徒それぞれで考えます
花持ちの心配がありましたがコスモスを選びました
細い茎が剣山に刺しにくく、形を作るのが大変だったという苦い思い出です


最後に母親になってからの思い出です
長男がまだ3歳くらいだったと記憶しています
物心ついた頃から花好きの私に付き合って
色んな花を見ていた息子
母は花が好きなんだと自然と知ってしまうはず
9月がお誕生日の私に息子は夫と一緒に
コスモスの苗をプレゼントしてくれました
母好みの花と思ったのでしょう
とても嬉しくて
心が幸せでいっぱいになりました


わたしにとって花は見た時、贈られた時
その時々のシーンを思い出させてくれる

秋の代表花コスモスには
家族との幸せな思いが
いっぱいあるからこそ
今でも大好きな花なのでしょう

わたしの思い出話を最後まで読んで頂き
ありがとうございます