※2016年6月の記事に補足して再アップです


恋愛というものには
いろんなレベルがあるのです。

エゴ、ハート、魂、つまりは
思考や常識、感情や共感、魂や直感
3つの段階に分類してまとめてみました。


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【エゴ】の場合。

高収入だから、周りの評判がいいから、
両親が勧めた、気に入ってくれたから、という
他人軸視点です。

他人軸っていうのは
自分の感覚以外の
何かを判断基準にすること
私の場合は指しますので、
他人の意見から
社会的欲求、常識まで含みます。

『この人がパートナーなら
綺麗だし/有名人だし/セレブだし/いばれるし』
という自分の心の穴埋めパターンも含みます。

貧乏で苦労した人が
見下してきたひとを見返すために
必死にセレブ婚を目指すのもこれです。 

無価値観や劣等感、承認欲求が強いと
他人からの評価を得るための
パートナー選びをしがちなのです。

 ※パートナーシップ以外だと
ブランド物の洋服や収入で
マウンティングするのもこの心理ですね


ただし、
この『エゴ』というのは
時にはプラスにも働きます。

【実行力】【具現化する力】として
告白したり、デートプランを考えたり
やりたいことを実現させるのに
思考の力を使うということですね。





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【ハート】の場合→共感レベル

寂しさを埋めてくれそうだから。
優しくしてくれそうだから。

心の穴埋めタイプです。 

一見優しそうな人ほど恐いのですがね。。
外側には一切ネガティヴな面を表現しない人や
常に良い人、出来る人ぶってる人は
一見優しかったり評判良かったりしますが、
付き合いが深くなると
家庭でDVや罵倒や暴力を振るうなどの
ケースがあります。

内側に同じ怒りや不満を持ってるからこそ
共感することもあるでしょうが
その全ては投影ですので
どこかで無理がきやすいのがこの関係です。


→一緒になって何かに怒っていても
怒りは消えませんが、
一緒になって居酒屋でクダ巻いていたら
一時的にはすっきりするので
とりあえずは上手くいくかもしれません。

が、いつその矛先が相手に向くか?は
誰にもわかりませんね。
クワバラクワバラ。


可哀相な人なので助けたいから、
可哀相な人なので力になりたいから。
私がいないとダメな人だから。

→言うまでも無いですね。
ダメ男に尽くす下女がくっついたところで
ただの共依存カップルにしかなりません。
まあある意味相性抜群なので、
本人が納得してるなら構いませんが。


◇変形

劣等感と自己否定満載な私に
こんな素敵な
→サプライズプロポーズをしてくれたから。
→ダイヤの指輪をプレゼントしてくれたから。
→愛の言葉を投げかけてくれたから。

感動、心が震えた、劇的な、
ドラマティックな出会い、などなど。
夢見る乙女。社会派正義の同志。など。

→ありがちです。
サプライズプロポーズでフラッシュモブを
している動画もありますが、
あれで断れる人の方が凄い。
誰からも認めてもらえなかった感が
ある人ほどサプライズに弱いものですが、
サプライズの感動と
恋愛は関係ないのであしからず。
単にハートが震えただけです。

→また、
自己啓発セミナーやスピリチャルセミナーで
感動動画や泣けるエピソードを見たり、
吠えたり音楽かけて踊ったりして
一時的にハートが震え、
『この人が運命の人だ!』
と錯覚するのと同じメカニズムです。

だから感動系のセミナーでは受講生同士や
受講生と講師、スタッフでの
恋愛が多いのですが、
残念ながらそれは一時的なものです。



このハートの段階はプラスに働くと
→同じものに感動できる。
→一緒に喜怒哀楽を共有できる。

になります。

ライブや旅行や感動を共有して
子育ての幸せも辛さも共有して
育み合う家族愛も培われやすくなります。
それはそれで素晴らしことですね。
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【魂感覚】→共鳴レベル

あ!この人!と
身体が奥底から反応。

あ!この人と私結婚するんだ。
という『答え』だけくる感覚。

結構淡々としている。
落ち着きがあるけど確信がある。


で、
これは【答え】だけきちゃうものですから
頭では理解出来ないような
相手を選んだりします。

自分の魂が理屈抜きに選んだ相手なので
お互いの魂を磨く、
お互いもっと自由に生きるための
練習相手としても
すごく役に立つ相手です。


このレベルで選んでいる場合、
話は合わないし
同じ場所で楽しめないけど
でもなんか一緒にいる。
お互い違うことをしているのに
なんか仲良し。

という不思議な繋がり感になりやすいですね。

また、魂では繋がってるけど
3次元的に繋がりを求めるのは
ハートや思考が動いてることが多いです。
その感覚がつき抜けてる場合、
離れていても一緒にいようがいまいが、
常に一緒なので気にならなくなります。


ただし、
この【感覚】というものは
その時その瞬間のこと。
時間が経つごとに感覚が変わることも
珍しくありませんからね。




この三つのステージのうち、
通常は魂レベルで共鳴すれば、
そこから上の部分については
単にアトラクションとなります。

喜怒哀楽の感情が揺れながら、
価値観をお互い伝えながら、
お互いの欲求、望みを伝えながら
実現しあいながら、
関係を深めていくという感じです。




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どのステージが良くて
どのステージが悪いとかはありませんが、
今の時代において1番大切な基準は
【魂・直感】です。

無価値観、自己否定、劣等感、
寂しさ、怒り、見栄、常識や他人のススメから
パートナーを選択している人は
もしかしたらこれから
『ほんとにそんなことしてていいの?』と
追い込まれるかも知れません。

その時こそ、
『で、ほんとはどうしたいの?』と
自分に問いかけてみてください。




愛着障害の方や
自己否定が強い人の場合には
この魂レベルの声を
つかめないこともあります。

でも、
【感情の解放プロセス】で
お伝えしているように
【感情への自覚→表現→体感】を繰り返し
その声の邪魔をしている
感情部分がクリアになると
つかみやすくなってきますよ。


くれぐれも、

「私が正しいのだから
あなたは間違えている。」

「女性が上で男性は下だ。」

などと勘違いして
大切なものを失わないようにね。