感動系番組のシーズンも
終わりましたね。





私は障害者が描いた絵でも
響かなければ買いませんし
幼稚園児が描いた絵でも
コンピューターが描いた絵でも
響けば買う。

単にそれだけです。


その
【ピンとくるかどうか?】
【なんか好きか嫌いか】という
理由の無い感覚こそ
これからの時代に
大切にしていくところです。



『こんな可哀想な人が頑張って
◯◯しましたよ!ほら、涙!』

『大借金から逆転して
人生価値組み!』


そんな感動話に涙する人には
単に自分がほんとは頑張りたい。
自分も応援されたいって人が
とてもとても多いのです。

心理学的な【投影】という
概念をあえて使うなら
可哀想な人を救いたくなる
=可哀想な私を救って
です。

この世界の登場人物は
全て自分ですから。


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うっかりすると、
『何十年もの葛藤のすえ、
彼らはわかりあえたのだ。』話を
素晴らしいと思ってる人は
『何十年も葛藤しないとわかりあえない。』
『苦労のあとにある感動こそ素晴らしい。』
という思い込みの元に生きたりしますが、


いやいやいや。

今この瞬間パートナーとわかりあったっていいし
今空を見上げて『綺麗だなー』
今子どもを抱きしめて『幸せだなー』と
満ち足りたっていいのです。


苦しみの先に
幸せがあることもありますが、
ただそこにある幸せを見つけられて
感じられる心と身体になる方が
【半径5メートルの幸せ】は整いますよ。



ちなみに感動系番組とは別の世界線には、
『なんか楽しそうな人を応援したくなる!』
=『自分が楽しくしてると応援される』
という世界もあります。

※自分が貧しく苦しくなるのに
ワクワクキラキラ尊師に課金するのは論外です


まあ何を選ぼうが自由選択ですが、
好きなことをしてるだけなのに
愛されちゃうという
子どものような生き方を
大人になってからも出来るというのは
選択肢として知っておくといいと思います。


ただ、
言っておきますが、
全員から好かれるなんてありえません。

私自身、色々な経験を重ねましたが、

稼げば銭ゲバ
稼がなければ落ちぶれた

子どもを大切にしていたら偽善者
自分を大切にしていたら子どもを見ろ

などなど、
まあ外野は好き勝手言ってくるものです。


でも。

外野はどうでもいいんです。

大切なのは
本当に自分自身が
納得した生き方をしているか?


何かをして無いと、
人に役に立ってないと、
我慢して無いと努力してないと
人から嫌われるという恐れがあったりする人は
あっけらかんと幸せな人を嫌うもの。

そういう言いがかりや八つ当たりを
真に受けて
自分を押し殺していると
ますますストレスが溜まって
やがてブチキレちゃいますよ。


必要が無い方から、
価値観があまりにも合わない方で
攻撃の刃を向けてくる方からは
堂々と嫌われましょう。
 
その方が楽です。
即ブロック出来ますし笑


自分が別に好きじゃない人から
嫌われないように努力して
自分で自分を嫌いになるなんて、
論理矛盾も甚だしいですよ。







追伸。


ともすると

自己啓発/スピリチュアル

尊師型/共依存型セミナーにおいては

『感動演出』が使われます。


・大音量の音楽とダンス

・参加者とのハグやわかち合い

・苦労話からの成功話



これらは感情を揺れ動かしている時には

マインドコントロールしやすくなるという

心理誘導の手法になります。


くれぐれも惑わされないように。


踊りたいなら

フェスに行きましょう。



※参考書籍







あなたが自分を大切にするための選択は、

心静かにただ淡々と一歩ずつ

歩んでいくことが大切なんです。




※自分の整え方は

PDF書籍【半径5メートルの幸せ】にて

詳しくまとめてあります。