※2017年2月の記事に補足して再アップです
【感動に騙されちゃいけない】
別居子育ての反響、コメントに
引き続きありがとうございます。
※別居当時の記事です
シングルファザーとは言え、
大変だった部分の悩みは
普段から子育てしている女性の方にも
そのまま共通すると思いますので、
参考にできる部分は参考にしてくださいませ。
※ちなみに、『おっぱいが出れば
』とは何度も思いました。おっぱいは神。
さてさて、、、
そろそろこのネタを出そうかと思ったのですが、
『何を言ってるんだこれは。』
と思ってしまうタイプの
私の嫌いな感動ショートムービーがあるんです。
※あくまで個人的な感想です
『子育て一年間頑張ったママへの感謝を込めて
サプライズパーティーを企画するパパ。
一年間ありがとうbyパパ。
それを見て涙するママ。』
なやつ。
私はそれを見てこう思いました。
『サプライズパーティー企画する暇あるなら、
風呂入れたら？保育園送迎したら？
料理しないでいいよって、
頑張らないでいいよって、
たまには寝ててよって、
普段から言ったらどうすか？
やったらどうですか？』
まあ時には普段から
そうしている旦那もいるでしょうが、
このショートムービーを見て、
『泣いちゃったわ。』という女性は
大概は違うのではないかと推理します。
日々我慢と忍耐を重ねて、
嫌なんだけど、向いてないんだけど
育児子育て頑張ってるママは、
サプライズパーティーでこう思うのでしょう。
『ああ、
やっぱり嫌なことでも頑張ると
いい事があるんだわ。』と。
心理学風に言うとこうなります。
『嫌なことでも耐えていたら
やがて一時の幸せがやってくる。』という
信念※ビリーフ を
わざわざ強化するために
その体験を繰り返しているだけ。
その裏側に派生する信念はこうなります。
『幸せになるためには
嫌なことでも
耐えねばならない。』
さあ、
果たしてこれは
普通に自分の好きなことを生きて
幸せに過ごせるようになるのか？
わかりやすくするために
これを親子に置き換えるとこうなります。
『ピアニストを目指して挫折した
ママの欲求を満たしてあげるために、
私が犠牲になってママに喜んでもらおう。
向いてないし興味ゼロなんだけど
ピアノを習っていたら、
1年後にママが『頑張ったわね』って
サプライズパーティー開いてくれた。
だからこれからもピアノを頑張ります。』
※部活や習い事にも言えます
なんの意味があるのでしょうねそれ。
【自分が】好きなこと
【自分が】得意なこと
を自覚した上で、
ただ楽しいからとやり続ける。
そこに感動はいらないのです。
人からの承認もいらないのです。
無邪気、無意味、無目的。
それはさながら
砂場遊びして穴を掘り続けている
子供のようなもの。
『よく穴を掘れたね！表彰状！』も
『なんの役に立つの？』も
いらないのです。
ちなみに、
もういっちょわけわからない
感動ショートムービーがありました。
『お母さんがいない時に
必死に子育てを頑張っているお父さん。
子供が泣いてグズってるのに対して
奮闘して苦労するお父さんの姿。
※BGMはもちろん感動系』
一体何を伝えたいのか？
子育ては大変だよ？なのか？
母親はすごいんだよ？なのか？
私には全く理解不可能でした。
※子育てに呪いをかけるには成功してますが
基本的にうちはシングルファザーで
子育てしていたって
変にグズられることも無いし、
どこに行っても大抵めっちゃ遊んでるんで、
そういう
【子育ては辛くて大変で我慢するもの。
それをしているお母さんは凄いぞ。】
的な、辛さや我慢を煽るような、
美化しての感動を与えようとするような
そんな映像は
もうなんとも違和感でしたねえ。
きっと、
日々の夫婦生活や家族を築くのに
1番大切なものは、
感動ではなくて、
ささやかな感謝。
ふとした『ありがとう。』
それが
自然と出来るようになるためには、
やはり
自分という器をご機嫌で満たして、
溢れ出るものを他人に与えるだけだなーと
思うんです。
相手が尽くしてくれた。
サプライズしてくれた。
感動させてくれた。
うん。
それはそれとして、
『で、ほんとはどうしたいの？』
ですよ。
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