新潟乃風⑤ | お散歩日記

お散歩日記

路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。

今宵も新潟乃風が吹いております。一昨日より今夜にかけて南アルプスを通り越し、我が寝城たる静岡県に向け、一層強い新潟乃風が吹き付けておるのです。







ウェブを介して知り合った新潟仲間のビバ松氏のツイッターを追っていると、古(いにしえ)の新潟古町(←呼ゝややっこしい!)に関して惹き付けられるツイートが(正しくはビバ松氏がリツイートしている方なのでしょうか?何分ツイッターの仕組みを理解していない故に多謝ゝ)。ビバ松氏のツイッター






(以下引用)






今から18年ぐらい前の今頃の時期に、東京から新潟に来ました。
新潟市って全然イメージがなくて、何にも知らないまま来ました。
そしてそこで思わぬ展開が!
初めて感じる古町の独特な盛り上がりがめちゃめちゃエキサイティングでした。
他のどこにもない新潟らしいオンリーワンの古町に!


ファストファッション、ファーストフード、全国チェーン店、、安いし便利で行きやすいけど、本当にそれだけでいいの?
地域独自の文化や食、人間性が輝くべきじゃないの?
多分、今の若い人たちが当時の古町見たら驚愕するよ。きっと。
めちゃめちゃすごかったよww マジです。(心のつぶやき)






(引用ここまで)






・・・・・・・・十八年前と言わずとも、私が古町を訪れた四年前も、私にとってはそれなりに愉快でエキサイティングで魅力的な街でありました。新潟古町に発生したヤングカルチャーを世代ごとに検証する暇(いとま)も知識も私には無いのでありますが、上記のツイートを読むとヤングカルチャーの発信地たる帝都から来た若人を虜にする程の力が古町には宿っていた(いる)のではないでしょうか。







写真は或る年の冬、深夜。古町通り八番町大竹座(だいちくざ)前にて。現在は飲み屋が多く入っている大竹座ビルですが、嘗てはディスコが数多く店を構えていたとか。

「○○さんは昔ね、大竹座のディスコで黒服やっていたんだよ。信じられないでしょ?」

そのやり取りに於ける「信じられないでしょ?」は、「○○さん」の現在就いているお堅い職業故なのか、「○○さん」の典型的中高年テイストの風貌を指し示しているのかを、その時の私は追求しませんでしたが、「人に歴史あり、街に歴史あり」と纏めることで上記のツイートと上手い塩梅で絡み合っていると自画自賛するものであります。










今宵のディスコでフィーバーソング。ディスコと言うとこの曲を思い出す私は年齢を詐称している訳ではございません。七十年代~八十年代のディスコ族乃至はツッパリ族に愛聴されていた模様。違法改造のハコスカやケンメリに積んだロンサムカーボーイでフルボリュームにて聴きませう。