こんにちはトマト仙人

このブログでは広島県の東部、神石高原町の紹介をしています♪

 

先日、味噌作りワークショップがあったので参加してきましたよ♪

 

全国的にも昔は味噌作りは冬の仕事ととして、各家で作っていたと聞きますが、

神石高原町では、今でも手作り味噌を作っている家庭は結構多く残っており、毎年この時期になると、

どこかしらで味噌作り教室が開かれています。

 

これは神石協働支援センターで開催された味噌作り教室です。

ちなみにこちらの参加費は1500円に、材料であるお米10合分は持ち込みで、なんと5キロも作ります。

スーパーで味噌を買うことを考えたら、かなりの節約にもなります!そして何より手作りで体に優しい、美味しい味噌が作れますよ!

 

 

さて、今回の味噌作りワークショップはとある小さな集落で行われましたが、まず使われる材料が凄かったです。

 

神石高原町といえば、高原の寒暖差・一級河川の一番水・山に囲まれた澄んだ空気等などの最高の環境で、甘みと野菜の旨味が乗った一級品の農作物が作れることで有名ですが、山あいを縫うように田畑があるため、どうしても大量生産ができません。

 

今回味噌作りに使った材料は、そんな貴重な神石高原町産での中でも、とあるレストランや会員さん御用達の、オーガニック農家・伊勢村さんが作った大豆と、手作り米麹(もちろん米も伊勢村さんが作ったオーガニック)、そして粗塩のみで、シンプルながら究極の材料!

 

しかも講師も務める伊勢村さんの奥さんは味噌作りの達人ということもあり、このワークショップはチラシや広告も一切せずに、例年口コミだけで定員いっぱいになるそうです。

 

伊勢村さんが作った有機大豆。

 

ゆであがった大豆を食べてみたら、大豆の風味がお口いっぱいにふわっと広がって、

大豆そのもの味がしっかりしていました。いくらでも食べれます!

 

 

使った材料は、有機大豆、有機米麹、粗塩の三種類のみ。

素材の良さが詰まった味噌が出来そうです!

 

 

蒸しあがった大豆をミンチ状に潰します。

集会場にこうゆう業務用の機械があるって凄いなと感心しているうちに、次から次へと大豆がミンチになっていきます。

 

 

 

米麹と塩を混ぜて、

 

 

ミンチ大豆を入れて、材料が均一になるようにひたすら混ぜ混ぜ、こねこねしていきます。

こねて形がまとまっていく内に、なんだか愛着が湧いてきます。子どもからおばぁちゃんまで一緒にこねこねして、結構楽しい作業です。

 

 

 

あっという間にできました!

写真のように袋に入れて、空気を抜いて、容器に入れて、重しをして(塩で重しをするのがおススメとのこと。)、熟成するのを待つだけです!

 

意外と簡単!と思いましたが、材料を混ぜる前の作業(大豆を蒸したり、米麹を作ったり、分量を量ったり)も含めると、

相当な時間と手間を要します。

でもそうゆう作業も、みんなで集まってわいわい行えば、楽しいですよね。

 

参加者の皆さんは、もちろん1年分のお味噌を作っていかれました♪

 

市販で手に入るようになった物も手作りで。

丁寧な田舎暮らしが神石高原町にはあります。

 

 

作った味噌は半年~1年後には良い感じで発酵が進み、美味しく食べれるとのこと。

今から楽しみです✨

 

 伊勢村さんと味噌作り体験、観光協会ともコラボしてワークショップを企画していく予定ですので、ご興味あり方は是非後連絡ください☺️