8月の舞台『壬生魔浪士組』で演じさせていただく勝先生ゆかりの地を訪ね歩いてきました。
幕末歴史さんぽをお届けします!
まずは千代田線赤坂駅で降り、氷川へ向かいます。勝海舟さんが明治5年から亡くなるまで居を構えた地です。
坂の上の、見晴らし良さそうな場所が邸の跡地でした。
跡地は小学校から地域センターに変わり、その一角に今は坂本龍馬との師弟像が建っています。
坂を反対方向に下ると、溜池山王駅があります。
ここから南北線→東急目黒線を経由して、東急大井町線の北千束駅で再び下車。
洗足池を目指します。
暑い💦
洗足池は勝海舟さんが江戸無血開城の会議場所である池上本門寺へ向かうときに休憩をとり、その眺めが気に入って後年ここに別邸を構えたというゆかりの場所。
あまりに気に入って、お墓もここにしたのだそう。
勝先生と奥様のお墓に、しっかりご挨拶してきました。
隣には勝先生が私費で建てたという西郷隆盛留魂の祠と、西郷隆盛の漢詩碑も。
幕末明治の偉人同士の交流が見えるようです。
↑勝先生が好きだった洗足池
勝海舟記念館を見学。
洗足池の畔を歩き、東急池上線の洗足池駅に到着しました。
もしも、江戸無血開城がならず、江戸が火の海になっていたら、今の東京の姿はないと思うと、
私心でなく行動できた幕末のリーダーたちはすごいものだと感心します。
勝さんは「世界を見なければ生まれてきた意味がない」と言ったそうで、
「生まれてきた意味」とはなんだろう、と私も自省しました。
心に響くことがたくさんありました。
作品に活かし、作品のために生きてみたいと思います。
引き続き、ご予約お待ちしております!
劇団新劇団『壬生魔浪士組 最終章』
8/11(木)~14(日)武蔵野芸能劇場
ご予約👇
https://www.quartet-online.net/ticket/mibumaho3?m=0efbejj