せっかい「それは5年前の事だった」
~5年前~
せっかい「今日も島に異常はなさそうだな」
青のカボチャ「ええ、いつもどおり平和ですね」
せっかい「…ん、あれはなんだ?」
せっかい「…人間!?」
青のカボチャ「どうしてこんなところに人間が?」
せっかい「…何かを探しているみたいだな」
???「…どこだ、どこにあるんだ」
???「あれがないと…あれがないと…」
青のカボチャ「あの…何か探し物ですか?」
???「カボチャ!?」
???「…いや、そんなことより、バクラの薬草が生えている所を知らないか!?」
青のカボチャ「え、あの万能薬草のことですか」
せっかい「残念だがその薬草は2年前の大型寒波で全て枯れた。もう生えてこないだろう」
???「そんな…嘘だぁ!」
<バタッ
青のカボチャ「だ、大丈夫ですか!?しっかりしてください!!」
せっかい「とりあえず隠れ家まで運ぶぞ」
さくら「すごい熱ですね…服も濡れてますし…」
せっかい「…やはり大陸から海を渡ってきたようだな」
青のカボチャ「…必死にバクラの薬草を探してたのには何か訳がありそうですね」
???「ハッ…ここは…どこだ」
さくら「あ、気がつきましたか」
さくら「ここは私達の隠れ家です。あなたは倒れたんですよ?」
???「な、なんだと!」
???「倒れている場合じゃない!急いでバクラの薬草を見つけないと、見つけないと…」
さくら「まだ動いちゃ駄目です!また倒れちゃいますよ!?」
せっかい「先程も申し上げたがバクラの薬草はもうこの島には存在しない。住民の我々だからわかる」
???「だからって…」
???「ないんです…じゃすまされないんだよっ!」
青のカボチャ「……何があったのか話していただけませんか?手伝えることがあるなら協力します」
???「………………」
???「…このままじゃ、」
???「俺の家族はみんな死んでしまう…」
青のカボチャ「家族…?」
~20話につづく~
ずるずるっ!かわらそばです♪
この島の過去に一体何があったのか…
そしてバイより先にやってきた人間…
バクラの薬草を探し続ける理由とは…
次回のサバクラ漂流物語は少し更新が遅れます。
それでは~( ̄▽ ̄)ゞ
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