みなさん、こんにちは。
今日はこどもの日を前に、ちょっときつい話題ですが・・・

一人っ子政策のはずの中国の人口が増えています。

【中国の人口は13億4千万人 昨年の国勢調査 また増える】
_msn産経ニュース(平成23年4月28日)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/chn11042811500001-n1.htm

「でも中国って一人っ子政策してるでしょ?
 男女二人で一人しか産めないのに何で増えるの?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、増えているんです。

私が彼らと接していろいろと話を聞いてみると、結構離婚が多いようです。
特に上海などの都市部出身者の父母に離婚したケースが多いのです。

日本では父母が離婚すると、父親が引き取るより母親が引き取ることのほうが少し多いような気がしますが、中国では貴重な一人息子(娘)ですから、家を継ぐ男親が引き取ります。

そうすると、別れた女親(母親)のほうはまた次の男とくっついて、また子供を生みます。
こういうケースがとても多いので、実際に男女二人に子が一人という計算が成り立たないのです。

また、一人っ子政策には、いろいろと細かい例外があります。
各地方出身者の話はそれぞれに違うところもあるようですが(本人の勘違いであることも多い)、まとめてみると、

1 生まれた子供が男の子なら打ち止め
2 生まれた子供が女の子なら、もう一人生んでもよい
3 二人目の子供も女の子なら打ち止め


ということらしく、さらに上記によらず生まれた2人目の男の子や3人目については、かなりの罰金が設定されているということもあって、実際には生まれたのに届出が為されていない「黒孩子(ヘイハイズ)」と呼ばれる子供たちも多数いるのです。

つまり、今回増えたとされる中国人の人口についてはあくまで離婚して二人目を生んだものなどの戸籍上に記載のあるものであって、この「黒孩子」は含まれていないのです。

そしてこの「黒孩子」が人身売買にまわされたりもするのです。
もちろん普通の子供がさらわれて売買されたりもしますが、こうやって売られています。



外国人犯罪の増加から分かること



中華系協力者から入手したこの画像は本の表紙のようですが、これを見ると、一人2500元から2000元くらいのようです。

ちなみに韓国情報では、北朝鮮から売られる女性は中国語で「朝鮮猪」と言われ(北京語での「朝鮮族」の単語発音に似せた駄洒落?)、20代が15000元、30代が10000元、40代は7000~8000元だそうです。

この情報を元に考えると写真の女の子はずいぶんと安いですが、地域格差でしょうか。

顔を上げられないのは人間として扱われていない、家畜のような存在になってしまったからで、こんな値札を下げられて、買われていくわけですから、しかたありません。
上の画像の下の小さい写真をもう一度よくご覧ください。

彼女たちは屋内にいるときには、スカートをはいていません。
脱走しないように脱がされているのです。
別の写真では同じ女の子がスカートのみ取り換えられているので、スカート自体も彼女たちの持ち物ではないようです。

売られた子供がどうなるかというのは、女の子の場合は過疎の進む農家に買われて嫁になったりしますが、これだってそんな幸せな状態になるとは限りません。

こんなことになっているケースも。
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-3409.html
(↑中国元記事はすでにアクセス禁止でした)
彼女の場合も2000元だったそうですから、やはり人身売買にも地域格差があるようです。

さらに、こんなことになる場合があります。
http://taiyou.bandoutadanobu.com/?eid=1106595
こういう人たちも、もちろんこの国の人口に含まれていません。
いったい中国には何人の中国人がいるのでしょう。

私が掲載している例が特殊なのでしょうか?
そうかもしれません。
しかし、私たちがテレビでよく見る来日中国人富裕層のほうが中国国内ではかなり特殊な人々であり、あれが中国全体の経済社会の発展振りを示しているわけではないのです。

中国は経済大国といわれますが、犯罪大国でもあり、混沌大国。そんな国が隣国であり、これを解決することなく、各方面からわが国への進出と侵食を狙っているのです