2016J2リーグ第1節 徳島戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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劇的な勝利でした!
しかし課題も散見された試合でした。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第1節
フクダ電子アリーナ 2/28 16:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 1 徳島ヴォルティス
         (前半 0 ー 0)
         (後半 2 ー 1)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗
MF 富澤 清太郎(83分 → 山本 真希)
MF アランダ
MF 井出 遥也
MF 小池 純輝(63分 → 長澤 和輝)
FW エウトン(71分 → 吉田 眞紀人)
FW 船山 貴之



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 比嘉 祐介
DF 若狭 大志
MF 山本 真希(83分 ← 富澤 清太郎)
MF 佐藤 勇人
MF 長澤 和輝(63分 ← 小池 純輝)
FW 吉田 眞紀人(71分 ← エウトン)



得点

90+3分 吉田 眞紀人①
90+6分 長澤 和輝①



警告/退場

57分 エウトン 警告①
90+4分 多々良 敦斗 警告①



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:14-7
GK:8-8
CK:1-3
直接FK:9-9
間接FK:3-1
オフサイド:3-1
PK:0-0



今季得点

吉田 眞紀人①
長澤 和輝①



今季警告/退場

エウトン 警告①
多々良 敦斗 警告①





今季J2リーグとホームフクアリの開幕戦。
ジェフは、過去にあまり見た事がない様な。
劇的な勝利を収めました。


この勝利を呼び込んだのは。
最後まで勝利を目指し走り戦った選手だと思います。
その選手の背中を押し続けた我々サポーターも。
少しは勝利に貢献出来たかな、と思っています。


正直な感想は。
連携や意思の疎通がまだまだだし。
課題の大きさを感じる開幕戦でした。


ただ、この勝利は。
とても大きいと感じています。
最後まで勝利を諦めない選手の姿勢。
そして、実際に逆転し勝利する事が出来た。


黄色に染まったフクアリで。
なかなか厳しい試合展開の中で。
最後まで走り戦った選手と。
最後まで選手の背中を押したサポーター・スタジアム。


新加入選手の多い今季のジェフですが。
スタメン・ベンチに昨季から在籍する選手が3人しかいない開幕戦での。
この成功体験は。
間違いなく選手の意識に刷り込まれたと思います。


苦しい時や結果が出ない時にも。
振り返れる成功体験を、開幕戦で共有出来た。
これは、チームにとってもサポにとっても。
とても大きな事と思います!



この勝利は、心の底から嬉しいし。
つい酒の量も増えてしまいますが。
それで終わらせてしまっては。
私はいけないと思います。


選手にはもちろん、気の緩みはないと思いますが。
酔っ払いも、よい時こそ厳しい目で。
今季もそういう気持ちでやっていこうと思っています!


一日遅れですが。
ここからは、具体的な話を書きます。





徳島戦のメンバー。
妄想フォーメーションと2人違っていました。
ボランチが勇人→富澤、CBが若狭→イ。


プレビューもどきで書いたのと。
かなり違う試合展開だったと思います。
2016J2リーグ開幕に向けて兼2016J2リーグ第1節徳島戦プレビューもどき





まず、プレビューで書いた。
プレシーズンでジェフがよかった事。
これが、後半徳島が先制するまで。
ほぼ発揮出来なかった。




理由はいくつかあって。
これから書いていきますが。
一番の理由は。
徳島が、分析してきっちり対策・対応してきた事です。



ジェフの前の4枚にボールが入ると。
ジェフと同じ4-4-2の徳島は。
4-4の2列で、前後・左右に挟むディフェンス。


中盤~前線の距離感の悪かったジェフ。
徳島の対応で、更に2トップが孤立してしまったし。
小池と遥也の両SHのスピードも消されてしまった。



攻守の中心アランダ。
この試合でも、ボールを奪う技術や。
ボールホルダーに自由を与えない技術。
本物と感じさせるプレーを見せてくれましたが。
徳島は、中盤ど真ん中のスペースを。
避ける展開を狙ってきました。


スピードと技術のある2トップに素早くボールを当て。
そこに技術のある両SHが絡む攻撃。
ダブルボランチのポジションが低いジェフに対して。
徳島はダブルボランチが。
プレスやセカンドボールのチェックに、攻撃の組み立てに。
高いポジションに顔を出します。
これにジェフは苦戦します。


ジェフがプレシーズンに見せたfootball。
似たfootballを、徳島にやられる展開。
J1クラブは、ジェフを徹底的に分析してくる事はないと思いますが。
J2リーグでは、そんな相手は多分ほとんどいない。
想像はしていましたが。
やっぱりJ2は甘くないですね。


プレシーズンマッチ数試合やっただけなのに。
それ見てきっちり対策してくる対戦相手。
やっぱJ2は厳しいですね。




次に、ジェフ自身の課題。
ダブルボランチは、アランダの相方に富澤。
開幕戦ですし、関塚さんはディフェンスを意識した選手を選んできました。


アランダを前に押し出した戦い方であるならば。
アンカータイプの富澤とのコンビは。
いいと思います。
ちばぎんカップ柏戦の後半も。
コンビ組みましたし。


ただ、アランダは。
CBの間に落ちてきて。
後ろでボールを散らすプレーが多かった。
ディフェンス時は、中盤で前にチェックに行っていましたが。
基本的に低いポジションでした。


それなのに、富澤も前を意識しないポジショニング。
低いポジションのアランダと。
基本並列の関係。


これで、タテへの意識の強い前の4人は。
孤立する場面が多かった。


特に遥也。
遥也のドリブルは。
ジェフの攻撃のアクセント。
ボールが収まるし、時間を作れる。
ただ、タテに速く仕掛けたい場面で。
1・2テンポ、遅れてしまう事がある。


遥也は、攻撃の展開の中では。
緩急の“緩”のプレーが多い。
これを活かそうと思えば。
中盤に“王様”が必要。
今季のジェフの“王様”は。
間違いなくアランダだけれど。
アランダが後ろでボールを散らすプレーするならば。
相方は、前に出ていきたい。


開幕戦だから、ディフェンスに重きを置いた選手を選んだんだと思いますが。
これは反省点。
試合中にも、相手に先制されチームで攻撃に出るまでは。
なかなか修正出来なかった。


徳島が後半先制し。
よりディフェンスを意識して、後ろに重心が移るまでは。
やりたい事が出来ていたのは。
完全に徳島。
大きな反省点と思います。



それと、これはちょっと言いづらい事なんですが。
切り替えの早さとタテへの速さを意識するチームの中で。
富澤のプレーは。
ちょっと遅い。


CBだった昨季もそうでしたが。
余裕が有り過ぎるのか。
周りと意図が合わないのか。
プレーの選択が遅いと感じる。


“早さと速さ”を追求する。
シンプルなfootballを目指す今季のジェフ。
攻撃のリズム・テンポを変える遥也のプレーを活かすならば。
中盤・ボランチの選手には。
より“早さ・速さ”と、確実なプレーが求められる。


富澤自身も。
プレーに迷いが感じられる。
これは、とても大きな課題と思うので。
関塚さんや他の選手と。
早々に意識を合わせてほしい。


富澤が嫌いとかではなくて。
なんか窮屈というか。
本来のプレー出来ていないよねって、昨季から感じているので。
チームで修正してほしいです。




もう一つの、ジェフ自身の大きな課題は。
試合のテンポが単調だった事。


これも、昨季から続く課題ですが。
ディフェンス中心に戦ってくる相手に対して。
攻撃のテンポを変えられず。
同じリズムでプレーしてしまう時間帯が多かった。



まず、前の4人の内。
船山と小池は、タテに急ぐ意識が強過ぎた印象。
これが前の4枚とボランチの距離感の悪さの。
大きな原因だったと思います。


2枚のボランチのポジションが低く。
中盤からの組み立てが無く。
ディフェンスラインからのタテパスとロングボール中心の攻撃の中で。
前に急ぐ選手と。
時間を作ろうとする選手と。
セーフティーにプレーする選手がいて。
それぞれがお互いにプレー・テンポを変えられず。


タテに速い展開を。
させない事を、徳島は考えていたと思いますが。
その相手の対策に対して、無策な時間が長かった。



今季のジェフは。
昨季までと比べても。
ピッチに立つ選手の技術レベルは、明らかに上がっていると思います。
ただそれが、お互いに噛み合わないまま。
長い時間を使ってしまいました。


主に攻撃のテンポ・リズムをコントロールする。
“王様”の様に振る舞う選手。
新加入選手が多く、まだまだ連携等に不安のある現状では。
そういう選手をピッチに立たせてほしかった。
それが、率直な感想です。




もう一つ、ディフェンス面での課題を。


4-4-2の、4-4の2列がラインを揃えて。
相手を待ち構える守り方。
プレシーズンでは、中盤で相手に自由にボールを動かされる場面も多かったですが。
最後の最後で守り切る事が出来ていました。


徳島戦では。
4-4の2ラインの間にポジション取る相手アタッカーへの対応に。
課題が見えました。


前後に挟むのか、左右に挟むのか。
厳しくチェックにいくのか、遅らせるのか。
プレシーズンとは逆に。
ここから決定的な場面を作られる事はほぼありませんでしたが。
それは徳島の展開力・攻撃力不足に助けられただけであって。
大きな課題だと思います。


プレシーズンには、関塚さんも選手も。
この辺は、あまり問題視していない雰囲気でしたが。
J2のリーグ戦では。
開幕戦から、相手がこの様な対策を取ってくると。
細かい部分まで分析され、対策を取られると。
改めて、特に選手は感じているのではないでしょうか。




もう少し、指摘したい事があるのですが。
自分の知識・見識不足露呈されてしまうので。
この辺で終わりにします。





勝った試合なのに、課題ばかり書いてきましたが。
よかった事や、今後に多いに期待出来る事も。
沢山ありました。


それを、簡単に書いて。
まとめ様と思います。




後半小池に代わってピッチに立った長澤。
外に張るタイプの小池とは違い。
中にポジションする意識が強い。


技術と戦術眼に優れた“10番”長澤。
課題の中に書いた“中盤の王様”的なプレーを見せてくれました。
同じ様に技術に優れ、中に入っていきたい遥也が。
長澤と並ぶ事で、その力を大いに発揮出来たし。
遥也の外のスペースを。
阿部が効果的に使える様になった。


オフサイドで無効になった、船山のヘディングシュートの場面なんかは。
正にその流れと思います。



アランダをどう使うか。
中盤低いポジションで、ディフェンスにも力を使いつつ。
ボールを散らしてゲームを作らせるのか。
前に押し出して、ゴールに直結するプレーをさせるのか。


徳島戦では、後半リードされている場面で。
勝利の為に、富澤と共に前に出たアランダ。
プレシーズンは、アランダを前に出すプレーが多かったですが。
リーグ戦で、手堅く戦う為に。
アランダに低いポジションを取らせるならば。
前線の“王様”候補筆頭の長澤と、遥也の2列目のコンビは。
大きな可能性があると思います。



エウトン→眞紀人の交代後。
更に富澤→山本の交代で。
船山を1トップに残した。
4-2-3-1気味の布陣に変化したと思うのですが。
長澤を真ん中にもってきて。
ボランチ山本も、積極的に前のスペースを狙って。
ジェフは徳島を押し込む攻撃を見せてくれた。


技術と戦術眼のある選手が。
目の色変えて、攻撃に出てくれば。
大きな破壊力があるし、相手に取っても嫌な事と思います。


後半相手にリードされた、厳しい状況なので。
選択した戦い方と思いますが。
もちろんリスクを考えないといけないですが。
リスクを度外視すれば、これだけ迫力のある攻撃を展開出来る。
そしてゴールを決める事が出来る。
それを、選手もサポも。
確認する事が出来た。


過去、勝負の場面に弱く。
大事な試合を落としてきたジェフですが。
今季は、選手のメンタル含め。
本当に期待出来るチームになれると感じています。




選手個人にフォーカスすると。
アランダ・エウトン・長澤の3人は。
元々前評判が高く、プレシーズンにも高いレベルのプレーを見せてくれていましたが。
コンディションと連携がよくなれば。
更にすごいプレーを見せてくれる。
そういった、大きな期待があります。



よかった選手を挙げれば。
キリがないんですが。
徳島戦の、個人的“Man of The Match”は。
左SB、阿部翔平です。


淡々と、しかし確実に求められるプレーをしている印象です。
攻守に渡って隙が少ない。
上背が無いのに、相手に自由を与えない競り方をする。
試合の展開に合ったポジショニング。
視野の広さと落ち着きっぷり。
私の率直な印象は。
控えめでSBになった“山口智”って感じです。


ディフェンスラインのリーダーは。
おそらく近藤と思いますし。
GKのキャプテン優也も。
ディフェンスラインをコントロールする役割を担っていくでしょうし。
中盤の“王様”は。
アランダと長澤だと思いますが。
阿部は、影のキープレーヤーというか。
実は一番ピッチにいないと困る選手だと思っています。





昨日の徳島戦。
お兄ちゃんと2人で参戦だったんですが。
試合前の、ジェフのスクールのイベント含め。
寒さ対策がイマイチだった私は。
一日中寒さで震えていた気がします。


案の定今日は寒気がして。
ちょっと疲れてしまったので。
この辺で終わりにします。


今日書けなかった事は。
次節岡山戦プレビューに書こうと思っています。
書けたら、ですが。



J2リーグとフクアリの今季開幕戦。
劇的な勝利でしたが。
今後への大きな課題と。
大きな期待を感じる試合でした。


繰り返しになりますが。
この勝利は。
選手に取っても関塚さんにとってもクラブに取っても。
そして我々サポに取っても。
本当に大きかった。


生まれ変わったと言ってもいいチーム。
毎試合まだまだ課題が出てきて当然です。


それを日々の練習で克服し続ける事。
これを関塚さんと選手には求めていきたいですし。
我々サポも。
目の前の結果だけに心奪われずに。
辛抱強く、クラブと共に戦っていきたいですね!



今季は、関塚さんに取ってもクラブに取っても。
とても重要なシーズンだと思います。


今季、思う様な結果が得られなければ。
関塚さんもクラブも。
厳しい現実が待っている。
それは間違いありません。


我々サポーターは。
徳島戦のメンタル・応援を。
シーズン最後まで続ける事。
それのみです!



まだ1試合終わっただけ。
残り41試合を。
徳島戦と同じメンタルで戦えるか。
選手もサポも。
同じ課題と思います!



ちょっと中途半端ですが。
まあ、それはいつも通りですが。
この辺で終わりにします。


最後に。
試合前日深夜の。
私のInstagramを貼っておきます。


本当に黄身が二つ出てきて。
ジェフが2点取って勝ったんだよ!
2/27深夜の投稿(Instagram)





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
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今日の一言「まだたった1試合だけれども、これをあと41試合続ければ昇格だぜ!」