2016J2リーグ第6節 セレッソ戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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とても悔しいというか、勿体無い試合でした!
“勝ち点1”は手にしたかった試合でした。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第6節
キンチョウスタジアム 4/3 16:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 2 セレッソ大阪
         (前半 0 ー 2)
         (後半 1 ー 0)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗(80分 → 北爪 健吾)
MF アランダ
MF 山本 真希(46分 → 富澤 清太郎)
MF 長澤 和輝
MF 小池 純輝(46分 → 吉田 眞紀人)
FW 船山 貴之
FW エウトン



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄作
DF 北爪 健吾(80分 ← 多々良 敦斗)
MF 佐藤 勇人
MF 井出 遥也
MF 町田 也真人
MF 富澤 清太郎(46分 ← 山本 真希) 
FW 吉田 眞紀人(46分 ← 小池 純輝)



得点

46分 エウトン①



警告/退場



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:7-19
GK:13-10
CK:5-6
直接FK:7-7
間接FK:2-1
オフサイド:1-0
PK:0-0



第6節時点
J2リーグ 9位
勝ち点 10
得点 6
失点 5
得失点差 +1
完封試合 3



勝ち①②③
分け①
負け①②



今季得点

吉田 眞紀人①
長澤 和輝①②
船山 貴之①
山本 真希①
エウトン①



今季警告/退場

エウトン 警告①②
多々良 敦斗 警告①
アランダ 警告①
山本 真希 警告①





最初に書いた様に。
とても勿体無い試合をしてしまったと。
一日経って、改めて感じます。


前半はセレッソがよくて、ジェフがまったくダメで。
後半は、ペースを落としたセレッソを攻め立てたジェフですが。
最後は、自分達からクロスを放り込む戦い方にシフトチェンジしてしまい。
1点が奪えず敗戦。


お互いに、今現在のよい面と悪い面がはっきりした試合と思いましたが。
ジェフは自滅してしまった部分も大きいと感じます。


一日遅れの更新なので。
今日も簡単に、勝手に振り返ります!





まずはメンバーから。
2トップの一角が、眞紀人→エウトンに変更。
その他のスタメンは前節群馬戦と変わらず。
フォーメーションは今節も“4-4-2”。


ベンチからは、GK岡本とFW菅嶋が外れ。
GK藤嶋とMF也真人がベンチ入り。
ベンチにはCBがおらず、MFが4人でFWが1人。
富澤はCBとボランチ両方で考えているのかもしれませんね。



ベンチのMF4人は。
ボランチ2人と2列目2人。
攻撃に変化を付ける事と、1点を守り切る事。
両方を睨んだベンチの選手構成でしょうか。
北爪も、試合展開によって。
SBとしての役割と、SHとしての役割どちらも求められていると思います。


中盤から前の“4-2”の6枚の内。
FW船山・2列目長澤・ボランチアランダの3人が。
現状では絶対的な存在で。
交代は残りの3枚かSBで、試合の展開に変化を付ける。
関塚さんはそう考えているのかな、と勝手に思っています。





試合の内容について。
まず最初に書いた様に。
前半はセレッソがよかっただけでなく。
ジェフの出来がとてもよくなかったと思います。


セレッソに圧倒されてしまったのは。
ジェフの選手達自身の責任でもあると思います。




セレッソは、私の勝手な予想に反して。
前から積極的にプレッシャーを掛けてきましたし。
ジェフの2トップにも厳しくチェックにきました。
きちんとジェフを分析して、対策してきた印象です。


攻撃面では、概ね予想通りというか。
前半序盤以外は長いボールはあまり蹴ってはこず。
“4-2-3-1”の前の4枚にタテパスを入れて。
そこからボールを動かしてきました。



ディフェンスラインを無理には上げず。
相手を待ち構える守り方の今季のジェフですが。
ボールに対して人数掛けて守っても。
セレッソの選手から、ボールを奪い切れない場面が多かった。


CBとSB、SHとボランチがラインを揃え。
2枚3枚でボールにチェックにいき。
相手を挟みにいっても。
ボールを奪い切れずに交わされてしまう。


ボールに人が集まっているから。
周りにはスペースが出来て。
後ろや逆サイドからそのスペースに入ってくる選手に。
自由を与えてしまう場面が多かった。



ボールを奪っても。
セレッソのプレッシャーに対して。
中途半端なプレーが多く。
それがミスにつながって。
ボールを奪われ、またセレッソに攻められる。
この繰り返しでした。


選手の運動量が少ないと感じましたし。
厳しく、しかもポイントを突いてプレッシャーにくる相手に対して。
動きが単純というか。
相手が想定して待ち構えている動きばかりで。
相手をまったく上回れず。
セレッソは対処しやすかったんじゃないかと思います。



もう1点、気になったのが。
セレッソも、アランダを避ける様に。
ボールを動かしてきた事です。


アランダのボール奪取からの、素早いタテへの展開。
主に長澤がSHでプレーする左サイドでのプレーが多いアランダですが。
やっぱり、どこのクラブも警戒し対策してきますよね。
長澤が空けたスペースを埋めるポジション取りが多い、アランダと左SB阿部。
アランダを避けて、阿部の後ろのスペースへ。
これから多くのクラブが狙ってくる、大きなジェフ対策だと思います。


昨季パウリーニョ対策されて、失速したジェフ。
同じ失敗を繰り返す訳にはいきません。




前半にジェフは2失点。
いずれもセットプレーからの失点でしたが。
試合の流れは、完全にセレッソ。
前半のシュート数は。
ジェフ3本に対して、セレッソ12本。



勝手に前半をまとめると。
きっちりジェフに対策してきて。
ジェフにやりたい事をさせず、その上でジェフを攻略しようとしてきたセレッソに対して。


試合の入りからプレーが重い上に。
相手に対策されて、その対策に対抗する事が出来ず。
ほぼ何も出来なかったジェフ。



新たにチームを作っているジェフ。
相手に厳しく対策されると。
それに対抗出来る程、選手間の連携や意図の共有が進んでいない。


圧倒的な優勝・昇格候補と言われながら。
きっちりジェフに対策し。
主にディフェンス面とボールの動かし方を修正してきたセレッソ。


ボランチソウザと左SHブルーノが。
左SB丸橋と共にジェフの右サイドで仕掛け。
スペースの空いた真ん中と左サイドを、トップ下柿谷と右SH杉本が突いてくる。
後ろから右SB松田も上がってくる。
左を警戒すると、逆サイドにボールを動かしてくる。


ジェフがボールを奪うと。
前からプレッシャー。
予想以上にボランチソウザが前に出てきて。
攻守に中盤を牛耳られてしまった。



前半の結果は。
試合前の準備の段階で。
ジェフが負けていたって事だと思います。
それと相手に圧倒されてか。
気持ちも受けに回ってしまった印象です。


お互いに手堅い試合展開を狙ってくる。
事前の予想ではそうでしたが(酔っ払いだけ?)。
そんなのは最初の5分くらいだけで。
前半だけ見れば、完全なジェフの負けゲームでした。


それと、昨季はあれだけ強かったセットプレーのディフェンス。
ちょっと心配です。
ゾーンで守っていますが。
次のプレーが遅いというか。
ボールを見てしまっている。
ペチュニクやキム・ヒョヌンの様な。
絶対的な強さ・高さのある選手がいない今季。
最初のプレーの次が大事だと思うのですが。



昼前から千葉城で花見して。
家族で楽しかった気分が。
一気に萎んでいく様な。
そんな前半でした。





下手すると、過去に湘南や北Q州にやられた様に。
ボコボコにされてしまうかもしれない。
しかもアウェーゲーム。
常に根拠も無く前向きな酔っ払いが。
少し凹んでしまうくらいの前半でしたが。
後半開始から、試合はまったく違う展開になります。




一番の理由は。
2点のリードで気が緩み。
前からの厳しさが無くなったセレッソのプレー。


前半最後の10分くらいは。
セレッソのプレッシャーが緩くなり。
前半怖かったボランチソウザのプレーも落ち着いてきて。
ジェフは中盤ど真ん中で、ボールを持てる様になり。
徐々にボールを動かせる様になってきた。


前半の調子で、後半もプレーされたら。
今のセレッソに勝てるクラブは。
J2にはなかなかないと思う。


ただ、前半から飛ばして。
疲れもあり、前から攻守に仕掛ける姿勢が無くなった事で。
セレッソの、今の課題がはっきりした。
攻撃にストロングポイントの多い選手達が。
受けに回れば、そんなに怖くない。



二つ目の理由は、ジェフの選手交代。
後半開始から、2枚交代カードを切った関塚さん。


前半終了間際に負傷した山本がピッチを後にし。
ボランチに富澤。
右SHの小池に代えて、ここまで3試合2トップの一角としてスタメンだった眞紀人。


これで、試合の流れが完全に変わり。
ジェフがセレッソを攻め立てる展開に。




まずは、眞紀人に関して。


ここまで3試合、2トップの一角としてスタメンだった眞紀人。
純粋なポストプレーヤーではないものの。
常に相手の裏のスペースやディフェンスラインの間を狙う、相方船山とのコンビで。
ポストプレーや、前からのディフェンスを主な役割としてきましたが。
セレッソ戦プレビューで書いた様に。
本来の持ち味ではないプレーを主に求められ。
眞紀人自身消化不良の試合が続いていたと思います。

2016J2リーグ第6節 セレッソ戦プレビューもどき



ここまで右SHとしてスタメンで使われ続けた小池。
左SH長澤が自由にポジションを移し。
空けたスペースをFW船山と左SB阿部が使い。
アランダがケアする。
そんなここ3試合の左サイドに対して。
右では、小池がサイドに張り。
常にタテへの仕掛けを狙い。
左からの攻撃時には、ゴール前に入っていく。
その外側のスペースを。
右SB多々良が狙う。


ジェフの一つの攻撃パターンだと思いますが。
セレッソは、きっちり小池にも対策してきた。


左で上手く展開出来ない中で。
右での小池の仕掛けも対策される。
ジェフとしては、前半攻め手が無かった大きな理由ですが。
ここに、タテやスペースへの仕掛けだけでなく。
ポストにもなれる眞紀人が入った。
これは、ジェフ対策してきたセレッソに取って。
ジェフの大きな変化だったと思います。


眞紀人としても。
より、自分のやりたいプレーが出来るポジションだったと思います。




次に、山本→富澤のボランチ同士の交代。
今季山本とアランダのコンビで望んだ4試合は。
アランダは、主に中盤のフィルターとなって攻撃の第一歩になる事と。
中盤のバランス取りとスペース管理。
これが大きな役割で。
相手ゴール近くでのチャンスメイクは。
毎試合限られたプレーでした。


山本に代わって、富澤が相方になった事で。
ディフェンス面での役割を、ある程度富澤に任せられた事で。
アランダが前に出ていく場面が増え。
それに対応して。
セレッソのボランチソウザが。
前に出てくる場面が減り。
柿谷や杉本にフリーでボールが渡らなくなった事。




アランダのプレーの変化が。
本当に大きかったと思います。


アランダが高いポジション取れる様になり。
アランダからボールが動く様になり。
セレッソはアランダにチェックにきますが。
前半燻っていた、船山・長澤がスペースに動ける様になり。
空いた左サイドを、SB阿部が使える様になった。


右サイドでは。
サイドに張る小池対策してきたセレッソですが。
中に外にスペースを狙い。
ポストにもなれる眞紀人が入った事で。
対応が後手になり。
SB丸橋が上がってくる事も防げた。




ジェフの後半開始早々のゴールは。
正に、ここまで書いた様な流れから。


セレッソ陣内右サイドでのジェフのスローインから。
エウトンが競ったボールに、富澤がチェック。
中に入っていた長澤へのパス。
この時、長澤の後ろを大回りして。
アランダは左サイドのゴール前へダッシュ。


長澤がキープし。
船山が長澤に近寄ってきたところで。
そのままサイドに張るエウトンの前を通り。
眞紀人がペナルティエリアへ猛然とダッシュ。
セレッソの選手が、ペナルティエリア右角に7人集まってきたところで。
長澤からボールを受けた船山が。
左サイドどフリーのアランダへパス。


この流れを見れていた。
多分セレッソ右SB松田がアランダのチェックにきて。
GKもコースを塞いでいたので。
アランダはシュートを打てませんでしたが。
今度はサイドにいたエウトンが。
眞紀人の後ろを通り越してゴール前へ。


アランダからの、丁寧なグラウンダーのクロスボールを。
エウトンが左足で合わせて。
きれいなゴールが決まりました。




このプレー・ゴールで。
前半受けに回ってしまったジェフが。
完全に勢いを取り戻し。
セレッソを圧倒的に攻め立てます。


前半あれだけ強かったセレッソですが。
事前の対策に、ジェフが対抗し対策してきた事と。
自分達からプレッシャーを緩めてしまった事で。
丸っきり違う試合になりました。



ジェフがボールを動かし。
セレッソはカウンターを狙う展開。


セレッソのカウンターは。
後半選手を代えてきてからは。
特に大きな驚異でしたが。
前半と違って、選手個人に頼ったプレー。
やられる感じはしませんでした。



この辺が。
セレッソの今現在の課題と思いますが。
ボールを動かすジェフも。
相手を崩せているのに。
シュートを打てない展開。


エウトン・船山・長澤・多々良が決定的な場面を作りますが。
ゴールは生まれず。
その他の場面でも、相手を崩せているのに。
シュートを打たない。
酔っ払いの、正直な印象です。


よく、決定力がって話になりますが。
シュートをもっと打たないと。
決定力が上がる訳がない。
これが、ジェフの今の大きな課題の一つと思います。




もう一つの、ジェフの大きな課題。
ボールを動かし、選手も動き。
セレッソを押し込めているのに。
最後、北爪を多々良と交代させ。
多分3バック気味にして、クロスボール攻撃を選択してしまった。


前半から飛ばしたせいで、動きが重くなったセレッソは。
ジェフの変化に対応出来ていないのだから。
アーリークロス爆撃ではなく。
じっくりボールを動かして、最後までゴールを狙いたかった。


ジェフにも疲れがあったとは思いますが。
セレッソのカウンターは怖かったですが。
あそこで、自分達からペースを変える必要は無かった。
酔っ払いは、勝手にそう思っています。


あれだけ効いていたアランダと長澤が。
アーリークロス爆撃で、すっかり消えてしまった。
結局ジェフにその後ゴールは生まれず。
悔しい敗戦になってしまいました。





もう眠いので。
簡単にまとめます。


試合前の準備で遅れを取り。
前半は精神的にも受けに回ってしまい。
前半に2失点。
後半巻き返しましたが。
やっぱり前半の2失点が大きかった。


前半の失点が1点ならば。
後半、自分達の流れでゲームを進めている場面で。
もっとシュートを打てれば。
最低でも引き分けに持ち込めた試合でしたし。
上手くやれれば勝てた試合でした。


この試合の結果は。
強いセレッソが、ジェフにきっちり対策してきた事と。
ジェフが、勝手に自滅してしまった事。
その結果だと思います。



今季ここまで。
ジェフは6試合で6得点。
6試合で5失点。


得点を増やし、失点を減らす。
ここまで、今季のその目標は。
まだまだ道半ば。


まだ6試合。
まだまだここから。
そうは思っていますが。
いつまでも、そんな事は言っていられない。


セレッソに負けて。
勝ち点で6差を付けられた事は。
ジェフにとって、厳しい現実です。


ただ、セレッソ戦で。
課題だけではなく。
よい面や、次への希望も見えた。


この厳しい敗戦から。
何を学び、次に活かすか。
これこそ、今ジェフに求められている事で。
サポだって、前を向いていく事が大事だと思います。



J2で優勝し、自動昇格する為に。
負けて下を向くのではなくて。
次に必ず活かす事。


それを、選手・クラブも。
そして我々サポーターも。
強く意識していきたいですね。



もう眠いので。
今日はここでお仕舞いにします。
セレッソ戦で感じた課題に対してどうするか。
次の金沢戦プレビューでまとめる予定です!


あくまでも予定ですから!





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