2016J2リーグ第32節 山口戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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リーグ戦3連勝はならず。
とても悔しいドローゲームでした!
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第32節
フクダ電子アリーナ 9/18 16:00 kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 1 レノファ山口FC
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 1)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 比嘉 祐介
DF 近藤 直也
DF 若狭 大志
DF 丹羽 竜平
MF 富澤 清太郎
MF 長澤 和輝
MF 町田 也真人
MF 北爪 健吾(66分 → 井出 遥也)
FW エウトン(84分 → オナイウ 阿道)
FW 船山 貴之(74分 → 大久保 裕樹)



ベンチメンバー

GK 岡本 昌弘
DF 大久保 裕樹(74分 ← 船山 貴之)
DF 阿部 翔平
MF 佐藤 勇人
MF 井出 遥也(66分 ← 北爪 健吾)
MF 小池 純輝
FW オナイウ 阿道(84分 ← エウトン)



得点

65分 エウトン⑩



警告/退場



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:10-11
GK:19-7
CK:3-2
直接FK:7-14
間接FK:3-2
オフサイド:2-1
PK:0-0



第32節時点
J2リーグ 10位
勝ち点 44
得点 43
失点 39
得失点差 +4
完封試合 10



勝ち①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪
分け①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪
負け①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩



今季得点

町田 也真人①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩
エウトン①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩
船山 貴之①②③④⑤
長澤 和輝①②③④
井出 遥也①②③
オナイウ 阿道①②③
吉田 眞紀人①②
富澤 清太郎①②
山本 真希①
近藤 直也①
阿部 翔平①
丹羽 竜平①



今季警告(累積警告)/退場

アランダ 警告②/退場①
エウトン 警告⑤(①)
長澤 和輝 警告④(①)
イ・ジュヨン 警告③
船山 貴之 警告③
近藤 直也 警告③
井出 遥也 警告②
山本 真希 警告②
富澤 清太郎 警告②
町田 也真人 警告②
オナイウ 阿道 警告②
若狭 大志 警告②
多々良 敦斗 警告①
阿部 翔平 警告①
北爪 健吾 警告①
吉田 眞紀人 警告①
大久保 裕樹 警告①
佐藤 優也 警告①
菅嶋 弘希 警告①
丹羽 竜平 警告①





後半ロスタイム、山口に同点ゴールを決められて。
ジェフは今季初の3連勝ならず。
とても悔しい結果に終わってしまいました。


ただ、ジェフは勝つ事が出来ませんでしたが。
エウトンの先制ゴールまで。
試合の主導権を握っていたのはジェフだと感じましたし。
ジェフには、運が無い事もあった。


後半ロスタイムに追い付かれ。
またか...みたいな意見も多く見ましたが。
そこまで悲観する内容の試合では無かったと思います。


試合自体は、お互いにとてもよい内容でしたし。
見ていて単純に面白い試合でもありました。


ジェフには、ちょっと運が無かった。
山口は強かった。
この結果はしょうがない。
私はそう感じています。



約5ヶ月前、アウェーゲームで。
山口のfootballの前に、ボロ雑巾の様にされた事を思い出せば。
“長谷部ジェフ”は、決して歩みは速くはありませんが。
確実に前に進めている。
そう感じた試合でもありました。


選手や監督は、もちろん“プロ”ですから。
結果がすべてって面も、もちろんあります。


ただ、“結果”だけがfootballではないと私は思っていますし。
“結果”以外の部分を含めて、我々はfootballに魅了されているんだと思います。



この試合、私はジェフはとてもよく戦った、そう感じています。
それを、ズラズラここから書こうと思います!


※二日掛けて書いているので。
“今日”“昨日”等の言葉の間違いは。
スルーでお願いします!





まずは今日もメンバーから。



ジェフはこの試合も“4-4-2”フォーメーション。
スタメンは、右SHが菅嶋→北爪以外は前節岐阜戦と同じでした。
その菅嶋は、ベンチにも入らず。


ベンチから真希が外れ、遥也と小池がベンチに復帰。


菅嶋は怪我でしょうか。
ヴェルディからレンタル移籍中の菅嶋。
次節ヴェルディ戦は、確か契約で出場出来ないと思います。


菅嶋欠場の理由が分からないですが。
怪我ならば、ジェフにとっては。
大きな影響がありそうです。
その後、“体調不良”との情報を見ましたが。
実際の所はどうなんでしょうか。



対する山口。
ジェフユース出身で、元ジェフリザーブズの鳥養が右SHでスタメン。
鳥養は、ジェフの育成組織出身ですが。
トップチームには昇格出来ず。
ジェフリザーブズ最後の選手の一人でした。


JFLのクラブにいくつか移籍し。
山口に加入後、J2に昇格し。
フクアリに今回帰ってきました。


鳥養のプレーには、少しだけ注目していました。
今季はスタメン外れる試合だったり、途中交代や途中出場が多かったと思いますが。
ジェフでプレーした選手が。
例えトップチームに昇格出来なかった選手だったとしても。
対戦相手の選手として、フクアリでプレーする姿を見るのは。
私は、嬉しく感じますし。
鳥養も、ジェフのサポーター他に感謝の言葉を述べていました。


クラブとしての裾野の拡がり。
その一つだと思います。


ただ、そういった選手の為にも。
ジェフは昇格し。
J1で戦うクラブにならないといけないな。
改めて、そう感じました!





ここからは、簡単に試合を振り返ります。


一応、試合前の“プレビューもどき”のリンクを貼っておきます!
宣伝です!


“2016J2リーグ第32節 山口戦プレビューもどき”



山口は、これまで通りに。
細かくパスをつないでボールを動かし。
テンポを変えたタテパスを前に入れてきて、ゴールに迫ってきます。


“長谷部ジェフ”が、山口のfootballに対して。
どういう戦い方を選択するか。
これが、試合前の、大きな関心事だったと思います。




今節も“4-4-2”のジェフ。
前半開始早々は、お互いに無理した形で突っ込んで。
お互いに忙しい展開でしたが。
徐々に山口がディフェンスラインでボールを保持し。
ジェフの隙を窺いながらボールを動かす展開に。


対するジェフは。
“4-4-2”の3ラインが、それぞれきれいに隊列を整え。
山口を待ち構える体制を作ります。



山口の、細かくボールを動かしゴールに迫ってくる戦術は。
現時点で、チームの“成熟度”としては。
ジェフよりも上だったと思います。


ボールを動かす事で、相手選手を動かし。
相手が空けたスペースに選手が動き、そこにパスを入れる事で。
更に相手選手を動かし、自分達のペースで攻撃する事を意図し。
試合を進める山口。


選手とボールの動きには、明確な約束事とパターンがあり。
それを何百回・何千回と繰り返し練習し。
身体に染み込んでいるであろう山口の選手。
スカウティングして、頭では分かっていても。
簡単には対応出来ないくらいのレベルまで。
チームとして“身に付いている”戦術と思います。


これに対抗する為には。
選手の個人能力・センスで相手を圧倒するか。
山口と同じレベルで、チームが連携し連動するか。
べったり引いて、徹底的にスペースを消すか。
これしかないかな、と試合前に妄想していましたが。
まだチーム作りの途上にあるジェフは、山口相手によく戦ったと思います。



試合開始早々は、お互いにバタバタしましたが。
試合が落ち着く様になってからは。
ジェフは、山口の意図によく対応・対策し。
山口のやりたいプレーをさせなかった。


ちょっとだけ、簡単に書くと。
山口の選手は、常にボールの周りに適切な距離を保つ選手が複数いて。
ボールを持つ選手は、細かくパスを出してボールを動かすだけではなくて。
“ドリブル”っていう選択肢も持っている。
昨日の試合では。
6番望月・7番福満・8番島屋、この辺の選手が。
ペナルティーエリア近くで、特にそういうプレーで仕掛けてきた。
これに、対戦相手は苦労するのですが。
昨日のジェフは、“カバー&フォロー”を。
強く意識し、対応する事が出来ていた。


昨日の試合では。
エウトン・船山の2トップと。
右SHに入った北爪の。
コースの切り方やディフェンスに。
課題を指摘する意見を見ましたが。
周りや後ろの選手は。
それを意識し前提とするディフェンスが出来ていたと。
酔っ払いは思います。


若干後手に回る事は有りましたが。
例えば北爪が、ゴールに向かってくるコースではなくて。
外に展開するコースを切っている場面が見られたと思いますが。
前半は、後ろのディフェンスラインの4人と長澤・富澤のボランチコンビが。
そこをよくカバー出来ていたと思います。


“そこに相手を誘い込んでいた”とは思っていませんが。
それを想定するディフェンスは。
チームで意識出来ていたと思います。



もう一点。
ジェフの選手は、本当によく走り。
球際や競り合いで、身体を張ってよく戦えていた。


セカンドボールの奪い合いも。
ジェフ陣内では負けていなかったと思います。


ボールを奪ったり、セカンドボールを拾えば。
攻守の切り替え早く、エウトン・船山の2トップにボールを当てる。
そこで時間を作り、也真人や北爪や長澤が。
ゴールに向かってプレーする。


山口としては。
ボールを保持しているけれど。
ボールを動かして作った隙に、選手とボールが入っても。
ジェフが粘り強く対応してくるし。
ボールを奪われると、簡単に2トップに展開し。
長谷部さんも指摘していた、“山口の弱点”である。
2CBとその間に降りてくる“10番”庄司が動いて空ける。
ペナルティーエリア前のスペースを。
簡単に突かれる。



山口がボールを保持し、試合を動かしている様に見えて。
やりたい事が出来ていたのは。
私は、ジェフだったと思っています。


前半はお互いに。
いくつかの決定的な場面を作りましたが。
よりゴールに近かったのはジェフだと思いますし。
ストレスをためていたのは、山口の選手と思います。



ハーフタイムに、そんな感じの事を呟いたんですが。
後半、少し試合の展開が変わってきます。




ジェフは、選手交代無し。
山口は、怪我なのか他の理由か。
先に選手を代えてきます。


前半は、私はジェフペースの試合と思っていましたが。
やはり走らされる分、運動量の減るのが早いのは。
ジェフでした。



前半、チームの中心として。
攻守に走り回って、カウンターからのチャンスを作れていた也真人が。
徐々に、“攻守の切り替え”の起点に。
なかなかなれない展開に。


代わって、“相方”富澤との関係が。
“ヨコ”から“タテ”に変わった長澤が。
かなり広い範囲を走り回り。
チームを支えますが。
徐々に山口のボール回しが利いてきます。



山口に決定的な場面を作られ。
ジェフは段々下がってしまう展開。
私は、攻撃面で変化を与えて。
山口を押し返す事を。
長谷部さんは、遥也に期待していたんだと思います。


ところが、遥也が交代する直前に。
富澤の、山口のディフェンスラインが空けたスペースを突くタテパスから。
タッチライン際まで走った長澤からのクロスを。
エウトンが右足で合わせて、ジェフが先制します。



エウトンは、リーグ戦3試合連続。
天皇杯も含めた公式戦で5試合連続のゴール。
このゴールは素晴らしかったのですが。
このゴールによって。
ジェフは“1-0”で勝つ事を意識し始めてしまったと思います。


運動量が減ってきて。
山口に中盤でボールを動かされ、ディフェンスラインまで崩される場面が増えてきた状況で。
“攻撃面”で、相手を押し込む為の交代として。
北爪に代えて遥也だったんだと思うのですが。
その直前にジェフが先制。


ピッチに立つ選手は。
“よし、直ぐにもう一点”とは。
考えていなかったと思います。


最近スタメンを外れ。
なかなか試合に絡めなかった遥也。
“ゴール決めてこい!”と、ピッチに送り出そうとしたら。
エウトンの先制ゴール。
やっぱ交代止めるわ。
長谷部さんは、そう言えなかったんだと思います。


前述した様に。
チーム全体で、山口に押し込ま出した試合展開で。
“ディフェンス面”での課題を指摘され。
試合に絡めなかった遥也をピッチに立たせるのは。
遥也も長谷部さんも、お互いに運が無かったと感じます。



まさか、交代したばかりの遥也を。
さらに交代させる訳にはいかない。
そんな事したら、もう選手は監督を信用しないし。
選手は、下手すれば潰れてしまう。


全体が走れなくなって。
山口に中盤で自由を与えてしまう展開では。
足を痛め、なかなか起点になれなくなった船山を下げて。
ディフェンスラインに大久保を入れた選択は。
しょうがなかったと思います。


最初の方に書きましたが。
人数掛けて、ゴール前のスペースを埋める事。
これは、山口対策の一つと思いますし。
“失策”ではなかったと思います。



更に言えば。
後半終盤、丹羽と比嘉の両SBも。
走れなくなってきた。
船山同様足を痛めたエウトンに代えて。
阿道を1トップにした“5-4-1”。
これは、能動的に選択した戦術では無く。
そうせざるを得なかった。
私は、そう理解しています。


阿道は。
ボロカスにやる人多かったですが。
多分、“仲間の為に時間を作れ”って事と。
“隙があればもう一点獲ってこい!”って指示を受けていたんだと。
私は妄想しています。


長谷部さんの選択と選手個人に。
勝ち切れなかった理由を求める人が多かったと思いますが。
チームの“成熟度”の差。
私はこれが、一番の要因と考えています。



結果的には。
左SBの比嘉の所からクロスを上げられ。
右SBの丹羽が競り負けて失点。


二人を責めたいのではなく。
この状況に追い込まれ。
あと数分で勝てた試合を引き分けた。
チーム全体の課題だと思いますし。
“チーム力”で、山口に及ばなかった。
そういう試合だったと感じます。





お互いに、全力を尽くして戦った。
見応えのある試合でしたし。
“チーム力”で優る山口相手に。
もう少しで勝てた試合でした。


ただ、お互いが作った決定機や。
90分間の試合展開を考えれば。
ジェフが“勝ち点2”を失った試合ではなく。
お互いに“勝ち点1”を分け合った試合。
私は、そう感じます。



選手からも長谷部さんからも。
手応えと課題が、試合後に聞こえてきました。


勝てなくて悔しいのは。
私だって同じです。
後半ロスタイムに追い付かれるのは。
我々サポよりも。
チームのダメージの方が大きいと思いますし。


ただ、勝てなかった昨日の試合を。
必ず次につなげてくれるだろうな。
そう感じる事の出来る試合でもありました。




もう少し、細かい事を書きたかったのですが。
疲れて眠いのと時間が無いので。
今日は簡単に終わりにします。



私は、長谷部さんの選択は。
試合のスタートから、間違えでは無かったと思います。


ただ、必ずしも。
監督の思惑通りに試合は進まないし。
チームが考える試合を、いつでも出来る訳でもない。
昨日の試合では。
その、大きな要因が。
“エウトンの先制ゴール”だった事。


これが、ジェフの運が無い所でしたし。
菅嶋の欠場も痛かった。


そこを修正し、チームを勝利に導くのが。
プロの監督の役割と思いますが。
初めてプロクラブの監督になって、まだまだ日が浅い長谷部さんに。
オシムさんやモウリーニョと同じレベルの事を、いきなり求めるのは。
過度な要求と感じます。



もう一つ言えば。
関塚さんが求めた選手の集まりである今季のジェフ。
多少のミスマッチはありますよ。
長谷部さんのやりたいfootballとは。


それと、選手だって。
環境変わって、直ぐに対応出来る選手と。
不器用で時間の掛かる選手だっている。
今現在のプレーだけ見て。
あれこれ批判するのは。
私は、まだまだ早いと思います。


今は、勝利を最優先するしかありませんが。
それは、チームの置かれた状況を考えればしょうがない。
そこは、批判するポイントではないと考えます。





もう終わりにします。
今日は、頭の中にある事の。
半分も書けなかったので。
酔っ払い、かなり消化不良ですが。
文章書くのが遅い上に。
大した知識も見識もないので。
まあ、しょうがないよね!



私は、この“勝ち点1”を。
大きく評価していますし。
必ず今後につながる試合だった。
そう感じています!


遥也も阿道も大久保も。
必ず、これからのジェフの力になってくれると思いますし。
チーム全体の底上げが出来なければ。
勝手にチームが上昇する事も無い。


我々サポも。
少しチームを評価する軸を。
変えていければな。
そう思います!


ご意見あれば。
直接言ってね!
お待ちしています!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)
こちらも是非宜しくお願いします!



“Jリーグ”カテゴリーで。
何故か4位になったりしていました。
お相手いただいて、本当にありがとうございます!
心からの感謝を、みなさんに送りたいです!
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