「支えてあげたい」と思える関係づくりを今から始める★

“生き方バランス”カウンセラー
波多野淳子です。

今日は夫婦の関わり方についてです。

「夫婦でいること」について
関心をもって生活していると、
これまで気づかなかった
いろんなご夫婦が目に入ります。

普段はほとんど行くことのない大病院に
付き添いで行く機会があり、
混んだ待合室で待っていたときのことです。

高齢のご夫婦を何組も見かけました。
パートナーに付き添ってこられているんですね。

大病院なので、紹介状を持って、
おそらく遠方から
検査に来られているんでしょう。

７０代～８０代のご夫婦たち
長時間じっとすわって名前を呼ばれるのを
待つ、どんな結果かも心配、
さぞ心身ともにお疲れだろうと思います。

今日は、そんなご夫婦を見ながら、
選択理論の視点で感じたことについて
書いてみます。

このままいくと、将来、万一、
パートナーが検査しなきゃ、入院しなきゃ
という時が来たとしたら、
あなたは、
心から「支えてあげたいな」と言えるあなた？
それとも「一人で行ってよ～」と言うあなた？
どちらのあなたになっていると思いますか？

私は、長年連れ添ったその時こそ、
支えてあげようと思える夫婦で
いたいなあと思います。

私もかつて、
大病院で検査をしてもらった経験があり、
夫が付き添ってくれたことを思い出します。

そばにいてくれるだけで安心できました。
（結果は何の問題もありませんでした）

すっかり忘れていましたが、
久しぶりに支えてもらった当時を思い出しました。

待合室で並ぶ小さい後ろ姿を見ていて、
二人で乗り越えていかれるんだなと
胸が熱くなりました。

高齢になればなるほど、
一人ではできないことが増え、
誰かの支えが必要になるとすれば、
出来れば夫婦で乗り越えたい。

夫婦関係がよければ、
一緒に乗り越えようと自然に
思えると思います。

でも、それまでの関係がよくないと、
そう思えるかどうか…

関係がよくない人を支えるって、
とてもエネルギーがいると思いませんか…

選択理論では、
人は自分を大事にしてくれる人を
大事にしたいと感じると言います。

相手を変えることはできないので、
大事にしあう関係になるには、
自分が相手を大事にすることが先。

そこで質問です。
今のあなたは、パートナーとどんな関係ですか？

今のままで、望む関係でいられそうですか？

日頃、会話がなければ、挨拶から始めてみる。
何気ない会話を大切にする。
相手の立場に立ってみる。
相手が望んでいることを“じっくり”と聞き、
自分が望んでいることを“おだやかに”伝えてみる。

待合室で二人並んでおられる方たちは、
きっと
何十年もお互いに相手を大事にして
こられたのだろうな・・・

一番支えてほしい時に、
支えてあげたいと思える自分になりたい方、
良い関係づくりを今から始めてくださいね。

今日もステキな一日に！

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