先日、会津藩士の子として生まれ、むつ市で苦しい少年時代を過ごした後、
陸軍大将にまでなった柴五郎さんの生き様に焦点を当てた
詠み語り劇を鑑賞することが出来ました。
会津若松の悲しい歴史の中にありながらも、心正しく生きた、
いわゆる 「男らしい」 とか 「男の中の男」 という言葉がピッタリの方。
柴五郎を演じた大和田伸也さんの声にしびれつつ、
時々涙しながらのめり込んで鑑賞しました。
ナレーションをされた加賀美幸子さんが
終わってからの舞台挨拶でお話された言葉がとても心に響きました。
「柴五郎を通して生き方と在り方を考えさせられた。」
生き方と在り方・・・
私は
どう生きたいか
どう在りたいか
先日、とある男性の先輩と話をしていて
「なんで山口さんって悪く言われるんだろうって、
(あ、やっぱり悪く言われてるのね(苦笑))
よく考えたんだけど、結局は
男尊女卑の考え方で見られているからなんだよね。
それしか思い浮かばない。」
と、言われた時に、
「あ~、ようやくそう思ってもらえるようになったかー。」
と思ったんです。
私は15年も前からずっとわかってましたよ~!!
そこに気づいてもらえるようになっただけでも大進歩なんです。
だって、他に理由がないって、私自身に問題があるわけじゃない
って言われたんですから。
(いや、ホントは理由も問題もあるとは思うけどねw)
世の中にまだある男尊女卑の価値観を私がどうこう出来るわけじゃない。
それならさ、もう、自分のままでいいじゃん!これしか出来ないじゃん!
って改めて思いましたね。
あとね。
外見の美しさって瞬発力あるから、
女性は特にそこをめがけて努力しがちですけど、
私は外見だけの美人さんには魅力を感じなくて、
生き方や在り方が美しい人や可愛い人にとても憧れます。
純粋で優しい心、丁寧な暮らし、強くて柔らかな考え方が
その人の美しい生き方や在り方をかたどっていると思うのです。
そこを磨くって、実は外見をキレイにするよりもずっと難しいのかも…。
心に余裕をもって、楽しむこと。
人に優しくすること。
2021年も今日から後半スタートです。
楽しく生き、美しく在るよう努力していこうと思います。