コレカラノワタシ~プロレス考察家、人生の異種格闘技戦シリーズ参戦表明~ | ジャスト日本のプロレス考察日誌

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プロレスやエンタメ関係の記事を執筆しているライターのブログ

 2020年は本当に激動な年でしたね。
とにかくコロナで始まってコロナで終わるようなものすごい一年。

そして第三波もあり、コロナの終息はまだまだ先のようですね。

それでも我々は生きなければいけません。
コロナの影響もあり、行き場を見失い志半ばでこの世を去る方が続出し、仕事がなくなった皆さんもいました。店や会社とかもなくなったりとか…。

運命なのかもしれませんが、これが運命ならばあまりにも残酷ですよね。

とにかく嘆きなくなる一年であったことは間違いないです。


さて、2020年。私にとっては転機になる一年でした。

まずは3月に初の単行本「インディペンデント・ブルース」を彩図社さんから出させていただいたことです。




 

 

2018年11月に単行本を出すことが決まり足掛け1年半かかって、8人のインディーレスラーの皆さんに取材させていただき完成したのはこの一冊です。

こんなことを言うのはなんですが、我ながらいい作品になったと思います。
この本にご協力していただきました8人のレスラーの皆さん、関係者の皆さん、そして彩図社さん、本当にありがとうございました。

ただ、発売時期がコロナ禍と被ってしまったことにより、販促が色々展開できなかったのが痛かった。本来なら書店さんでイベントとか、プロレス会場で即売会とかもできたかもしれませんが、それができませんでした。これはまた次回までの持ち越しですね。


さて、この本を出してから個人的にも変わったことがあります。今まではデータや資料を駆使してあらゆる角度からプロレスを考察というスタイルで書かせてもらいましたが、実際にレスラーの皆さんに取材をしてみると、生の声ってとてつもなく大きくて。それ以上の資料ってないんですよ。直接当事者に取材することがあまりも刺激的であり、重要なデータになるんです。あと取材はやってみると本当に面白いですね。

その強みを知ってしまうと、迂闊にプロレスが書けなくなりましたね。特に現役レスラーに関しては。そこはプロレス愛だけではクリアできない部分なのかもしれません。

その人のことを書くならちゃんと取材してから書きたいなと。なので今までの手法には限界といいますか、モデルチェンジをしなければいけないと感じ、新旧洋邦のレスラーを考察する連載「俺達のプロレスラーDX」を終了することにしました。レジェンドレスラーにスポットを当てた「俺達のプロレスレガシー」という新連載も立ち上げました。これまで二本の記事を書いていますが、こちらはまたいずれ機会があれば本格的に始動していくかもしれません。

その一方で今年はブログでプロレス本レビュー連載に力を入れさせていただきました。単行本発売以後、どのようにブログ運営をすればいいのか色々と試行錯誤していた中で、これならどんどん書けるという思いがあり、次々とプロレス本をプレゼンさせていただきました。

プロレス本というのは私にとっては人生の教科書で、やっぱりあらゆる知識とかも学べたのがプロレス本だったりするのです。

今後もさまざまなプロレス本を読んで知識をインプットしてから、プレゼンという形でアウトプットしていきます。

また今年はプロレスメディア以外で執筆する機会をいただきました。

ひとりを楽しむをテーマにしたウェブメディアDANROさんでは連載がスタート。「インディペンデント・ブルース」の世界観をより分かりやすくした内容となっております。

またECサイトメディアのニューアキンドセンターさんでは、FREEDOMSの葛西純選手、DDTのKUDO選手に取材させていただき執筆させていただきました。

そして、先日元プロボクサーの竹原慎二さんへの取材を敢行し、来年1月に記事が公開される予定です。


プロレスラー以外の方に取材したことはなかった私にとって、竹原さんは初めてのプロレス以外のジャンルの方です。取材当日は私はガチガチに緊張していましたね。

この竹原さんの記事が今後の私の活動における大きな分岐点になると思っています。

当ブログはプロレスブログです。主にプロレスをテーマにあらゆる角度から執筆してきました。それは今後も変わりませんし、プロレス考察やプロレス執筆というのは私のバックボーンです。

しかし、私はもっとライターとしてスキルも上げたいし経験も積みたいですし、とにかく成り上がりたいです。

生きているうちは諦めていた物書きになるという夢を偶然が重なり、中年になってから追えるようになり、このような貴重な体験ができています。それは本当に感謝しています。

でもここまできたら、やれるところまでやってみたいんです。後悔の少ない人生を生きたいので。人生は一回きりですからね。

これも家族のサポートもあって、色々な方々のご協力があるからこそできることだと思っています。いつも感謝ですよ。

私は最近プロレス本以外でブログでもそうですが、Twitterやインスタグラム、noteでもプロレスについて言及することを控えています。もちろんプロレスは見ていますし、情報も追えています。

ただ今は色々と思うことがあり、プロレスについて書く機会は選んで書いていこうかなと思っています。

そのなかで今年はブログで、とんねるずさんや映像ディレクターのマッコイ斉藤さんについて書いたりしました。これも勉強だと思い、考察も踏まえながら書かせていただきました。


私の原点はプロレスです。今後はプロレスだけではなくさまざまなジャンルについて取材して書いたり、ブログで書いたりする機会を増やしていければと考えています。プロレス考察家という勝手に自分から名乗ったものを背負いながら、色々な世界に触れてみたいんです。

私は人生の異種格闘技戦シリーズに参加したいと思います!

理想としては1986年10月に行われたプロレスラーの前田日明VSキックボクサーのドン・中矢・ニールセンなんですよ。対戦相手のジャンルをリスペクトしつつも、最高の異種格闘技戦を行い、試合後両選手は互いを称えあったんです。あれを感覚的にはやっていきたいんです。プロレスが最高だとマウンティングするのではなく、プロレスは最高だけど、他のジャンルもいいよねという具合に。これまで以上に大変なことになるとは思いますが、やり甲斐があるテーマなので、やりますよ!

今後は取材等でさまざまなジャンルの皆さんと出会い、刺激を得て、そこから執筆に落とし込んでいい作品として提供していく。

これからの私は、ライターとしてもっとステップアップしていきたいと思います。

もうライター志望という言葉はつかいません。新米ライターとして、私はプロレスファンだけではなく、多くの皆さんに素晴らしい記事や作品を届けられるようになりたいです!プロレスをもっと世間にナビゲートできるように。

それがこれからの私の目標であり、夢です。プロレスにいつか恩返しできるようになりたいです。そのための人生の異種格闘技戦シリーズなのです。

プロレスやプロレスラーの素晴らしさを世間に届けるためには、まずは伝え手である私自身が進化しなければなりません。現状私自身の発信力が乏しい現実。この人の本や記事なら面白いという信頼がまだ得られていないこと。それらを克服していくことが今の私には必要なのかなと思います。

そして私のスキルやネームバリューを上げて、発信力も高めて、プロレスやプロレスラーの皆さんのために文章表現で貢献していきたいと思います。ちなみにプロレスについても今後も書いていきます。そこは変わりません。今まで以上に守備範囲を増やしていきます。あとイベントもコロナ禍が終息すれば、動いていきたいですね。

さまざまなことを考えに考えて、自分自身のモチベーションを高めていくために私は人生の異種格闘技戦シリーズと題して、プロレスだけではなくさまざまな世界を書いていきたいと決意しました。

なのでニューアキンドセンターさんで近々に公開される竹原さんの記事はその第一歩なのです。

なので出版関係の皆さん、ウェブメディア関係の皆さん、もし私の文章や記事が気になったり、掲載してみたいという方がいらっしゃいましたらTwitterのDMでもブログでも構いません。ご一報のほどよろしくお願いします!

個人的な決意表明を長々とここで書くべきかどうかは悩みましたが、覚悟を決めて挑まないとこの人生の異種格闘技戦シリーズには勝てないといいますか、乗り越えることはできないと思います。

コロナ禍にも雨にも風にも負けず、挫けずに私は今を生き抜きます!

以上!!!