朝早く起きたのに無風。
微風でもなく完全に無風。
凧揚げ断念。。。
浜からジギングする釣行人を窓から眺める。
何も釣れてないようで安心し、、、いや、残念でございました。
長崎の街を越えて行く。
助手席のチャイルドシートは今や猫のコムギの指定席。
昨晩のやっちゃん。
「ワッツ ユア ピース?」って活動をして居る。
様々な途上国の方が平和とは?の問いかけに答えておられるのだが、僕はてっきり、
「ご飯食べたい」
ばかりだと思った。
だけど違った。。。
日本人のパネルと何ら変わらなくて、家族と友人の幸せを祈るものばかりであった。
あー、愕然としたなぁ。
僕は勝手にこの方達が貧乏でいつも腹空かせてるって思い込んでしまった。
そう言えば、やっちゃんが言ってたなぁ。
青年海外協力隊の人なんかがよく、支援に駆けつけるのだが、支援に駆け付けたはずの街には足りないものなんて見当たらなくて、逆に自分達の方が心の貧しさを知る事があるという話し。
なるほどね~と考えた。
内外、人、物、様々に模索しながら平和活動は進めれば良いと思いました。
というか、この長崎。
原子爆弾が落とされた街。
だからこんなに平和を尊ぶ建物や資料館があるのだけど人間の記憶は70年しか持たないのだろうか?
忘れてまた戦の匂いが漂う昨今。
昔の戦とは少々趣が違うようで、国民が生きて生活するだけで戦争に加担出来てしまうって見事なシステムが組みあがりつつあって、しかも加担してる事の実感ないっていう。。鬼の所業ですぜ。
長崎の街は車が多くて運転怖い、、、先を急ごう。
曇天の空景色。
水墨画の様に山麓を重ねる雲仙岳を借景として我々は国道をひた走る。
島原半島の南端。口之津港から出船。
30分の船旅。
待合室で買ってやった「都こんぶ」をウタマルが大変気に入ってくれているのでなんだか嬉しいです。
こういうクラシックなお菓子って後世にも残して行きたい。
天草四郎でお馴染みの天草鬼池港に到着。
上天草まで来た。
明日は陸路で熊本市内に入って行く。
寝しなに、東京の祖母に電話。
今日は祖母の誕生日なのだ。
鬼平犯科帳を観て居たという祖母。
ひ孫達の声を喜んでくれた。
おばあちゃん。
96歳。おめでとう!!