向こうには沖縄や奄美大島に向かうA-LINEのフェリーが停泊して居て去年のこの時期に乗り込んだ記憶が色鮮やかに蘇ってきた朝でした。
小さな妖精かなんかが、こめかみにボルトねじを締め付けてんじゃないかしら?って言うくらい頭痛い。。
が、やっとだ。
やっと種子島に渡れる。
旅が着地出来る。
その喜びが頭の痛みなど瞬時に緩和して行った。喜びに勝る鎮痛剤はありませんね。
朝の8:40
出船の汽笛が青紺の空に放たれる。
甲板から見送りのロクタン君に手を振る。
焦げた重油の匂い。
寒暖差で結露して滑る甲板の床。
岸が遠くなる。
船旅は三時間半ほど。
猫のコムギは始めてのペット室なる所へ。
音と匂いにビクビクしてオヤツも食べませんでした。
僕は客室で、前日に借りてあった「新少林寺」を観覧。
揺れる船内での功夫アクションがなかなかどうして良いですね。
アンディ ラウ超かっこいい。
でもこの作品で一番かっけーのは少林寺の大師兄。浄能を演じたウー•ジン氏ですよ!氏はマジもんの武術家で云々、、つって歩さんに教えてあげようとしたら歩さんトイレでリバースの術を使っておられました。。。
南無阿弥陀仏。。(少林寺式の手の形で)
すごく揺れますので仕方ありません。
ウタマルも胸を押さえてさっき倒れこみました。カヤもしかり。
文字通り。
旅の終着点。
そして、暮らしの始発点。
我々は今日から種子島にお世話になります。
先達であるタケシさんの御宅に着いた時は歩さんと抱き合って喜び互いの労を労い合うと走って来た道のり。出会った人々の顔が思い出され涙が出そうになりましたが、まだ終わりじゃありません。
ファミリーツアー。種子島内であと2現場。
上手に着地は出来なくとも一生懸命歌います!!