皆様、改めまして、
明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします!
この度、柏レイソルを離れ、ヴィッセル神戸に移籍が決定しました。
強化指定選手の時に柏レイソルの佐々木さんと、下平さん(当時スカウトをしていた)に目をつけていただき、柏レイソルに入団することができました。
今でも覚えているのが、「いい左足してるね」という下平さんの言葉。
大学選抜にも関東選抜A.Bにも入らないただの大学生を拾ってくれた柏レイソル。
自分のキャリアがここまで実りあるものになるとは思ってもいませんでした。
タイトルとは無縁の人生、柏レイソルで過ごした約7年間は素晴らしいものでした。
J2優勝、J1優勝、天皇杯優勝、ナビスコ優勝、CWC4位、ACLベスト4。
全てが僕の財産であり、柏のサポーターと培った最高の思い出です。
海外移籍の際は、快く容認してくれ、チャレンジに対して、応援してくれました。
ポルトガルリーグでは年間7ゴール。
リーグ、カップ戦2種類の全てのレギュレーションで得点をすることができました。
なおかつ、ポルトガルカップで優勝をすることができました。
この上なく素晴らしいサッカー人生を送れています。
次の年、監督が変わり、出場機会を失った時に真っ先に救ってくれたのが柏レイソルでした。
できるならこのまま柏レイソルにとどまってキャリアを終えたいとその時本気で思いました。
1年間、サポーターの期待通りの結果を出すことができずに悔しい思いでいっぱいでした。
来年は必ず!という思いもシーズン終盤にかけて本当に強く思っていました。
しかしながら、僕は移籍という決断をしました。
それはスポルティングとの契約上の問題もありますし、本当にいろんな要素があります。
そこは詳しくは書けませんが、家族を支える大黒柱として、柏を愛する男の決断として、理解していただきたいと思います。
そして、また新しいチャレンジが始まります。
神戸は恩師ネルシーニョを筆頭に素晴らしいチームだと思います。タイトルを本気で狙えると思っています。
僕はその力に少しでも貢献できたらと思っています。
神戸の皆様、よろしくお願いします。
シーズン通して、チームの力になれるように今からしっかりと準備したいと思います。
全ての関係者の皆様に本当に感謝したいと思います。特に柏レイソルには本当に感謝してもしきれません。
柏のサポターの方々には本当によくしていただきました。
今後とも田中順也を応援よろしくお願いします。
短いサッカー人生でたくさんの出会いがあり、その全てに感謝したいと思います。
最後まで全力で頑張ります。
田中順也
2017年1月6日