戦闘の詰めを急がないといけないのに、どうもそんな感じではないですね。戦闘が長引くもの、と考えているみたい。

長引くと双方に死傷者が増えて、戦闘員のみならず民間人も巻き込まれる。西側を喜ばせることに。

ウクライナ人・ロシア人が何人死のうと西側には関係ない。もたもたしていると究極的にロシアが自ら核を使わなければならないようなことになったら、世界が巻き込まれるのに。

 

プーチン大統領、ロシア国防相を変更した理由を明らかに

<記事原文 寺島先生推薦>
Putin reveals why he replaced Russia’s defense minister
ロシア政府は「銃とバター」の両方に留意する必要がある、と同大統領は発言
出典:RT 2024年5月15日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年5月19日



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画像:ロシアのウラジーミル・プーチン大統領。© スプートニク / アレクセイ・バブシキン

アンドレイ・ベロウソフ新国防大臣は、国の多額の国防支出を適切に管理し、それが民間経済を損なうのではなく確実に助けることができるだろう、とウラジーミル・プーチン大統領は水曜日(5月15日)に述べた。

多くの人が驚いたことに、大統領の長年の経済顧問で元経済開発大臣である同氏が、5月12日に国防省のセルゲイ・ショイグ氏の後任に抜擢された。

「新国防大臣は、安全保障複合体全体の経済、そしてその主要な構成要素である国防省が国の経済全体に適合するために何をする必要があるかを完全に理解しています。このことは非常に重要であり、経済と予算の能力を考慮した、産業の革新的な発展に関連するものです」とプーチン大統領はモスクワでの会合においてロシア軍管区の責任者らに語った。

「いわば『銃』と『バター』の関係は、ロシア国家全体の発展戦略に有機的に組み込まれなければなりません。アンドレイ・レモビッチ(ベローソフ)なら、この任務を最善の方法で処理してくれる、と期待しています」とプーチン大統領は発言した。

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プーチン大統領は、ロシアの軍事支出が2024年にはGDPの約8.7%にまで増加している、と指摘した。

 

冷戦の最中であった1980年代にソ連が支出していた13%には及ばないものの、「これらは重要な財源であり、我が国はそれに応じた使い方をしなければなりません。非常に効率的かつ効果的に使用しなければなりません」と同大統領は説明した。

ベロウソフ新国防大臣の最近の仕事には、無人航空機やその他のドローンなどの「軍民両用」技術の開発が含まれていた。国防大臣に指名された後、同氏はインタビューに応じ、紛争における技術の状況はほぼ毎週変化している、と説明した。

同氏は当時、「軍の経済をより広範な国民経済に確実かつ完全に統合することが不可欠です」と述べ、その課題は「複雑かつ多面的であり、主に軍事支出の最適化に関わるものです」と説明した。

「我が国における効果的かつ先進的なものはすべて、勝利の達成に貢献しなければなりません」と同氏は付け加えた。

ベロウソフ新国防大臣以前は、ロシアの国防大臣は少なくとも何らかの軍事経験を持っていた。ショイグ前国防大臣は陸軍大将の地位を保持し、2012年に国防大臣を引き継ぐまで21年間、非常事態省大臣を務めていた。現在ロシア安全保障理事会に任命されているショイグ氏とベロウソフ氏はともに、今週予定されているプーチン大統領による中国訪問に同行する予定だ。

 

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