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エホバの証人研究(ブログ)

ものみの塔 (jw.org) に関わるすべての人に向けてひたすら情報を提供します。

2015年 15,177人
2016年 18,013人

 

エホバの証人の年鑑が公開され、記念式で自分は地上の楽園ではなく天で復活するものであると表明する人が2016年に飛躍的にのびたことが判明しました。

 

以前に最近のこの数字が日経平均株価のようだとコメントしたことがありましたが、まさにそのような流れで2017年の2万円台越えが現実的になってきました。

 

14万4千人を突破するのも夢ではありません。

 

しかしエホバの証人にとって、これは二つの点で喜ばしいことではありません。

 

まず1点目として、17年前の以下のものみの塔がどのように主張していたかに注目してください。

 

*** 塔00 1/15 13ページ 18節 「ずっと見張っていなさい」 ***

(終わりが近づいている)6種類の有力な証拠

第六に,キリストの油そそがれた真の弟子たちの人数が減少しています。しかも,大患難が始まる時にもその一部は地上にいると考えられるのです。残りの者の大半は,かなりの高齢に達しており,真に油そそがれた人々の数は年々減少しています。

 

この記事では終わりが近づいているなぜなら「油そそがれた人々の数は年々減少している」からであると述べてしまっていました。

 

2番目の問題点は以下の点です。

 

*** 塔11 8/15 22ページ 読者からの質問 ***
表象物にあずかった人の数。これは,バプテスマを受けた人で,全世界の記念式で表象物にあずかった人の数です。では,地上にいる油そそがれた人の数ということでしょうか。必ずしもそうではありません。過去の宗教信条や,精神的・感情的な問題などにより,誤って自分は天の召しを受けていると思い込む人がいるかもしれないからです。
 

エホバの証人の中には「精神的・感情的な問題」により表象物にあずかるようになる人がいると述べています。

 

つまりここ数年でエホバの証人の中で精神的・感情的なバランスを崩し始めている人が急増していることを示してしまっているわけです。

 

「終わりは近い」と若いころに教えられ、「この世」での結婚を断念し、まもなくおとずれる地上の楽園で素敵な男性と結婚し子供を産むことを思い描いていた人は、協会が期待させていたような流れにはなっていないことに気が付きます。

協会は長いあいだ「復活した人」は結婚や再婚はしないと教えてきました。つまり生きて楽園に行く人だけが楽園で結婚や子供を産む機会を与えられると教えていました。

 

天で復活してみ使いのようになることが自分の希望に本当になるのだと思います。

 

統治体としては、油そそがれた者の上昇を食い止めるための方法を考えているとは思いますが、何をするにしても、人間くさい実態が明らかになるだけです。