日本を代表する脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を、現代のイギリスに舞台を移して再映画化した、愛と喪失の物語です!  (原題 : All of Us Strangers,  上映時間 : 105分,  製作 : 2023年/イギリス,  R15+指定)



監督は、『さざなみ』『荒野にて』『WEEKEND ウィークエンド』『』の "アンドリュー・ヘイ"。



キャストには、『マイ ビューティフル ガーデン』『否定と肯定』『1917 命をかけた伝令』の "アンドリュー・スコット"。



『ロスト・ドーター』『aftersun アフターサン』『グッズ・クリーチャー』の "ポール・メスカル"。



『ロケットマン』『SKIN スキン』の "ジェイミー・ベル"。『ファースト・マン』『ウーマン・トーキング / 私たちの選択』の "クレア・フォイ"。



優れた脚色と時代設定、俳優たちの演技に支えられ、見事なリメイク映画に仕上げています。イギリスでの再映画化は、映画によりリアリティと様々な感情を観客に打ち付け、素晴らしい作品になっています。



思ったよりしっかりとしたクィア映画(LGBTQを登場人物にした作品)でした。ストーリーはかなり難解ですが、これは生者と死者が互いに癒やし合う話だったかも知れません。



《一口メモ》

日本での映画化は、大林宣彦監督により「異人たちとの夏」のタイトルで、1988年9月15日に公開されています。

キャストには、風間杜夫、秋吉久美子、片岡鶴太郎、名取裕子などが出演しています。