プロコーチの会（第７回）
昨日、開催しました。
楽しかったね。
オンラインで２時間、
移動をせずにさっと集まれる。
東京圏の方々が中心だったけど、
京都や神戸からも。
オフィスで集まるのもいいけど
遠い方と集まれるのは
オンラインのいいところよね。
平日の昼間なのに
思った以上に集まっていただけたのも
オンラインだから、って
あると思うんだよね。
ちょこっと隙間で参加できちゃう。
遅刻も中座もOKにしたのもあって
気軽にご参加いただけたようでした。
よかった。
オンラインさまさま、
本当に便利だよねぇ。
お菓子がシェアできないけど(←重要、笑)。
昨日はね、
すごく印象深い回になったな。
時間を共有しあう仲間がいるって
ありがたいことです。
雑談みたいなことから、
コーチングにまつわる
スキルやら姿勢やら業界ネタやら
ホントおもしろかったな。
みなさんの言葉のいくつかは
心にとめておきたくてメモしました。
そうそう。そういえば。
コーチのみなさんと雑談していて
「えー！そうなの？」
よく言われること。
私の経歴に関する勘違い。
「臨床心理士が先で
コーチは後だと思ってた！」
これ、ホントよく言われる。
なんでだろ。
私はコーチングを学んでから
臨床心理士になったのです。
コーチングが先。
職場の必要に迫られ、取り急ぎ
コーチングを学んだあと
（会社員辞めて本業にするとは
当時１ﾐﾘも考えてなかった）
もう少ししっかり学びたいな、と
産業カウンセリングを学び
（転職で専門職になれないか考え始めた）
本格的に人生の軸にしたい、と決めて
臨床心理学を学ぶことにした
（開業するならどうしても
臨床心理士になりたい！と固まった）
という順番です。
対人支援というフィールドに
ちょっとずつ足を踏み入れて行った。
そんな感じです。
一気に行くほど
度胸はなかったよねぇ(笑)。
ちょびちょび試しながら。
ホントにできるのかな、
自分にやれるのかな、って。
臆病なんです。
うふふ。
大学進学のときに
デザインと心理学と迷ったくらいで
心理には昔から関心があったのに
手を伸ばさなかったんだよなぁ。
その当時は当時で
いろいろ考えていたのだけど
まぁ、人間
戻るところに戻るというか
欲しいものに手を伸ばせる自分に
ようやくなったというか。
いや、デザインだって好きで
夢も希望もあったけれど。
お陰様で
心理にはご縁があったようで
今のワタクシがあります。
コーチングってさ、
クライアントが
本当に手を伸ばしたいものに
気づいて
選んで
取り組んでいく
っていう一連のプロセスを
対話を通して支援するんだよね。
遠慮したり
自信がなかったり
他者の意向に影響受けたり
時代の価値観に流されたり
人は自分が思うほど
本当に手を伸ばしたいもの
には気づいていなし
それを選択する勇気って
出しづらいんだと思う。
ましてや、
それに実際に取り組んでいくって
心身共にすごいエネルギーを
使うものだと思う。
自分を振り返っても、そう思います。
欲しいものに手を伸ばす。
シンプルだけれど
それを難しくする ”状況” というのが
やっぱりあって、
それは、自分の
外の状況かもしれないし
内の状況かもしれないけれど
どこかにうまくいっていない
ひっかかりがあって。
そういうひっかかりを
コーチングでもカウンセリングでも
まぁ言ってしまえば
どっちを使ったっていいから
解消できればそれでいいんだ
とも思うんですよね。
欲しいものにすんなり手を伸ばせる
自分になるために
コーチングでも
カウンセリングでも
どっちでも自分にぴったりくるほうを
お役立ていただけたら
それが一番嬉しいなぁ、
と思います。
だから、私にとっては
心理士であることも
コーチであることも
地続きなのです。
この仕事は本当に奥が深くて
道に終わりがなくて
まずまずだな、と
思う日があれば
まだまだだな、と
思う日もあり
よく続けているなぁ、と
自分でも不思議な感じがします。
”取り急ぎ” で始めたコーチングが
こんなに長い道につながっているとは。
えらい沼でした。
これを幸と呼ぶか不幸と呼ぶか、は
分かれるところかもしれませんが
･･･いやはや。
道のりは遠いです(笑)。
長い道のり、
旅の友がいれば心強い。
そんなわけで
コーチ仲間のみなさんとの時間は
本当にありがたいです。
また開催します。
昨日はありがとうございました。
またよろしくね～。
カミヤカオリ