先日の研修アンケート、
四件法で訊いたところだけまとめました。
ご紹介しますね。
●今日の研修は
□とても満足
□やや満足
□やや不満
□とても不満
とても満足 65%
やや満足 35%
●今日の研修を誰かに
□とても勧めたい
□やや勧めたい
□あまり勧めたくない
□勧めない
とても勧めたい 60%
やや勧めたい 40%
というわけで、
「大好評!」ってわけでもないけれど
「大ハズレ!」でもない
という
アップしても微妙に盛り上がりづらい?
結果となりました(笑)。
まぁ、盛り上がるための数字では
ないのでいいんですが。
こういうところで
注目されている人だと
ちょっと ”盛ったり” したくなるような・・・
誘惑もあるんでしょうね。
その点、私は
気軽にそのまま出せますけれど。
えへへ。
ところで、この設問。
心理アセスメントなどでも
よく見かける設問方法ですよね。
これは回答を四つの中から選ぶので
四件法なんて言われます。
五つの中から選ぶなら五件法。
そのまんまです。
で、今回の設問。
四件法には意図的にしています。
五件法だと
真ん中に「ふつう」が入りますよね。
「ふつう」とか
「どちらともいえない」とか。
「分らない」なんてのもあるか。
この「真ん中」は曲者でしてね・・・
真ん中を入れると
真ん中に集まっちゃうんですね、回答が。
多くの場合
「んー、どっちかなー?」
と迷うくらい評価が拮抗しているときは
どちらかにジャッジ ”する” より
”しない” を選んでしまいがち。
つまり、真ん中に集まってしまう。
ですが、真ん中を無くすと
「どっちでもいいや」と思っても
「どっちか」にジャッジせざるを得ない。
自分の中にある小さな差を見極めるのは
ちょいと面倒なのは承知の上で
「どちらかというと」でいいから
どっちに傾いているのか知りたいな、
という思いを込めて四件法にしています。
ま、問題点としては
本当に心底「どっちでもない」人は
リップサービス?で
良いほうにつけてしまう
ということが
起こりがちな点でしょうかね・・・。
心理アセスメントなんかを見ていると
本音を引き出す工夫は
あれこれ先人たちが開発しているけれど
仮にそれを援用したとしても
なかなか本当の本当の
正直なところというのは
知り得ない部分がありますけどね・・・。
とはいえ、
それでも知ろうとしないと
手がかりさえ得られませんからね。
少しずつでも改善できたらと思います。
カミヤカオリ