今日のコーディネートはこちらの写真から…
今回ご提案させて頂いた
リビングダイニングの内装は
フローリングがバーチ柄グレー色というタイプで
ドアなどの建具とカウンターの天板は
トープグレー柄でした。
共に名前にグレーという言葉が入っており
少しグレーがかったブラウン色の木目柄
なので、色の相性を考えると
ウォールナット材の家具がピッタリと考え
コーディネートを提案させて頂きました!
また、商品名は不明ですが
キッチンカウンターの下の壁にはブラック色の
タイルが貼られていたこともあり
コーディネートの中にブラック色を
多く取り入れようと考えました。
ダイニングテーブルの脚と
リビングテーブルの脚がブラック色
ダイニングチェアの張り生地をブラック色とし
ソファのカバー、ファブリックもブラック色
ラグもブラック色を取り入れました。
やっぱりウォールナットブラウン色と
ブラック色の相性はいい感じですよね!
さて、今回のブログで最も訴えたいのが
ソファの大きさについてです。
今回提案したソファの大きさは2m40㎝
日本の木造建築の一戸建てには
この2m40㎝のソファがピッタリではないかと
思うのです。
今回のリビングの間口は
柱芯から柱芯が3640㎜という住宅で
壁と壁の内寸は3m50㎝ほどとなります
そんな間口のスペースに
置くことができるソファの大きさは…
通路を引き算すると…2m60㎝までは
何とか置くことができるでしょう・・・。
そうです。2m60㎝と言えば
ほぼキッチンと同じ大きさとなります。
しかしながら、窓があればそこにカーテンを
取り付けるため、カーテンのスペースを
確保すると15㎝~20㎝は
必要となるため
3m50㎝~20㎝引くと…残りは3m30㎝となります
そこへ2m60㎝のソファを設置すると…
そうです。残りが70㎝程となってしまうのです。
しかしながら幅2m40㎝のソファであれば
残りが90㎝ほど空くのです。
ソファ横に90㎝程の通路が空いていれば
それほど狭く感じないのです。
今回提案したソファは
幅120㎝の1.5人掛け片肘ソファというレアなサイズ
となります。
(上の写真のソファはすでに生産中止となっております)
幅120㎝の片肘ソファであれば
今回のような2階がリビングという
3階建ての住宅でも
階段で容易に搬入することができます。
8帖のリビングにお勧めな
大きなソファは通路の事を考えると
幅2m40㎝のソファがおすすめとなります。
残念ながら幅2m40㎝の大きなソファは
かなりレアのサイズとなり
ほとんどのカウチソファのような
大きなソファは2m50㎝~2m60㎝と
なってしまっております。
デザインの面から考えるとそんなカウチソファ
となることが多いのです。
2021年秋には新作のソファが入荷する予定です
実は・・・その新作ソファのサイズが…
そうです!
レアなサイズ、幅120㎝の片肘ソファなのです
今回のような左右の1・5人掛け片肘ソファを
2つ並べると・・・
総幅2m40㎝のソファとなります。
キッチンスペースに通路を引き算して
最適なキッチンのサイズが2m55㎝に対して
リビングスペースに通路を引き算して
さらに、カーテンスペースを引き算すると
最適なソファのサイズが2m40㎝となるのです。
ソファの大きさは住宅のサイズに合わせて
設計されることはほとんどありません。
ソファはソファが最も美しく見える
縦横の比率を考え、肘の太さやクッションの
大きさが検討されるからです。
そのため、柱5本の3640㎜という間口の
木造建築に対して、キッチンは片側壁に
ぴったりくっつけることを前提として
2550㎜となっておりますが
ソファはそれ以上のサイズで設計される
ことが多いのです。
仮にキッチンと同じサイズでも
ソファは壁にぴったりくっつけることが
ないので、通路を確保したり
カーテンスペースを確保する
ちょっと大き過ぎるように感じます。
BIGJOYが独自に考える
日本の木造建築にぴったりな
ソファのサイズは2m40㎝となります。
参考にしてください。