間取りに合わせて家具を選ぶ!ソファの後ろに通路が必要な場合は奥行きがコンパクトなソファを選ぶ | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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今日のコーディネートは

こちらの写真から…

 

 

今回の間取りは南向き玄関で

南向きのリビングという縦長の住空間

でした。

 

土地の間口の関係で

リビングダイニングの間口が少しだけ

狭くなっております。

 

上の写真をよ~く見て頂くと

リビングに設置された大きな窓の

左右の壁の寸法が異なっていることに

気が付きましたか?

 

リビングを正面に見て

右側の壁にはエアコンが

取り付けられており

 

 

左側の壁が狭くなっております。

これは木造建築のリビングは

通常柱5本分、3640㎜ある場合が多い

のですが、今回のリビングは

通常よりも455㎜狭く、3185㎜という

間口のリビング空間となっておりました。

 

しかも…

 

南向き玄関なので…

 

 

そうです。

玄関ホールから入ってすぐ

がソファの背中という家具の配置と

なるため、

ソファの後ろに通路が必要となります。

 

 

少しでもソファ前を広くし、

リビングを狭く感じないために

考えなければならないのが

ソファの選び方です。

 

 

今回のリビング空間は柱芯から柱芯が

3185㎜で、お部屋の有効寸法は3m5㎝

ほどとなります。

テレビボードの奥行きが45㎝で

ソファ後ろの通路を60㎝とり

ソファの奥行きが通常の90㎝ほどの

場合、残りは…110㎝ほどとなって

しまいます。

 

そのため、ソファの奥行きが

少しでもコンパクトであれば

ソファ前が広くなるのです。

 

今回選んだソファは…

 

(ソファ後ろの通路60㎝はフローリング4枚分(1枚15㎝)ほど)

 

奥行きが78㎝というコンパクトな

ソファを選びました!

 

そうすることでソファ前のスペースが

広くなるのです!

 

 

今回は190㎝×130㎝のアクセントラグが

調度納まる広さをあけることが

できました。

 

 

少しでもリビング空間を広く

見せるために、ソファの奥行きが

コンパクトなタイプを選ぶ

家具の選び方がとても大切となる

事例をご紹介させて頂きました。

 

また、

お部屋を広く見せる家具の選び方は

もうひとつあります!

 

それは…家具のデザインです。

 

今回選んだ家具の最大公約数(共通点)は

 

 

丸い脚で、足先が細くなるデザインの

家具で統一したという点です。

 

 

重厚感のあるデザインとは異なり

細身なデザインの家具は

ライトな印象となり、お部屋の雰囲気も

軽い印象となり、空間も広く見える

ように思います。

 

今回のコーディネートは

ウォールナット材の家具で

統一してますが、

フローリングはオーガニックペカン柄

という明るい色ですが、

ドアの色やキッチンカウンターの

色がショコラブラウン柄という

ウォールナットブラウン系だったことが

統一する理由です。

 

 

家具の色は床の色よりも

ドアの色やキッチンカウンターの色に

合わせるべしという

典型的な事例となります。

 

ダイニング空間の横には

和室があり、

 

 

3連の建具を閉めると…

ブラウン色の壁が出現します。

 

 

建具の色選びも悩むと思いますが

こんな3連の建具は壁が白ければ

ホワイト系の建具としてもいいと思います。

 

参考にしてください!

 

今日のブログでもっともお伝え

したかったことは、

間取りに合わせる家具選びです!

 

 

ソファ後ろに通路が必要な場合は

できるだけソファの奥行きをコンパクトに

すると、ソファ前が広くなります。

 

BIGJOYが提案しているコンセプト

家具から始まる家づくりという

視点からお話しすると…

ソファの後ろを通路としない

間取りだといいですよね!

 

注文住宅の場合は

家具の配置を具体的に考えた上で

間取りを決定してもらいたいと

考えます。

土地の条件も様々なのでやむを得ない

場合もあると思いますが、

少しでも理想の住まいに近づけるために

家づくりにおいて、道具の使い方、

道具の置き方などのソフト面から

ハード面を考えるようにして下さい。

 

 

今日のブログが家づくりにおいて

少しでも参考になればと思います。