これって、事実上の締め出しでしょ? | カイトのブログ

カイトのブログ

放射能から身を守ることを中心に書きます

下の記事を読んで、「検査すれば、問題ないのでしょ?」と思った人は、相当オメデタイ人です。

日本国内でも、関東・南東北産の食品を避ける人が大勢いるのだから、「検査が必要」というのは「事実上の締め出し」と同じです。

いちいち、検査費用を払ってまで日本産の食品を輸入する業者がいますか?

世界基準で見れば、日本は汚染食品を世界に流通させる「死の商人」と同じ扱いです><





日本食品規制、一部見直し=長野、青森、新潟も対象に-EU
2013/04/19-06:39 時事通信
欧州連合(EU)は18日、東京電力福島第1原発事故に伴う日本食品の輸入規制を一部見直すことで合意した。欧州委員会の発表によると、福島など12都県の産品に課している輸出前の放射性物質検査のうち、9都県を対象としたナシや貝類の検査を免除する一方、新たにそば粉や牛肉の検査を求める。福島は引き続き全産品の検査が必要とした。
9都県は群馬、茨城、栃木、宮城、埼玉、東京、岩手、千葉、神奈川。また、新たに長野、青森、新潟の3県産のキノコ類に輸出前検査が課される。見直しの詳細は5月後半に公表され、6月1日付で施行される予定。(2013/04/19-06:39)




ここからは、個人的意見。

福島県で農業、水産業を営んでいる人達のことを「汚染食品を流通させる死の商人だ!」と言う人が少数ですがいます。

そういえば、似たようなことを言う、どこかの教授がいましたね(´_ゝ`)

気持ちは分かるけど、そもそもの原因はトンデモ電力と政府にあります。

福島県や汚染地帯で農業・水産業を営む人達のことを悪く言うことは「分断して統治せよ。」の原則に、まんまと嵌められることに他なりません。

そんなことを言う人は、世間を何も知らないアホです。幼児以下の知能持ちです。

「政府が100ベクレル/kg以下は大丈夫。」と言っている以上、100ベクレル以下の汚染食品が流通するのは法的に問題ないので仕方ありません。

今は、最大限の防御をするしか手がないのが現実。

福島県の人を悪く言う前に、政府に汚染基準を「2ベクレル/kg以下に下げよ!」「廃業する農家を手厚く保障せよ!」と要求することが先でしょう。

2ベクレル/kg以上が汚染食品になれば、汚染地帯で農業・水産業を続けることは出来なくなります。

福島で農業をして欲しくなかったら、そうすればよろしい。

それでも裏流通させる業者はいるでしょうけど・・・。

政府に基準を下げるように要求し、トンデモ電力を解体して世界の英知を集めて汚染を広げないようにすることが本質。

日本人同士で、ののしりあっていては、原子力村の思う壺です。