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現実的な家造り 広島市の工務店 株式会社カジカワ

100年以上続く大工の家系です。注文住宅からリフォーム、リノベーションまで何でも請け負っています。
打ち合わせ、設計、工事のほとんどを私か父が一貫して行います。

皆さんこんばんは。


毎日忙しくしています。


待たせてしまっているお客さんには申し訳なく思っています。


相変わらず電線は無いみたいですが、うちの電気屋は忙しいそうです。






自宅のリフォーム前の階段です。

ウォールナットの板は鉄骨の梁が入っています。


リフォーム後はこんな感じになりました。



階段から上がカーペットでたばこの臭いが酷かったので全部剥がしてリフォームしました。

全ての段が高さが異なり、水平も取れていなかったので、元の階段の上にある程度水平をとって新しく作り変えました。

最初はレーザーで水平をとってやっていたのですが、終わらないので水平器でやりました。

鉄骨の梁は囲い余っていた板でカウンターを作りました。

外に面する壁には全て60ミリ位隙間を空けて壁を作り断熱材をいれています。

家の中に家を作る感じです。
窓は全て内窓を付け、玄関も新しくしたので窓からのすきま風や冷気もそんなに感じません。
お陰で気密もそこそこ取れて断熱性も高い家になりました。

ボルダリングのボードは鉄骨をカバーするために適当に作りました。

上にフックを付けて安全帯を付けたら子供に遊んで貰おうと思います。

実家は安佐南区の長束西にある大師が丘っていう団地にあります。


先日、同じ団地内に住んでいて、家のリフォームを全部やらせて貰っていた家のご主人さんが亡くなったので父が通夜に、母が葬儀に行きました。


ご主人さんは町内会長を長年やって下さった方で通夜や、葬儀にも沢山の方が参列したそうです。


その時に、母がご近所さんと話をしたそうです。


山根木材で防水の工事をして貰ったそうなのですが、3年程でまた雨漏りしたそうです。

梶川さんの所ってそういうのもやるの?って聞かれたので、

何でも出来るよ。と答えたそうです。


ご近所さんは梶川さんの家は大工さんって事は知ってはいるけど、何でも請け負ってるって事は知らないんですよね。


月曜日に廃業する大工さんのお客さんとの顔合わせで、今注文住宅をやっているって言ったら、どこの?って聞かれました。


どこのって、自分が設計して、自分で工事して、自分で管理してるんですよ。


って答えると、凄い驚かれていました。


1人で何役もこなす人ってなかなか居ないですからね。だから仕事があると忙しんですよ。


ただ、大工さんだけとか、営業だけとか、監督だけしてればいいのではなく、全部やらないといけないですからね。


暇か忙しいのどちらかしかないんです。

最近の携帯のカメラの性能がいいせいでまとめてブログが書けません。

前回、キッチンとカップボードの事を載せようと頑張りましたが要領いっぱいで載せられませんでした。

うちのキッチンはパナソニックのLクラスです。

薄型のグラリオカウンターがスッキリして格好いいのですが、10万円高くなるのでうちのはゴツいグラリオカウンターです。
水栓カランはトリムを使っています。


お米が美味しく炊けたり、コーヒーやお茶が美味しいらしいです。

食洗機は45センチ幅の深型で洗剤自動投入が付いているタイプです。


洗剤がなくなったら機能部に洗剤補充のマークが出るので液体洗剤をホルダーに入れて差し込むだけ。

とっても楽チンです。
加熱機器は横並び三連のIHクッキングヒーターです。


排気口無しのタイプもあるのですが、高くなるのでやめました。

横幅は2700です。
一般的なのは2550ですが、15センチ広くすると
調味料ストッカーがついてきます。


定価では言うと300万円くらいの商品です。

うちのキッチンはこんな感じです。

今日は昔うちで働いていた大工さんが廃業するので、お客さんを紹介して貰っていました。

7件ほど紹介して貰いました。
5件は賃貸物件を持っていたり、施設を運営したりするオーナーさんや、一般のお客さんで、2件は内装屋さんやガス屋さんで、いわゆる元請けさんです。

元請けさんは、うちが忙しかったら無理をしなくてもいいような感じだったので気が楽です。

単価的にもそんなに損をすることがない様な感じでした。
今は職人さんがどんどん減っているし、技術のレベルもまちまちなので、ある程度出来る職人さんって重宝されるんですよね。

みんないい人ばかりでせっかく紹介してくれたのだから頑張らないとなと思いました。

1日丸々かかるのかな?って思いましたが、15時頃には家に帰れたので良かったです。

取引先が増えて、仕事が増えても人は増やしません。
人が増えると仕事が多くないといけなくなります。そうなると仕事を取ってこないといけなくなるので営業マンが必要になります。
営業マンは建築の素人なので結果皺寄せがくるのが社長さんです。社長さんが現場に出れずに管理や、営業マンにならないといけなくなります。
今後とも自分で請け負える範囲でどうにかしようと思います。
アメトピ掲載のお陰で昨日、今日とアクセス数が多くて嬉しいです。

家を建てるときはハウスメーカー、リフォームの時はリフォーム屋さんという選択肢ではなく、近所の工務店って選択肢も持って頂けたらなと思います。


カップボードはLIXILのリシェルです。

定価で言うと税抜き140万円くらいの商品になります。
私はこだわりがないのですが、妻が子供にイタズラされない収納がいいと言うのでこれになりました。



奥行きが65センチあるので電子レンジを収納出来ます。炊飯器は排気ファンが付いているので扉を閉めたままご飯を炊く事が出来ます。
奥の2区画はよく使う食器なんかをアクリルパネルの所に置き、アクリルパネルを下にスライドさせて使います。


あまり使わないものは、扉を横にスライドさせて使います。


うちはものがあまり多くないのでまだだスカスカです。

横幅は1950です。柱の関係で1950しか取れませんでした。

あと、カップボードと冷蔵庫の間に鉄骨の柱があるのでその柱に可動棚を付けていて下には大きなゴミ箱を置いてます。

詳しく説明するとこんな感じです。

カウンターキッチンも、カップボードも物凄く使い勝手がいいのですが、組み立てる時が大変です。

重たいし大きいし。

思い出しただけで腰が痛くなります。

私の理想は、料理をしながらテレビや、玄関の方を見えるのが理想なのですが、リノベーションなので間取りが限られます。

自分で1から設計して自分で建てた家に住むのが理想ですが、銀行さんがなかなかお金を貸してくれないので仕方ないですよね…

子供が巣だったあとにもう自宅を建てるチャンスがあればいいな…
アメトピに掲載されたみたいで、アクセス数が多くてビックリです。

うちの会社は家族で細々とやっている工務店です。
1人ハウスメーカーみたいなもんです。
設計も工事も管理もほとんど1人でやってます。
お客さんから直に連絡が入り、打ち合わせも私がするし、見積もりやプラン、設計もやります。
大工さんなので工事もほとんど自分でやります。
クロス工事や塗装工事等苦手な工事は取引先に外注しますが、ほとんどは私がやってます。

完全自社施工とまではいきませんが、売り上げの中の70%は私がやっています。

自社施工って言ってもほとんど下請の職人に任せたり、下請の工務店に流したりして、営業しかいない工務店が多い中、ほとんど1人でやる珍しい会社です。

今週から本格的に仕事が始まる会社も多いみたいで、今週はいろんな人が現場に挨拶に来ました。

建材屋さん、サッシ屋さん、メーカーさんが来てくれました。

で、建材屋とLIXILがこれを置い帰りました。

うちの様な小さな会社はLIXILから直に品物を買うのではなく、建材屋さんを通して買います。

うちに限らず、どの会社も建材屋を通してだと思います。

で、建材屋さんがLIXILのショールームでイベントをするそうなので、安くするから来てくださいって事でチラシを置いて帰りました。

今、どの会社も受注が少なくて大変みたいなので、何かイベントをして起爆剤にしたいんですよね。

一昨日、サッシ屋が来て、今仕事がないから公共工事の受注が多くて困ってるって話をしてました。

普通ならやらないような工務店や建設会社が公共工事を受注してやり方がわからないからこっちに負担が来て大変ってぼやいてました。

うちも今年の5月から仕事が無いし、自宅用に中古物件を買ってリノベーションしたのでお金がなくてビクビクしています。

何かいい話は無いかな…
リフォーム前はこんな感じ



リフォーム後の写真です。



リフォーム後の自宅の洗面所です。

キッチン、洗面所、トイレお風呂だった所を

お風呂、洗面所、ウォークインクローゼット、事務所にしました。


事務所は書類でぐちゃぐちゃなので写真は撮っていません。


うちは、基本的に夜洗濯して、ユニットバスの中に干して浴室乾燥で乾かします。


干したものをすぐに片付けられるように洗面所の隣にウォークインクローゼットを付けました。


ウォークインクローゼットの隣が事務所になっています。


間取りをざっくり書くと、



こんな感じです。


洗面所が無駄に広いので、子供の物が多くなったら可動棚でも付けようかと思っています。




話は変わって知り合いが仕事を辞めるって話です。


去年、10月頃だったかな?


父がちょっとした用事で、30年前に父と一緒に仕事をしていた大工さんに電話をかけると


今年いっぱいで仕事を辞めるんだけど、うちのお客さんを引き継いで貰えない?


来年の1月15日辺りで引き継ぎしたいから予定をあけておいてね。


と言われました。


気がつけばもう来週です。


廃業するのって勇気がいりますよね。


その大工さんは一級建築士と宅建の免許を持っていて、そこそこ大きな建築会社の役員をやっていた事のある大工さんです。年齢は60過ぎなので、まだまだ仕事が出来ます。

ただ、加齢により、不安な事もあるらしく、しっかりしている間に廃業して、お客さんに迷惑をかけないようにしたい。

梶川さんの所なら息子さんも一緒にやってるし、安心出来るって事で紹介して貰えることになりました。


親戚の大工さんや、父の兄弟子なんかは70過ぎまで仕事をするのが当たり前で、中には80近くまでやっている人も居ます。


ですが、ずっと1人でやるのにも限界がありますよね。

70歳過ぎて1人でやるのは何かあったときにお客さんに迷惑をかけてしまいます。


そうなると、65歳くらいが限界なんですかね。


うちですか?


うちの父は限界まで働いて貰います。


今後の予定ですが、完全にあ手が空くのがゴールデンウィーク前後です。


何かあれば言って下さい。


相談や、見積もりは随時受け付けています。

明けましておめでとうございます。
自宅のリビングから書いてます。


壁掛けテレビにしました。
上にレコーダーが入っています。

下のテレビ台は近々捨てる予定です。

テレビの裏はシューズクローゼットになっています。シューズクローゼットの中にレコーダーやモデムの箱が入っています。

テレビの横はリビング収納です。下は玩具を置いて、上は子供のり保育園の鞄を掛けたりストック品を置いてます。

シューズクローゼットの奥行きは40センチくらい、リビング収納の奥行きは70センチくらいです。

なのでリビング収納とテレビの壁とは30センチ程差が出来ています。

シューズクローゼットは奥行きなくていいのですが、リビング収納は少し奥行きが欲しかったんです。

片付けてスッキリした写真を撮ればいいのですが、そんな気はありません。

自宅の話はここまでにして、木材の話。

10月頃に注文住宅のプレカットの打ち合わせをしたときに、プレカット屋に言われました。

梶川さん。米松無いんです…

木材加工の大手の会社の工事で火災が起きたんです。

結構大きい火災です。

そのせいで木は沢山あるのですが、構造材に加工出来なくなりました。

一般的に米松がよく使われるのですが、その加工が出来ないんです。

コロナのピーク時より木材費がかなり安くなったので、安心していたのですが、今回の火事で少し値段が上がりました。
コロナのピーク時よりは安いのでいいのですけどね。

木材が全く無いわけでは無いのでどうにかなるのですが、困りますよね。

うちは、小さな会社でそんなに物件も多くないし、材木屋とも付き合いが長いのでどうにかなるのですが、手広くやってる会社は大変でしょうね。

まだ木材は檜や杉、集成材に変えればいいので少しのコストアップでどうにかなりますが、電線はシャレにならないです。

一番大変なのは地震の被害に遭った方々ですよね。
電線が無い、木材が無い、高いって愚痴は些細な事ですね。

また自宅の写真を載せようと思います。
皆さんこんばんは。

今日は自宅のリビングでブログを書いています。
自宅のリフォーム写真は後日ちゃんと載せますね。

飾りっ毛のない我が家です。

今日は、電線が無いって話をしようと思います。

3週間ほど前に、電気屋さんが現場に来て言いました。
梶川さん。大変です。幹線が無いんです。

電気の線は大きく分けて3つ。

電柱から家までの電線。
家の中に入り、電気メーターに行き、分電盤に行く電線。これが幹線です。
分電盤からコンセントや、スイッチ、照明に行く電線の3つです。

3週間前は幹線が無いと言って困っていました。
2週間前に幹線はどうにか探して持ってきてくれて、今の現場はどうにかなりました。
その時に家の中の配線もざっくりやってくれました。

で、今週の水曜日、また電気屋が来て言いました。

梶川さん。
電線が全部無いんです。

これから建てようとする建物の電気工事は全て止まります。

確かに、先週、ホームセンターに行って電線を見たときに全く無かったのを思い出しました。

電気屋さん曰く、電線の専門店もいつ入荷するかわからないし、今、1ヶ月前に注文したものが届いていないそうです。とりあえず、1月に入荷するそうで、売れても1人につき2巻きくらいだそうです。

因みに、分電盤からコンセントやスイッチ、照明にいく線は新築一軒当たり4~5巻き程度使います。

2巻き程度では仕事になりません。

関東の方はもっと大変らしいです。
関東の会社から売ってくれって電話が地方の電気屋さんにかかってきているみたいです。

電線が無ければエアコンも付けれません。

電気屋さんは大変です。

この原因になったのは、電線のメーカーが耐圧試験をきちんとやっていなかったのが原因だそうです。
少しでもコストを下げようとした結果です。

他のメーカーも慌てて試験をしているんでしょうね。

うちは、電線の在庫が新築一軒分くらいあるので、当分の間は大丈夫ですが、半年後もこのような状態だと潰れる会社が出てきますね。

次は木材の話です。
お楽しみに🎵

お久しぶりです。


梶川生きてます。


ブログを書かなかった理由は忙しいからです。


来年の5月頃まで忙しいので、ブログを書いて仕事がきてしまっては大変なので書かずにいました。


今年はリフォームと注文住宅と、自宅のリフォーム、店舗の内装等で忙しい1年でした。


年末にバタバタっとやったマーダーミステリーの店舗です。

お店の名前はアプリラポルタです。





何もない事務所に作りました。
大工さんは4日かかったのかな?
とにかく、エレベーターが、無かったので荷揚げが大変でした。

まだ入り口のカウンターが届いてないので取り付けたら工事完了です。

マーダーミステリーの専門店です。

マーダーミステリーの事を知らない方は検索してください。

机と照明が入った写真はまた後日載せますね。

工事が来年の5月以降でいいと言う方は連絡お待ちしております。

年末年始で仕事をしていなくて、心に余裕があるので少しブログ書こうと思います。

次回は電気の線がなくて大変なの!って話です。

お楽しみに🎵
注文住宅の前にやっていたマンションのリノベーションです。
 
正直マンションの工事は好きではありません。
 
物の搬出、搬入が大変だし、廊下やエレベーターの養生が面倒だし、何より嫌なのが必ずクレーマーが住んでいることです。
 
特に言われるのがエレベーターの養生。
 
養生をしたら剥げと言われるし、剥いだらちゃんとしろと言われるし面倒です。
 
でみればやりたくないマンションの工事ですが、やってくださいと言われたら断れません。
 
 

このキッチン、エレベータに乗らないので、10階まで頑張って運びました。
 
 
久しぶりに組んだ畳が丘。普通に組むとぎりぎり入らなかったので、枠を落として無理やり入れました。
 
 
 
お洒落だけど、面倒なアイカの洗面台。
普通、洗面台は出来上がったものが来て、置いて給排水をつなぐだけなのですが、これは、板がくるだけ。
 
 
玄関横のシューズクローク
 
 
納戸
 
 
パイプスペースの関係で一部の壁は残しましたが、ほとんど壊して1から作りました。
解体に時間がかかり、ゴミの搬出にアルバイトの大学生がとても頑張ってくれました。
春休みの工事でよかったです。
 
できれば、卒業後にうちで働いてもらいたいですね。