久しぶりの更新です

「夜って 暗いんだ 本当は こんなに‥」

4年前の今頃の時刻に感じてたことでした

住んでいた処は昼夜を問わず交通量のある通りからは やや逸れた住宅地でした

アパートの内階段を上って避難したから
水に流されたりはしなかったけれど
水位がもっと上がってきたら逃げ場がなかった
運がよかったんです

まあまあ静かな処でしたが
人の暮らしがあるというのは
音と光と熱 なのかな

外を見ても 闇があるだけ
時折 上空をヘリコプターが飛ぶ音
サーチライトの光の筋と赤い尾翼の灯り

黙っていると音のない世界にいるような
あの時、一人じゃなくてよかった・・・

振り絞るような女のひとの声

たすけてください と

その声に応えるように

がんばって と 何人も声をかけてた

長男が一緒にいないまま一晩過ごした
ちょうど今頃の時刻は、
夜が開けるのが怖かった

朝が来たら何からすればいいんだろう
探すったってどこ?
津波って引いていくんじゃないの?
なんで何時間経ってもこのままなの?

大丈夫 きっと大丈夫
名前に偽りなしの 
希望の有る子なんだから!

夜が明けるまで結局眠れなかったな


もう4年

まだ4年

日々忘れがちなことをしっかりと反芻する
3月11日です