地球の傷 | 人間「すがはらまき」の視点  ハワイ島 カロコの森から 全地球へ繋ぐ言霊   

人間「すがはらまき」の視点  ハワイ島 カロコの森から 全地球へ繋ぐ言霊   

ハワイ島から美しい地球がいつまでも輝きますように・・・
魂の一滴としてメッセージを伝え続けます。

グラフィックには衝撃を受けました。
美しい地球は、この百年で、どれだけ
痛めつけられているのだろうか。
自分たちの住む地球は一つしかないし
自然の回復力は海も、山も大陸も、上空も
もはや瀕死状態である。

子供達に残すべきものは、
守るべきものは、どんなに事が小さくても、
全て自然、地球や宇宙とリンク
するものなのだ。

一人の中で生み出すもので
一生のなかでどれだけの事が子供達に出
来るかわかりません。

誰かがやるという考えでは
誰もやりません。

傍観者になることは
自分の生き方を放棄している事だと
私自身に常に言い聞かせています

何億年も培って先祖が繋いでくれた叡智や地球を
この100年の中で生を受けた私は
未来の子供達へと繋ぐための踏み台となるのです。

無理をせず、良いものに少しでも流れが向く様に
一生の仕事としてコツコツと出来る事を
やるしかないのである。



【Map of Nuclear Explosions on the Earth 】
日本のマルチメディアアーティスト、
橋本公氏によって作られた映像、画面の外側の国旗が
核実験行っている国で、時系列でその回数がわかります。




このグラフィックからは、地球の痛み、人々、
生き物達の叫びが伝わります。

この中には、
何万人もの尊い命を一瞬にして死の街化した
広島長崎の原爆投下、南の楽園を永久に
もとに戻る事の出来ない程のダメージを与えてしまった
マーシャル諸島、
1950年代にアメリカが43回、トータルで67回の
核実験が繰り返されました。
マーシャル諸島のエニウェトックでは、
環礁の北半分は今でも放射線レベルが
高く近づくことはできない。

そしてハワイでも核実験が行われています。
この核実験は広島長崎の投下された爆弾を
遥かに越えた破壊力を持つもので、
宇宙と地球を結ぶアンバレン帯という層を
破壊するためのものでした。

1962年7月9日
バンアレン帯の放射能を吹き飛ばす目的で、
スターフィッシュ計画という大気圏外核爆発がアメリカによって
行われ、ハワイ上空、約400キロで1メガトンの
核ミサイルを爆発させたもので、その影響は凄まじく、
 実験後、ハワイ周辺の家電・通信機器の大部分が破壊され、
電気インフラが完全に破壊され、62年当時起きた異常に
たくさんの航空機墜落事故の原因であったと指摘されています。
これらの事実は隠蔽されているが、
電気電子機器の破壊よりも、妊婦や乳幼児に対する
被爆被害も相当あったと言われている。

これによって打ち上げられた衛星も不具合、故障
使用不能が続出。
一説には各国の通信衛星を破壊する目的も
あったとされています。


2008年3月 発表
鹿児島大学
大学院理工学研究科
博士後期課程 生命物質システム 専攻
木本 雄吾
主指導教員 亀野 誠二 氏による資料を
参考資料を抜粋、添付させて頂きました。

http://ir.kagoshima-u.ac.jp/bitstream/10232/4896/1/木本.pdf


人工放射線帯による影響
米国初の人工衛星であるエクスプローラーIが打ちあがって
数年後の1962年7月10日、 Telstar-1衛星
(953.8km×5637km、i=44.8°)が打ち上げられた。
その衛星はAT&Tによ って設立されたベル研究所が設計、
製造、そしてNASAによって支援された。
Telstar-1は 同日に米国からフランスへの生ライブTV中継を行い、
衛星通信時代の幕が開けた。この衛 星はトランスポンダ、
増幅装置を持つ初めてのアクティブな通信衛星であった。
1962年7 月9日、Telstar-1が打ち上がる前日、
米国は高層核実験を行った(スターフィッシュ実験)。
放射線帯に注入された電子による、この極めて高い
放射線レベルはいくつかの電子機器(コ マンドデコーダーのダイオード)を
劣化させ、終に1963年2月21日に、Telstar-1は機能 を停止した。
これがトータルドーズ効果による初めての人工衛星の喪失と言われている。
しかしよく調べてみるとTelstar-1は同時期に運用されて、
機能を停止した他の衛星よ りも長く運用を続けた。
高度約400kmで行われた1Mトンクラスの高層核実験、

スターフィ ッシュ実験により生じた圧倒的量のベータ線(電子)は
地球磁力線に捕捉され、1970年代 まで人工的な放射線帯をつくりだした。

この新しい放射線帯はTelstar-1が被曝するトー タルドーズを
100倍にしたと言われている。

Telstar-1は1962年11月中旬に不具合を多発
し、11月24日に運用を中断した。しかしいくつかの処置により
機能を回避したが、1963 年2月21日に永久に機能停止した。

またスターフィッシュ実験が行われた1962年以降少なくとも10
個の衛星が(7ヶ月間に7つの衛星)が破壊されている。

初の国際科学衛星であるArielは電離圏と太陽放射線を研究 する
NASA/GSFCと英国(大学)の衛星であるが、
1962年4月26日に打ち上げられ、1962年9月までデータを取得した。
スターフィッシュ実験による太陽電池パドルの急速な
劣化 が原因である。断続的に機能を回復したが、
1964年11月に機能を停止した。Transit 4B、 Traacについても
太陽電池の劣化が原因である。

米国と旧ソ連による高層核実験は1967年に
国際的な条約により禁止されるまで行われた。

これら実験は地上だけではなく
(スターフィッシュ実験の後ハワイに限りEMP効果(Electro
Magnetic Pulse effect)が観測)、
放射線帯に長期間の影響をもたらした。
スターフィッ シュ実験により、約5年以上内帯の電子が
定常の状態より約1桁増加していたと言われる。