乗りたかった電車に
間に合わなければ

"それは乗るべきではなかった"
というけれど


あと少し頑張れば乗れたかもしれなくて


そんな時は
"本当は乗りたくなかったのだ"と考える

それはわたしなの?

誰なの?


頭の中はいつでも
ダサい音楽がループしてる


両利きだから
時々
どちらの手でお風呂を洗うか分からなくなる

それくらい存在が揺らぐ瞬間に
口の端を歪めて笑う

私しか知らない私しか知らない私