他人と比較するのも大切 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

他人と比較することも大切です。

え?
私がそんなことを言うとは意外ですか?

現在地を知るためには、
他人との比較が欠かせません。

もちろん前提には
価値の分離がありますが。
前回の
私は背が低くてぽちゃだと
自分のこと紹介しました。

背が低いというのは、
他の人と比較しなければわからないことです。
また、誰と比較するかによっても違います。

幼稚園児の中に入れば私は背が高いです。
小学校高学年の中に入るともう紛れますけどね。

そんなわけで、私は背が低いです。

背が低いということは
自分でわかっている必要があります。
大抵のワンピースは
ウエストの位置が合いません。
ファッションは、工夫が必要です。
似合ってきれいに着こなすには、
自分の体型を良く知ることが前提です。

欠点は自覚しなければ対応できません。

長所も、比較の中で知っておく必要があります。
私は長所も短所も裏表だと思っているので
あまり長所や短所とは考えていませんが。

例えば私は目が良くて色をよく見分けますが
気をつけないと
色覚障害への配慮を忘れます。

できることを自覚しないことは
優しさに欠けるリスクがあります。

他人より優れた部分は
他人のために使うためにあります。
(他人が自分のために搾取するのはダメです。
それを許す必要はありません。)

でも例えば、私は強いです。
強さについてはまた詳しく書きますが
強さは弱さを支えるためにあるでしょう。
自分の優越感を誇るために
長所があるわけではありません。
強さがどんなことに強くて
どのくらい強くて
どんな弱さを支えることができるか
知っていなければ、適切に強さを使えません。

これらは全て
比較によって知れることです。

自分の命の価値を十分に認めることができれば
次はどんどん比較して
自分の現在地を知ることも大事なことです。

もう一度確認しますが
優越感を持つためではありません。
自己肯定するために
比較するのは間違いです。

自分も他人も尊く価値がある
と認めることが出来てからですよ。