強さいろいろ | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

ITに強い
歴史に強い
経理に強い
など
ある程度その分野に詳しく
力を発揮できることを強いと表現します。

違った視点では
他人を打ち負かす力を持っている
自分に負けない
一人で生きていける
というような
他者との関係での強さという表現もあります。

以前、私は自分のことを強いと表現しましたが
さて私の言った強いは、どの強いでしょうか。

実は
他者に依存せず
一人で生きていける強さです。
本当は、あまり良い意味で使っていません。
ここを明確にしたくなかったけれど
自慢だと思って何か言ってきた人がいたので。
強い、というのは
関係を築く上でデメリットになりやすいです。
一人で完結しやすいからです。

積極的に関係を築き
自分の強さと相手の強さを提供し合う
(この強さは、ITに強いなどの強さ)
ときには、1+1が2よりも
大きな結果を生み出します。

しかし、
一人で完結する強さは、意識して気持ちを開き
関係を作ろうとしなければ
一人でやってしまいます。

一人でできてしまうので
一人でできるようになれよ、
と他人に対しても思ってしまうという
リスクもあります。

関係の中で
他者を活かすために
越えなければいけないハードルがあるのです。

弱い人は
他者との関係を大切にし
助け合うことに優れています。

強い人は、これが苦手。

でも結局は
協力し合い、良い関係を築く方が
強い人間が一人で作るより
良いものができます。

私も今、自分を訓練中です。

ただ、
弱いなら弱いでも
協力関係でなく依存関係になってしまうと
これまたうまくいきません。
お互いに境界線を侵害してしまい
ストレスになりやすいのです。

冒頭で挙げた強さは
誰もが何かしら持っています。
それを自覚した上でどう使うか
というところに知恵が必要ですね。

あなたの強さは何でしょう。