オゲレツはいいけど下品はダメ | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

私のフルートの師匠が20年以上昔
レッスンでこんなことをおっしゃっていました。

「オゲレツはいいけど下品はダメだ」

辞書を引くと同じ意味ですけど

多分オゲレツで上品の極みは
モーツァルトなんでしょうね。

オナラとかう○ことか下ネタが大好き
でもどこまでも美しい。

その違いは、
やっぱり比較なのかな
と思う今年40になる万紀子です。

オゲレツと表現されていたのは
どうしたって生きている限りついて回るもの
でもおおっぴらにすることは一般的に
はばかられるものを
おおっぴらにしてしまうこと。

下品というのは
他人との比較であれこれ自分の価値を
測ろうとすること。
それをあおるのはもっと下品。
どうしても誰かを貶めることですね。

昨日、そうかと気づいたことがあって。

ポイントカードに色がついていて
お買い上げ額に応じて
ランクが上がるとか。

利用額に応じて受けられるサービスが違うとか。

たくさん利用してくださるお客様に
ありがとうございます!
という感謝の気持ちを形にするのでなくて

それを下のランクの人に見せることで
ステータスとして
よりお金を使うことを後押しする
テクニックになっていることがあって。

どこかのセミナーでそんな話しを聞いたときに

うわぁ気持ち悪い!

と思ったのです。
気持ち悪いを
ずっと説明できなくて
ただ気持ち悪いと思っていましたが、
昨日説明できました。

というシリーズで説明していましたが
自分の持っているものによって
自分の価値が上がると考えるのが
Haveの価値観で
自分の価値そのものに注目するより
価値ある行動をしようとするのが
Doの価値観です。

私のカウンセリングにお申し込みされる方は
Haveの価値観で悩み苦しみ
どうしようもなくなって相談に来られます。

カウンセリングを重ねる中で
Doの価値観に目覚め
落ち着いて自由になっていかれます。

先にあげた気持ちの悪さは

クライアントさんの苦しみを
あおってたのはオマイラか!

という気づきで正体が分かりました。
何がお客様に喜んでもらう、だ。
自分軸で幸せを掴むことを邪魔して
お金を払って価値を高めようとする
間違った価値観に縛りつけてるじゃないか。

それで本当の満足や喜びが手に入るわけがない。

後ろ側にあるキッタナイものが見えると
これぞ下品の極みと思いますね。

利用する側も
より良いサービスを受けられる
という方に気持ちを向けましょう。

他の人よりも、
という言葉は捨てましょう。
それがついた途端に下品になります。

いちカウンセラーのたわごと
と思っていただいても結構。

しかし
私はその価値観に反対しますし
その価値観から自由になることによって
クライアントさんにイキイキと輝いて
いただくのが私の仕事です。

モーツァルトの音楽が美しいのは
徹底的に自分軸だったんでしょうね。





2月15日は札幌におります