モコは隣町にある、特別支援学校に通っています。

隣町に通っていると、どうしても、地元との交流が少なくなりがちです。

でも地元の交流ってとても大事。
これからモコが大人になっていく中で、この地域で安心して暮らしていくには、地域のお友達やご家族にモコのことを知っていてもらえることは、大きな支えになります。



「支援籍」って、ご存知でしょうか?
(※「支援籍」という呼び方は、埼玉県だけのようです。他県では「副籍」と呼ばれています。)


特別支援学校に通う児童生徒達が、地元の学区内の公立の小学校にも籍を置くことを言います。毎年数回、小学校に通い、同じ学年のクラスのお友達と一緒に、授業を受けたりします。


モコはこの支援籍に、小学部1年生の時から所属しています。(今は2年生)


地元の小学校には、保育園で一緒だったお友達もたくさんいるので、モコのことを知っていてくれてるお友達もいます。でも半分以上は、他の園から入学してきたお友達なので、モコのことは知りません。


そこで一番最初の支援籍の日、
モコのことを小学校1年生に分かりやすく伝える為、紙芝居(実際はスケッチブックです。鉄拳風に。)を作って、みんなの前でお話しました。

「ちょっと難しかったかな?と思ったけど、子供たちがみんな真剣に聞いていて、驚きました。とても良かったです。」

と、支援籍の授業が終わった時に、支援籍先の担任の先生がそう言ってくださいました。



この紙芝居をしたことをブログで紹介したところ、「実際にどんな内容だったのか、参考にしたい!」というメッセージを、福岡と愛知のダウン症児のママさんから頂きましたので、紹介させて頂きます(*^^*)


でもね、内容は全く大したことないです(笑)
支援籍行く日の朝、即席で作ったものです(^-^;

クラスのお友達みんなが私の話しかけに都度、元気な声で掛け合ってくれてたので、その時間を入れても10分程度の内容です。



①パネル「お名前」

こんにちは~!
(モコの手を挙げて、)○○○ゆうきです!
私はゆうきのお母さんです。
今日はゆうきの学校の担任の先生の、○○先生と一緒に来ました!



②パネル「学校名」

ゆうきは、埼玉県立○○○特別支援学校から来ました!



③パネル「年齢」

小学1年生、6歳です!
(え~!!)
みんなより、ちっちゃいよね~!
赤ちゃんみたいに見えるよね~!
でもね、みんなと同じ、1年生なんです。


④パネル「支援学校のクラスの紹介」(写真省略)
ゆうきのクラスには、クラスのお友達が○人、先生が○人います!
みんな元気に学校に通っています。


⑤パネル「バス通園」

(イラストで書いたご当地ゆるキャラを指して、)これ、何だか分かるかな~?
(○○○○~!)
そう、○○○○だよね。
○○○の道の駅、知ってる?
(知ってる~!)

みんなは、学校に来る時、通学班のお兄さんやお姉さんと一緒に、歩いて学校に来るよね?

ゆうきは、○○○の道の駅から、バスに乗って、隣町の○○○特別支援学校に行きます。

(バスの絵を指して、)かっこいいでしょ~?!
これに乗って行くの。

ゆうきの学校にも、○○○○みたいなゆるキャラがいるんだよ!
(学校のゆるキャラの絵を指す)

このバスをもし見かけたら、あ!ゆうきくんが乗ってるかも!って、思ってね(*^^*)




⑥パネル「学校での様子」

ゆうきはバスに乗って、大体9時くらいに学校に着きます。
朝の会や、「見る」「聞く」これは、みんなで言う、国語や算数の授業をして、「体の時間」これは、体育だね。そして、お昼になったら給食を食べて、午後は学校の中を探検したりして過ごし、そして3時頃、バスに乗ってまた帰って来ます。



つづく