この度、私(川原香織)はインドに住む7歳のポーウィン君のチャイルド・スポンサーとなりました。
いったい何の事かとお思いですよね。
電車内やFacebookで、ワールド・ビジョンという広告を目にし、居ても立っても居られなくなり月々4500円をKaori Dance Studioの売り上げの一部から送金する事にしました。
ワールド・ビジョンとは、国際NGO団体でチャイルドスポンサーシップを通して、開発途上の困難な中にある子ども達を支援して行く団体で、私にはインドのポーウィン君が紹介されたのです。
本当は1人と言わず、10人.100人…いや、困難な環境で明日とも知れぬ命の子ども達全員に支援をしてあげたいです。同じ地球上では今、5秒に1人の乳幼児が亡くなっています。今もです。しかも5秒に1秒、バタっと倒れて亡くなるのではなく、徐々に衰弱して苦しみ抜いていく様子を、ただ見守るしか出来ない家族の苦しみは地獄でしょう。ゴミを拾って生計を立てたり、1日に1度の食事や煮沸した衛生的な水もままならない、予防接種もなく感染症に怯えながら生きる社会がある事を豊かな日本では考えられません。この地球上から貧困や紛争、飢餓、災害を本当に本当に無くしたい。
地球規模の大きな問題は、私1人ではどうにもなりませんが、自分に出来る社会貢献として私はワールド・ビジョンのチャイルドスポンサーシップに申し込みました。
ワールド・ビジョンは国際NGO団体ですが、日本ではそれ程普及していません。外国ではかなりの割合で普及し、普通の学生さん達でも参加し、支援をしているようです(←※KAORI調べによる。私の海外在住の友人情報)
この支援の良い所は、子どもに直接現金を渡す訳ではないのです。だから隣の子は貧しいけど、自分はラッキーという形にはなりません。
現金や物を提供する支援だけでは根本的な問題解決にはならないので、教育支援、保健衛生、収入向上といった、子ども達をとりまく様々な環境の改善を目指す活動なのです。
私もポーウィン君にお手紙を書いたり、スタジオのみんなとの写真を送ったりしたいなと思ってます。
ポーウィン君の住む地域の情報をまとめると、
子どもと女性の4割以上が栄養不足。健康管理の知識も不足し、住民の8割が貧血状態だが、衛生施設が不足していてどうにもならない。
インド政府の定める貧困ライン以下で貧しい家計を支える為に、子どもは教育より働かざるを得ない。
教育の重要性の認識が不足していて読み書きが充分に出来ない。
新生児の死亡率は日本の31倍…
5歳未満の死亡率は日本の19倍…
数字で挙げると現実味がないですが、つまりは死が身近にあるという事です。
ワールド・ビジョンは子ども達を取り巻くこうした課題に「地域開発」という観点から取り組みます。
という事で、
私はポーウィン君の住むキラユ地域の「キラユ地域開発プログラム」を2023年のプログラム終了予定まで支援して行こうと思っております。
私がブログに書く事で、
世界には困難な中で生きる子ども達が居る事を知って頂けたり、住む家や飲み水、食べ物に改めて感謝して頂けたらいいなと思います。
また、
あのカオリちゃんがやってるなら…
子ども達の為にこんなシステムがあるなら…
自分もやってみよう…かな。
と思って下さる方がいらしたら、ブログを書いて良かったと心から思います。多分、何か出来る事があれば…とお思いの方もいらっしゃると思いますが、どうしたら良いのか分からないのではないでしょうか。私は前からこの広告が気になっていたので、自分で色々リサーチして納得して参加する事にしました。
同じ地球上で同じ時代を生きている今、不自由なく生活出来ている私達にすべき事はあるかと私は思ってます。
1人でも多くの子ども達が救われますように…。
まだまだ金銭的に余裕のある訳ではないスタジオですが、Kaori Dance Studioをもっと盛り上げて、ポーウィン君をしっかりサポートして行けるようにも頑張りたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
川原香織
追記:
ポーウィン君の顔写真を載せて大丈夫なのかとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、載せて良い情報を確認して掲載致しました。