川端康成さんの有名な小説の書き出しですが…
まさに、
こんにちは。
山形のイクメン?くすり屋の
さとうかおるです。
新潟のウィザップさんしゅさいのセミナー第二弾は、メイン講師の坪井さんでした。
今は史上最狂のプータローさんですが、
実は買取王国という企業を、10年で東証一部上場させた、ものすごい経営者だった人です。
あの~、東証一部とか二部とかに上場するには、コンプライアンスってのが厳しくなるんですよね…。やりたいコトに縛りも出てくる。
坪井さんは、鎖で飼われているが、衣食住に不自由しない飼い犬よりも、衣食住の保証はないけど自由に走り回れる野良犬(?)を選択したんですね。
それが坪井さんのカッチョィーところですよね。
さて、セミナーですが…
マジで圧倒的でした。
テーマは
①独自の価値を見直そう
②ターゲットを徹底的に絞り込む
③シナリオを創る
でした。
例えば、ぼくのくすり屋に当てはめると
同業企業が、○○って健康食品が売れているらしい!
って言うから、うちも導入しようとしても絶対に失敗するってことです。
経験ありません?
それは商品ありきで導入してもダメだってコトなんですよ。
売れてる店は、独自の価値を伝えているから売れているんです。
物を置くだけでは売れないってコトですよね。
例えば、とりあえず関連する並べて満足してませんか?
マーチャンダイジングとか言ってそれで満足する傾向がよくあります。
でもターゲットを絞るコトで、いろんな人が共感してくれる売り場が出来るんですね。
ぼくがチラッと考えたのは、普通靴を洗う洗剤って、洗濯コーナーに陳列しています。
でもね…、
小学生の子供のクツを洗う人はダレ?
例えば、うちのママ1人のための売り場にするなら、ぼくはお風呂洗剤のコーナーに陳列するわけです。
だって、お風呂場でクツって洗うじゃないですか!
んで、クツを洗った後にお風呂を掃除したりするわけです。
そしてクツを洗うのは、週末なので…
とか考えると、多分お掃除コーナーがお掃除コーナーでなくなるので、標準化を目指す企業なら絶対に怒られます。
今すぐ、元に戻せと怒られます。
でもね、ターゲットを絞るコトで、きっと小学生のママたちには共感してもらえるだろうし、商品を並べるだけでなく、
独自の価値を伝えられる売り方が出来るはずなんですよね!
もう考えるだけでワクワクしますよね。
すげえ楽しい売場が作れそうですよね!
だと、お客さんはワクワクが体験出来るわけだから、選ばれるお店にもなりますよね…。
やっぱり自分が楽しめるコトをやらなきゃだよね…。
自分の過去の楽しかった思い出から、
自分の価値を見つけて、自分が楽しめる仕事をすれば、
自分も、スタッフもお客様も楽しめる、
楽しい仕事が出来るよね!
ってホントに思いました。
もちろん会社の縛りで出来ない場合も多々あるんだけど…。