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手足口病になった話

9ヶ月の娘、今大流行中の手足口病にかかりはじめてのお熱デビューでした。。
この手足口がきっかけで久々にブログを書こうと思ったと言っても過言ではないくらい、喋りたすぎる我が家の手足口物語をまとめました。

生後半年を過ぎると抗体が落ちて来て風邪ひいたりしやすくなるから7〜9ヶ月あたりで最初のお熱経験する事多いよ。とは言われていたのですが
まぁ、焦った焦った。


-1日目-

我が家の手足口病は、娘の嘔吐からスタート。

いつものお風呂の時間ころに珍しく自然とウトウトし始めたので今日はこのままお風呂も入れずに寝かせてみよう。と思って寝室に連れて行き、抱っこでユラユラして娘も本格的に寝たな〜と思った瞬間の激しめの嘔吐。
あまり普段から吐き戻しをしない子だったので、突然の嘔吐に思考停止。
食が進まず離乳食に苦戦する日々だったのですが、その日はよく食べてくれて私も調子に乗ってあげてしまったので最初は、
まずい!食べさせすぎてしまった!!と思いました。

私も娘もベロベロになってしまったので一緒にシャワーを浴びに。
シャワー中もいつもより元気がなくぐったり。
シャワーから上がって保湿お着替えで横にしている時にさらに2回目の激しい嘔吐。

そして、そこで発熱している事に気づき検温すると38.5超えに。
さらに3回目の嘔吐があり大てんぱり。
夜間診療に駆け込もうかと思いましたが一旦、#8000の子供医療電話相談に非常にお世話になりました。子ども医療電話相談


受診するのがおすすめだけれど様子を見ても大丈夫という事、また次の時点の受診目安や119をした方が良いタイミングを教えてもらい電話を切りました。
病院の夜間救急も電話してみましたが、混雑していて何時間待つか分からない状況だったため、心臓をバクバクさせながら様子見する事に。
嘔吐から30分以上空けて落ち着いたら少しずつ水分補給をとのことだったので、10分ごとに5ミリずつスプーンで水分補給。
何度か繰り返して大丈夫そうで、本人も落ち着いてきた感じだったので、授乳して23時就寝。

夜中の3時に大泣き起床。抱き上げると身体がカンカンに熱く、体温を測ると39°超え。そしてさらに軽い嘔吐。
大パニックで背中と頭全体をアイスノンでガッツリ冷やして夜間救急へ。

診察台に乗せられて大泣きすると、口の中が見えたのですが、口蓋に大きな口内炎が。
最初の診断名は夏風邪の一種のヘルパンギーナでした。
嘔吐は便秘とのかけ合わせで来たかもしれないとのことでしたが、便秘がちの子ですが前日に出ていた事もあり、便秘の影響での嘔吐ではなさそう、、と不安に。
この後手足に発疹がでたら手足口かもしれないしという事、手足口だとしても、ヘルパンギーナ だとしてもとくに薬や治療はないため吐き気止めと解熱剤のみの処方になる事、
口内炎が痛くて飲むのを嫌がるだろうから脱水に気をつけてと言われ、薬をもらい帰宅しました。
病名が付くまで私の食べさせすぎで苦しくなって胃腸がおかしくなって熱が出た説も心配していましたが、食べさせすぎじゃなくてよかった、、の気持ちと、いよいよ初めてのウィルス感染きたかぁ、、という気持ちと、、。
病院の外に出たらもうすっかりと明るくて、久々の朝帰りでした。。ぐったり。


-2日目-


次の日は、解熱剤の効果もあり少し回復。
熱はありましたが37.7くらいの時はおもちゃで遊ぶ余裕があったり少し元気になったように見えました。
離乳食は食べず、赤ちゃんポカリ等は嫌がりましたが、だましだまし口の中に流し込み…
かなり飲むのがゆっくりで飲む量が減っていましたが夕方までは授乳も出来きたので病院には行かずに家で様子見。
けれど、夕方以降またじわじわと高熱に…。

19:00前最後に少しだけ授乳をしてから飲めなくなり
寝かしつけようとしてもくずくずが続き眠れない様子。
23:00頃にまた38.5を越えたので解熱剤を入れて様子見。
口内炎がいよいよ痛くなったタイミングだったのかも。解熱剤を入れると痛み止めの効果もあるので、少し飲んだり出来るようになるかもと思いましたがそれでも何にも受けつけず。
痛い、飲みたい、飲めない、眠いでずーっと泣きっぱなしの娘、5分くらい寝落ちしてもまたすぐ起きて泣き出すの繰り返し。抱いたまま朝まで過ごす事になりお互い朝まで一睡もできずに一番しんどい夜でした。。
これまでも夜泣きで全然眠れない日もありましたが、とりあえず私が抱いていれば泣き止む子だったので、抱っこしてもずっと泣き止まないのはなかなかメンタルにきました。。
嘔吐も激しかったし、こんなに泣き止まないのは何か早急に治療が必要な他の病気なんじゃないかと不安になったり。
今冷静に考えると普通に考えてヘルパンギーナでも、手足口でも高熱が出ていたらしんどくてクズって当たり前なんですけどね。。

前日も朝帰りだったし、夜通し寝られなくて睡眠不足もきつくて、こりゃ長く続いたら育児ノイローゼになってもおかしくないなぁと思いました。
ハードな夜泣き対応している世の父母の皆さんまじでお疲れ様です、本当に。



-3日目-

朝になり9:00頃搾乳した母乳をやっとストローで飲む事が出来ました。
お腹も空いて喉も乾いていたのか150mlをストローで一気飲み。やっと水分補給ができて本当に一安心しつつ、今までに見た事ないスピードの一気飲みにびっくりしました。
そこからやっと眠る事が出来て、30分ほどで起きたのでかかりつけの小児科へ。
前日から少しプツプツが始まっていて、小児科の先生から、これは立派な手足口病ですねとの診断を頂きました。
嘔吐についても再度確認したところ、急に熱が上がる時に吐き気が出るのは良くある症状とのこと。
それを聞いて他の原因があっての嘔吐じゃなかったのだと分かり安心しました。
そしてその後、高熱による吐き気を、身をもって感じる事になり超納得する事に。(←次回予告)


そして、ものすごく激しい嘔吐だったので心配だと先生に訴えたところ…

そもそも嘔吐は激しいものです。と言われました。
大人が気持ち悪い⇨ちょっと我慢⇨トイレ等で嘔吐は、気持ち悪いギリギリの中でも多少コントロールした上での嘔吐ですもんね。
赤ちゃんで自分の力ではどうにもならなく無防備に吐き気に襲われて吐いたらそりゃ勢いも出て激しくもなるなと。言われて納得。

ママ先輩仲間も嘔吐って本当激しくてビビるよねの声多数でした。みんな、知らないところでこうゆう恐怖体験を乗り越えていたんだなぁとまじで尊敬。


帰宅後は、起きる度に嫌がる娘に水分を。
スプーンやスポイト、ストローでOS1、OS1ゼリー、赤ちゃんポカリ、麦茶、赤ちゃんジュース、搾乳、粉ミルク色々試しましたが成功率の高かったやり方を…。

授乳体系で授乳すると見せかけて、スポイトで搾乳を流し込む。これ結構良かったです。
スポイトから吸ってくれる時もありました。

寝かせ目の姿勢でOS1ゼリーをスプーンで口に流し込むのも良かった。今行けるって時にかなり流し込めました。
寝かせめでスプーンやスポイトで液体系の物を流し込んだ時は大失敗。
ゼリーは寝かせ目の姿勢でも喉に溜まって自分のペースで飲み込めるからか、スプーンを口に当てると自分でチュルッと口に吸い込んでドンドン飲み込んでくれました。

あとは嫌がられるけどこまめに気が向いた時にストローで吸ってくれるのを待って何度もストローを口に差し込む。
口内炎に当たらないように右や左に寄せてしっかり咥えるとたまに飲んでくれました。

水分補給も嫌がるので跳ね除けられて服も周りもビショビショになって何度もお着替えをしながらでしたが、水分を取れば取るほど回復しているように見えたので、スパルタ水分補給でした。

水分補給が出来る様になってからみるみる回復し20:00頃やっと直接授乳に成功し眠ることが出来ました。
この数日はしんどさと怖さからか、くっついてないと寝てくれなくて、私の脇にハマったり上に乗った状態で寝たりしていましたが(可哀想だけれど超可愛かった)
この日は抱っこから降ろしても、起きずに寝かしつけ成功。だいぶ回復したのだなぁとホッとしました。

-4日目-

夜間授乳も順調で朝になったらすっかり元気。
久々に離乳食も与えてみました。
かなり緩めの滑らかなお粥とベビーダノンを。
結構残したけれど、水分以外に食事を飲み込めて嬉しかった。
前日の朝に確認した時にはまだ口蓋に大きな口内炎が出来ていて、こりゃ最低でも2日はかかるな、、3日かかってもおかしくないな?と思うほどの口内炎でしたが、お口を覗かせてもらったら口内炎も綺麗に消え去っていました。
前日の夜から授乳中できたし、その頃にはもしかしたら口内炎も消えていたのかも?
子供の回復力に感動。飲んだり食べたり出来るようになり熱も下がりすっかり本調子に。
3日、4日と少しずつプツプツが増えていったように感じましたが、5日目からはプツプツも引いきてあまり痛そうにもしていないので安心しました。


ここまでざっと記録。
初めてのお熱。
ヘルパンギーナも手足口病も、流行りの夏風邪ですね。って割と先生も軽い感じだったけれど、体感的にそんな夏風邪なんて簡単な言葉でくくってしまっていいの?と思うくらいハードでした。
あ、でも全然熱出なくてブツブツ出るだけでてだいぶ軽い症状の子も結構いるそう。
我が子は初めてのお熱だったので余計に高熱になりやすかったのもあるのかもしれません。

ちなみに、娘は保育園は行っておらず、最近は子育て支援センター等も行っていなかったため、どこでもらったんだ?!!とびっくりしましたが
発症4日前にいったショッピングモールのオムツ台、ベビーカート(消毒したけど手足口アルコール効かないらしい)あたりしか思いつかず、潜伏期間的にもそこだろうなと。
お出かけの数日前に手足口病が増えすぎていて警報が出ていた事を後から知りました…。
なんとなく流行ってるのは知っていたけれど、保育園行ってないのになるとは思わず…
その感染力の強さにびっくり。
そりゃぁ大流行するよなぁ。。
まだ手足口の免疫を持っていない皆さんくれぐれもお気をつけてお過ごしください。


病院で解熱剤飲み薬と座薬どっちがいい?と聞かれて、飲み薬飲ませた事ないわ、どうやって飲ませればいいんだ、、とテンパったので「おくすりのめたね」はお熱出る前に備えておいてもいいのかなと思いました。調剤薬局にも売ってるけど、私みたいに夜間救急で行くとそうゆうの買えないので。
今回は座薬で対応してもらえたし、座薬とても楽ですけどね!

ちなみに手足とお尻のプツプツは4日目あたりがピークかな?という感じで6日目も少し残っていたけれど大きめの水疱の後がちょっと残ったくらいでお尻とかはすっかりツルツルでした。


口の水疱の症状でまったく水分が取れなくなった場合は入院で点滴をした方が良い場合もあると。
熱が上る上がらないもあるみたいだし手足口病も症状に個人差が結構ありますね〜
ここに書いたのは我が家の一例で手足口にかかったら必ずこうなる訳ではないので、かかったと思ったら、かりつけ医に相談してくださいねウインク

私も常にこの後どうなるの?この飲めない状態はいつまで続くの?いつからご飯が食べられるようになるの?と不安だらけで色々調べ漁ったので、我が子はこうゆうパターンでしたよ。の記録でした。
お医者さんにも、どれくらいで治るかは個人差だから分からないけど一週間後には確実に何も無かったようにピンピンしてるから大丈夫。と言われましたがそれは本当でした!





すっかり元気↑