喫煙による椎間板ヘルニアへの影響とは?(禁煙の有効手段を探す) | 体の悩み解決ブログ

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デスクワークを主体とした日常を維持している方に増えているのが腰痛や椎間板ヘルニアです。椅子の上での悪い姿勢や長時間の同一姿勢の維持が影響すると言われています。またこの状態にある条件が加わると、これらの症状が起こる確率が一気に2倍以上に高まるそうです。この条件は、イライラしがちな方に特に多い癖です。


もうおわかりの方も多いと思います、、喫煙は腰痛を悪化させる、とどのような医者も言います。タバコにはお馴染みのニコチンが含まれていますが、このニコチンによって血管が縮小しはじめ、腰への血行が悪くなる、、椎間板ヘルニアへの影響についてもっと細かく言えば、ニコチンが椎間板の周囲の毛細血管を収縮させることによって栄養分が渡らなくなります。この状態が続けば椎間板の水分も減り、骨同士がぶつかるような格好に近づきます。そして姿勢の悪い座り方などによってヘルニアが起こる可能性が増す、ということになります。


要するに椎間板の老化を早めるのがニコチンの害であると言えるでしょう。その他には骨の弱体化にも響きます。もちろん骨粗鬆症になる可能性も高まりますので、女性の喫煙者にとってはかなり大きなテーマとなり得ます。


タバコをやめればどうなるか、人によっては腰痛そのものも無くなる可能性がありますが、ではそれほど危険なタバコは何故やめられないのでしょうか?つまりタバコにどのように依存しているかについてですが、まずニコチンそのものに身体が依存している状態があります。タバコを吸わないとイライラする、眠くなって仕事が手につかなくなる、などの症状が該当しますが、灰人になるとまで言われる麻薬類と同様に依存性が強い方も多くいます。


もう1つが心理的な問題です。口元がさみしい、何か咥えて吸っていないと気が済まない、という状態です。食後は必ず一本、仕事の合間や勉強の合間など、たばこが無いからまず手に入れる、仕事はその後だ、という方がほとんどです。


職場のデスクで喫煙できる、というところは今ではほとんどありません。これはいつごろか、年配の方ならデスクでタバコを吸いながら仕事をしていたという記憶があると思います。多くの職場では受動喫煙の危険性が示唆されることが増えたから灰皿を置くことが禁止になったそうです。受動的な喫煙とは、吸う人の近くにいて、たばこからでる煙や、吸う人の口から吐かれる煙を吸引してしまうことです。この煙を副流煙といい、喫煙者が吸っている煙よりも害が大きい、毒性が強いそうです。


自分は吸わないのに吸う人のせいで腰痛になってしまう、このことを了解できる人はいないでしょう。また完全に煙をシャットアウトするためには、屋外に設置すること、そして100メートル四方程度の広さの喫煙所が必要だそうです。よく駅前に屋外式の喫煙所があったり、ビル内でドアが開きっぱなしの喫煙コーナーがありますが、嫌煙家にとってはほとんど意味がない、という方も増えています。


タバコは心理的なストレスが重なって始めた、という方も多くいます、あるいは現状ほとんどの方がストレスを気にして喫煙を始めているかもしれません。単なる気晴らしのために吸う、といったカテゴリーとは異質とも言えるこの状況をどうやって解消するのか、まずは本人次第だとは思いますが、今では禁煙外来などもあり、保険適用で治療が受けられるという大きなメリットもあります。最後の手段として、タバコが吸えないような状況を作る、そのような状況に身を入れるしかない、と決断する方もいます。


脳卒中や糖尿病、心臓病などの生活習慣病にも軽々しくリーチがかかってしまうのが喫煙です。病院で健診を受けたらヘルニアどころではない、という方もいますので、まず禁煙したいことを医師に打ち明けてみることも大切でしょう。


若いうちから吸っている方は特にやめにくいと言います。イライラしてくるからしょうがなく、という理由でもなく、毎日のんびりと暮らせる時期に喫煙を始めると、自分がタバコを吸わずにいてもイライラするかどうかもわからず、禁煙による効果についての目処が全く立たない状態です。ただ漠然と吸いたい、という場合は本当に精神的な治療しか残されていませんが、何を言われても吸いたいだけ、という方も多いようです。


1つ注目したいのが、今では電子タバコというものがあります。この電子タバコは一体どれくらい禁煙に役立つのでしょう?もしかしたら若いうちから吸っている方にはメリットが大きいかもしれません。まず多くの方がリアクションするのが、煙の量です。これが少ないものは滅多に効果を発揮しないそうです。その他にはフィルターの交換があまりにも手間がかかったり、電子タバコとしてスイッチを入れても安物っぽくて捨てたくなるようなものなど、デメリットが含まれていると思われるもののほうが現状は多いようです。フィルターを吸引すれば先のほうが赤くなるものも主流ですが、この機能もなんとなく禁煙すれば?というようにバカにされているような気がする、という意見もあります。


結局はヘルニアになったらもちろんやめるだろうな?という方がもっとも多いのかもしれません。無理にテンションを上げるよりもいいだろう、という感じだと思います。またタバコを吸う分ビタミンを多く摂ったり、健康によいスポーツをする機会を増やしている、という方は多いようです。頭が重い、吐き気がする、などの場合以外は必ず吸ってしまうことになりますが、本人の気持ちが変わらないのですから、最後の手段は罰則ぐらいしかないでしょう。