死因は乳がん。
手術で一旦は治ったものの、術後5年になる2年ほど前、転移が発覚。
骨と肝臓に転移していました。
義母は骨の転移により、下半身不随の寝たきりに。
昨年の3月からは、延命治療はせずに在宅で看ていました。
義実家は我が家の裏手にあり、中庭から行き来ができます。
こんなに近くにいるのに私は、毎日のご飯を作り、息子達を連れて行くくらいしか出来なかった。
せめて寝たきりでも食べやすく、美味しい料理を考えて作ればよかったな。
後悔先に立たずってこの事だなって思います。
義母の足が動かなくなったのは、長男が生後4ヶ月の時でした。
誰かが冗談で、
「長男くんの方がお義母さんよりも早く歩けるようになったりして。」
と言いました。
その時、お義母さん
「そんなわけないわよ」と笑って言っていたけど、本当にそうなっちゃった。
亡くなる前は、顔も上手く上げられなくて。
声もか細くて。
でも息子達が来ると優しい笑顔で迎えてくれた。亡くなる前日までそうでした。
介護用ベッドが占領していた義実家のリビング。
ガランとしちゃった。
すごく寂しい。
長男は、ばぁばはどこ?すぐ帰ってくるの?と聞いてきます。
天国に行っちゃったから帰ってこないんだよ。
と伝えていますが、しばらくするとこの質問。
まだ2歳だもんね。
どれ位の年齢になったら、死を理解する事が出来るんだろう??