年末年始の連休は渋滞の予測が難しく、変な大渋滞にはまることもあるのであまり遠出はしないようにしているのですが、仕事納めの翌日土曜にジェロニモでファスガンゲームがあったので参加。
今年は少ししかBB弾撃ってなかったなあ・・と思いつつ、ファスガンですらそんなに行けなかったです。
今回付き合ってくれたのは実弟のみ。
で、仕事納めの日は早々と休日にした企業も多かったようで、あちこち高速が渋滞していたようですし、アクアラインも朝7時台には大渋滞していたので、渋滞にはまる覚悟で千葉に向かいました。
しかし何故か神奈川県から千葉に向かう道路は渋滞がなく、逆に早々と7時に現地付近に着いてしまいました。
少しでも渋滞を回避するために実弟には始発できてもらったのに、まあ渋滞にはまって遅刻するよりははるかにマシですが、なんだか申し訳ない。
自分一人だったら寝て時間をつぶすところですが、それもナンだなと思っていたら、いつもサバゲの帰りに寄るファミレスが7時からオープンで、朝食バイキングだったので寄りました。

いやあこんなマトモに朝飯くったのいつ以来だろ。
旅行先の旅館とかでないと、朝に満腹になるまで食べません。
いやあ、むしろ時間つぶし以上に時間をオーバーして、ジェロニモに到着。
今日は参加者が多く、駐車場もどんどん埋まっていきました。
最終的には50人以上集まったようです。
今日もガスブロ89式でCO2ボンベを使います。

せっかくイベントで鉄帽ヒラヒラを買っていたので、被せてみます。

しかし今日のサバゲでは、一つ不安要素がありました。
2週間くらい前から、右ひざが痛むようになっていたのです。
とはいえ歩く時に痛むだけで、なぜか走っても階段を上っても平気だったので、まあいっかと思って湿布だけ貼って臨んだのですが・・・
たかだか数キロの銃を持って斜面を上り下りするだけで、右ひざがじんじん。
復活ありゲームでも、復活しにいくのがおっくうになるほど。
ああ痛い!
足首の痛みが治まったと思ったら!
さて午前中は、復活2回ありのフラッグ戦。
人数は終始だいたい25人×2くらいでしたが、敵チームは2グループくらい統制の取れた戦闘をする方々がいらして、相当に苦戦しました。
とはいえワシだって脳が無いわけではなく、本当に大外を回って自陣に回り込む敵勢力の気配を感じつつ、また中央での激戦の音に紛れ、「やや大外」をそろりそろりと森の中、敵陣方面に進みます。
実弟はわしを援護してくれるような殊勝な奴ではないので、単独。

(その実弟。画像はジェロニモ様から)
1人、試しにこっちに来てみた的な敵がキョロキョロしつつ向かってきたので一撃、さらにもう1撃で倒します。
ファーストスナイパーの社長さんの「今日は絞ってますからね」というお話通り、今日は照準が面でなく点。
試射の時も、マトが1個か2個くらいしか点灯しない(照準が絞られてないと顔の大きさくらいの範囲が点灯する)ので、ドットサイトでじっくりゼロインする必要がありました。
なのでいつもなら3点バースト1撃で倒せていたものが、今回はなかなかそうもいきません。
ちなみにドットサイトはサイトロンのSD-30ですが、

10年近く前にSD-33(少し大きい)を買ったものの、「こんなに高級なサイトはもったいない」と売却し、以降ずっと安物ドットサイトをあれこれ試していました。
しかしどれもイマイチで、どうイマイチなのかと言うと、照準調整がぜんぜんできなかったり、ガスブロに載せて撃ったらそれでもう壊れたり、あとは20mmレールにはまらなかったり。
いくら安いと言っても、5000円を5個買えば25000円です。
それで最近、中古でこのSD-30を買って使ってみると、「なにこれ!」だったのです。
ちゃんと調整ダイヤルをドライバーでクリクリすれば、輝点がちゃんと動いて着弾点に合わせられるのです。
が、そのSD-30をもってしても、ワシのクソエイムには勝てなかったようで、今日は外してばかりでした。
さて1人を倒したところで、敵陣エリアを射程に収める地点にまでたどり着きました。
ここで敵に発見され撃たれますが、敵はワシを捕らえられず、逆にワシが射撃を繰り返し倒します。
ようやく敵陣を後方から狙える位置につけました。
味方もようやく1人、そしてもう1人、付近に顔を出します。
よしやるぞ。
見知らぬ友軍に手先信号で(あっち、敵、2・・・)と合図し、友軍がうなずくのを見て、ささっと木々の間を進みます。
敵陣には、戦死し復活のために戻ってまた前線に向かう敵の他、明らかに防衛を企図した影もあり、まずその防御陣を撃退する必要があります。
よし、後ろのほうからやってたれ、すすす・・・タタン!当たった!隠れた!タタン!タタン!シャキーン!(弾切れの音)
敵に位置がばれたうえに弾倉交換しなければならないため、いったん下がります。
太い木に隠れて弾倉交換をし、また進んで敵を発見、他に友軍2名も適宜射撃しているところで今だ!と思ったら弾が撃てません。
仕方なくセイフティに戻ってみると、どうもデバイスの不具合の様子。
というか、CO2によるガスブロの空気圧が強かったのか、センサーをダメにしてしまったようです。
申し訳ない。
セイフティに戻ったら、セイフティでも一進一退の戦闘が。

(タマが出ないのでどこでもゲームできる)
その裏は、膝が痛いのをこらえつつ相変わらず単独で大回りし、森の中で敵と対峙しましたが、その敵が前述のように、連携がすごい。
森の中をこそこそ進んで一旦停止し、複数の足音が接近してくるので構え、さてどいつから先にやろうかと思う間もなく、敵は左右を素早く警戒しつつさっと横に広がって全周に殺気を放ちます。
藪の中から狙うと、距離が近いのは右端の敵Aだが枝葉が邪魔で外す可能性がある。
左端の敵Bは拓けた所なので撃てるが、横移動中で外す可能性がある。
となると脅威度は低いが倒せそうなのは真ん中の敵Cだ、よしやろう!
「タタタン!」
1発当てたが敵はすぐ横飛びに退避、すると
「左側に敵!」「いったん退く!」「了解!」
と敵がさっと茂みの奥に後退してしまったのです。
いつもなら、仲間が撃たれても気づかずにそのままきょろきょろしたり、あるいはそこからこちらを倒そうと躍起になるのが普通なのですが、この敵さんは違う。
敵の数を減らすこともできずこちらの存在がばれてしまったが、位置はまだばれてないな、と思ううち、さっきと別の所から、ワシの側面方向に敵が進んできました。
あっと思ってそちらに狙いを定めようとすると、今度はまた違うところから敵がばらばらっと向かってきます。
これは対応できない!
サバゲは得てしてシーソーゲーム、例えば撃てて敵を倒せても、今度は敵から撃たれて死ぬ…ということになりがち。
なので撃てば1人は倒せる自信があったものの、そこで自分もやられてしまってはこのルートの防衛が空いてしまうので、撃つのはやめます。
仕方なく5mくらい後ろの木に下がって改めて狙いを定めますが、敵は4人になっていて、違うところにいた友軍と撃ち合ったところを横合いからスパパン!倒したもののワシも発見されてしまい、1撃で戦死・・
ここで復活し、さあ撃とうと思ったら、こんどはガス切れ。
ボンベを持っていなかったでのセイフティに帰ります。

またセイフティで激戦していました。
昼食はキーマカレーとノンアルのハイネケン。

個人的には「キーマかあ・・・」という感じでしたが、食べてみるとうまい。
ああ、寒い時に暖かいものを食べるのっていいなあ。
午後はもう記憶があやふやですが、センターフラッグ戦がありました。
これはセンターフラッグを獲りに行く目的の他、センターフラッグを任意のエリアに到達させる目的が生じ、そうするとセンターフラッグを獲らせない妨害の目的、センターフラッグを運ばせない妨害の目的が生まれます。
「目的」が生まれれば、目的達成のための「手段」として戦闘が生じるわけで、こういうシチュエーションゲームは大好きです。
最初はややセンターフラッグから遠い陣地から進発し、てっきりセンターフラッグがまだ獲られていないと思ったまま敵と撃ち合います。

(画像はジェロニモ様から)
しかし連携が取れて動きもいい敵がセンターフラッグを獲り、ワシは戦死して復活したのを機に、今度はセンターフラッグを持ち帰るセイフティに向かいます。
しかし敵がすでにセイフティにワンサといて、おまけにすぐバレ、撃ち合ったもののそのまま戦死。
ああ強い・・・。
ちなみにその裏では、ファーストスナイパー社長さんが活躍されたそうです。

(画像はジェロニモ様から)
ちなみにこの社長さん、たまにゲームに出ると走る走る。
そんで射撃も正確だし、一体なんなのかしら。
攻防戦では、攻めるワシら側が防御陣地を攻めあぐね、おまけにこっそり敵陣に接近していたワシは警戒部隊に発見され、挙句の果てにはその警戒部隊に危うく狩られそうになるところを、這う這うの体でどうにか逃げ出す始末。
ちょっと待って立場が逆じゃない?
なんで攻める側が逃げ回るの!?

(敵陣を窺うわし。画像はジェロニモ様から)
もちろんワシだって素人ではないので、まず敵の警戒線にかかって「〇〇に敵侵入!」と叫ばれて撃たれながら後退する際、すぐ横跳びに走ってぐるっと回り込んで新たなポイントに占位。
しかし警戒兵が4人もいて、また別の敵に察知され、再度撃たれながら「もう1人いる!」と言わせた時には(ふっ…)と思ったものです。
しかし実際にはそんな余裕もなく、再度後退してまた横跳びになって、ようやく敵から察知されないエリアに戻ったら、今度はワシも敵陣からかなり離れてしまい、敵もさすがに自陣を放ってワシを狩り出すまではしてこなかったので、また1からソロソロと敵陣に向かうしかありませんでした。
そしてまた敵陣に向けて進んでいたところを、おそらく先ほどの警戒兵にまた発見され、今度は撃ち合って、敵の増援も加わって倒されました。
復活して試射をすると、なぜかガス切れ。
今日2回目です。
最近は苦労して対処したせいでガス漏れが減っているのですが、いま使ってるCO2のガスボンベはリサイクル品で、内容量にばらつきがあるのかもしれません。
これからはゲーム中も予備ボンベを持ち歩くか、それともファスガンのセンサーに影響を与えにくい電動に戻すべきか・・・
夕方うす暗くなってから、広大なジェロニモを存分に生かす、最も奥地対手前の陣地同士の、フィールドをフルに使うゲーム。
まずは奥地からスタートしたのですが、その前に移動するのがもう大変。
そして進発してからこんな藪の中を進み、

(画像はジェロニモ様から)
途中で撃ち合いがあって味方を倒した敵を横から倒し、そのまま敵陣に向けて外周をそろそろと。
敵味方ともにフィールド内にちらばってしまったので、50人いても敵の姿が見えません。
後方に回り込んで、ようやく敵フラッグを後方から臨める地点に到達しました。
しかしここからが大変。
こちらはやはり単独なので、存在がばれること自体アウト。
しかしどこに敵がいるか分からず、そのままフラッグに手を伸ばすわけにはいきません。
そこでフラッグを獲りに行くのは諦め、ここから狙撃できる敵をとにかく倒そうということに。
そこで遠い位置に見えた敵に狙いを定めて一連射しますが、1発程度当てただけで取り逃がしました。
しかしここで自分の立場が不利になったことを悟ります。
今度は自分が見えない場所からパスパス撃たれるようになり、位置を変えざるを得なくなりました。
そしてその途中、どこからか一連射くらい、戦死・・・
その裏、おそらく動きの速い連携した敵グループがこの辺りから突撃してくるだろう・・・と想定して待ち構えていたら、その通りになりました。
この辺りが待ち伏せに良さそう、あそこから現れてくれたら足止めできるな・・・と銃を構えたら、遠くから足音や何かを指示する声。
来る、と思ったら倒木の陰から敵。
スパパン!
1発だけ当てたものの敵はすぐ伏せ、後方に何かを叫んで伝達しています。
すると別の所から敵が顔を出し、パスパス撃ってきます。
こりゃたまらんと後退し、味方と並びます。
ここで敵の様子を窺っていたら、またタマが出なくなり・・・
今日は膝の痛みがひどくなってきたのでこれでオシマイ。
しかし今日は、とにかく敵が強かった。
でも敵が強いと必ず濃い戦闘になるので、面白いゲームが体験できました(味方が強いと会敵しないことも往々にしてある)
本気装備のフォロワーさんと一緒に記念撮影。

昼は汗ばむほどでしたが、日が暮れると一気に気温が下がり、こごえる寒さに。
夜にも20人ほどそのまま夜戦に参加するそうで、夕食の「ズッペ」もいただきました。

ドイツ料理であるズッペですが、ワシは初めてで、どんな料理なのかと思っていたのですが・・・うんオイシイ。
へえ~これがズッペね~モグモグ。
初めてなのにまるで毎日食べていたかのような既視感。
うんうん、ズッペ好きかも。
・・・え?
ズッペって、右のシチューみたいなやつ?
ああこっちは普通の白米か!
・・・というわけで、2024年さいごのサバゲーはこれでおしまい。
帰りは予期していた渋滞が全くなく、いつもは送らない実弟の家まで送っていってもまだ余裕でした。
今日は60名近くの参加者だそうで、ジェロファスが始まったコロナ前には10人とか少人数でゲームしたことを考えると、ファスガンの認知度、ジェロニモの人気も高まってきたものです。
皆さん、まだ行ったことない人はぜひジェロニモでサバゲーしてみてください。
またファスガンを経験してない人は、一度でいいから体験することをお勧めします。
では!