$風の音書店へようこそ-割烹着
原発やめようえ 
  おかあちゃんパレード


 7月16日

 午前10時~11時30分(予定)

 大分市大手公園集合


みんなで、優しく たくましいお母ちゃんになって、

「原発はいりません。」という想いを表現しませんか?


もちろん、お父ちゃんも、おじいちゃんおばあちゃんも、お兄ちゃんお姉ちゃんも、ウェルカムでございます。


「フクシマの後始末も全然出来ていないのに再稼動?!本当にこのままでいいの?」

と、心のどこかで叫んでいる方は、どなたでも参加していただきたいのでございます。

心で思うだけでは、残念ながら賛成しているのと同じです。

でも行動すると、自分の中の何かが確実に変わります。



本日、数箇所の心ある店舗に、わたくしの作製したチラシを持参し、思いを伝えて参りました。

そのとき、あるカフェにて、二人連れの女性客(たぶん二人とも50代くらい)にチラシをお渡ししたところ、

一人の方は、たいへん興味を持ってくださり、予定が合えば行きたいとおっしゃいましたが、

お連れの方は、終始 硬い表情。

わたくしが離れると、その硬い表情の方が、相手の方に向かって、

「わたし、原発には反対だけど、デモとか集会には行かないことにしてるの。」

とおっしゃる声が聞こえてきました。


ああ、分かります、その気持ち……。


私一人が行ったって行かなくたって何も変わらないだろうし、

「反対派」が集まってワイワイやったって、白い目で見られるだけだし、

そんな行列の中に私がいるのを、誰かに見られて陰口たたかれるかもしれないし、

運動する人たちって、危ない思想とか持っていそうだし、……。


わたくしも、実家がそういう価値観に洗脳された家庭でしたから、よく分かります。

体面が何より大切、という。

そのような考えの方に、無理強いはできません。



でもね、人間、変わる気になれば変われます。

わたくし達夫婦も、そうでした。

わたくし達の住んでいる団地の端っこに、緑地帯がございます。

それは、形が不規則だったり、すぐそばに斜面が迫っていたりして、宅地として使えない空き地です。

そこに、ある日突然、柵が立てられ、ダンプカーがどんどん建築資材を置きに来るようになったのです。

とても静かだった団地に、ゴォォォォォー!という騒音が響くようになりました。

そして、プレハブが建ち、木が植えられ、なんだか様子がおかしいので調べてみたら、

自治会長の一存で、ある建築業者の資材置き場として、その緑地帯を、貸してしまったのでございます。

当時、我が家には、就学前の娘が二人。おちおち散歩もできなくなりました。

そこで、夫まーさんは、市役所やら、法務局やら、いろんな所へ出向いて、それが違法であるということをつきとめました。

その事実を、ご近所の家、一軒一軒を訪ねて訴え、署名を集め、もとのサラ地に戻すよう、自治会長に直談判したのでございます。

さすがはまーさん!!父親の鏡です。

結局、その賃貸関係は速やかに解消され、現在はただの空き地として、子ども達のボール遊びの広場になっております。


その、署名を求めてお訪ねしたご家庭の中に、何件か、決して署名してくれないお宅がありました。


「これからもずっとここに暮らしていくんだから、できるだけ波風立てたくない。」という理由で。

「子どもが嫌がらせされるかもしれない」、ともおっしゃっていました。



実は、それほどの差はないのかもしれません。

「これからもずっとここに暮らしていくのだから、なるべく子ども達にとって安全な環境を整えてあげたい。」 と願うわたくし達の思いと。


彼等は、目立つこと、村八分にされること、家族に危害が及ぶことを恐れているのでございます。

子を思う気持ち、安らかな暮らしを求める気持ちに、違いはないのです。

その快適さの基準が違うだけで。


ただ、原発にしても、資材置き場にしても、同じことが言えます。


黙っていることは、賛成するのと同じ。


おかあちゃんパレードを企画、運営しているのは、みんな普通の主婦達です。

このまま黙っていては、子ども達に顔向けできない、という気持ちで、立ち上がったのです。

パレードや集会など、今までほとんど縁のなかったお母さんたちばかりです。


家事・育児を汗だくでこなしながら、

「原発のことより家のことをしっかりしなさい!」と小言を言われながら、

慣れない手続きや交渉に、勇気をふりしぼって臨み、

抱っこひもで赤子を抱え、右往左往しつつ、準備を進めているのです。


しかも、これから毎月1回、パレードをすると決意しているのです。


その、記念すべき第一回目が、来週の月曜日なのです。



皆様、どうぞ、わたくし達と一緒に(割烹着を着て)歩いてください!

愉快な仲間がたくさんいます。

子どもも一緒に(おかあちゃんの仮装をして)歩きましょう。途中退場、全然OKです。

マッチョな男性のエプロン姿なんて、みんなのアイドル間違いなし!

恥ずかしがってる場合じゃありません。(でも恥ずかしい人は普通の姿でどうぞ^^)

皆様にお会いできるのを、楽しみにしていますヒマワリ