KAZUMINの隠れ家 -239ページ目

利尻旅行記 第3弾

さて、二日目、最終日です。目覚ましをセットしたんですが、朝方 ハッ っと目が覚めて、時計を見ると4時くらいだったでしょうか。その時点で、自分が何時に目覚ましをセットしたか忘れていて、起きて良いものかどうなのかわからずに悩んでいると、また眠りについてしまいました。結局5時前に再度目が覚め、ここで我慢できずに行動開始です。結局着替えている最中に目覚ましが鳴り、どうやら5時にセットしていたようです。着替えを済ませ外に出てみます。思っていたより寒くはありません。巷で有名な 「く~にゃんの澗」 を覗いてみます。


KAZUMINの隠れ家

http://kunyann.blog.so-net.ne.jp/

ベタ凪です。どうやらウニ漁ありですね。まだ船があるのでどこかにく~にゃんさんが居たんでしょうが、朝の忙しい時間の邪魔をしてはいけないので、直ぐに車に乗り込み新湊漁港に向かいます。ここは鮭釣りのメッカらしく、何人も鮭狙いで竿を出されていました。


KAZUMINの隠れ家

しばらく眺めていたんですが、鮭の当たりは無いようです。なにげに海を覗いてみると、鮭いっぱい泳いでいました。


KAZUMINの隠れ家

一方、漁師さんたちはウニ漁に向かっていました。KAZUMINの隠れ家

海を眺めていると、うずうず。我慢しきれず、磯に向かって車を走らせます。今回のポイントは、沓形港の左の磯です。って言うか、利尻の磯はそこしか知らないし・・・。ロックフィッシュ用の竿を持ち、必要最小限の道具だけで磯に向かいます。私の入った磯の目の前にはウニ漁開始の時間を待つ猟師さんで溢れかえっています。・・・ってことは、この辺にウニはいっぱい居る → コンブ等海草がいっぱいある → 魚たちもいっぱい居る = 大物が釣れちゃう って方程式の元、期待いっぱいで竿を振ります。第一投、気持ちよく飛んでいきます。しっかり底をとり、リフト・・・( ̄□ ̄;)!! いきなり根掛りです。磯ロックなのでそんなことは想定内です。今回は時間も短いので、あっさり諦めてラインを切ります。急いでセット、第二投です。しっかり底をとり、リフト・・・( ̄□ ̄;)!! またですか?! あっさり諦め、同じポイントも諦め、投げる方向も変えます。第三投、しっかり底をとり、リフト&フォール、何度か繰り返すと、早速当たりです。しっかり食わせてフッキング!!首振りを堪能しながら、上がって来たのは33センチのアブラコでした。


KAZUMINの隠れ家

写真におさめ、リリースです。丁度そのころ利尻富士の脇から朝日が顔を出してきました。


KAZUMINの隠れ家

しばらく釣りをやめて日の出を眺めていました。

釣り再開、ここで更に何度か投げなおすも、根掛りが多く、ムダに時間が過ぎるので、ポイント移動です。岬の右側でやっていたんですが、先端に行こうと歩き出します。しかしそこにはウニ採りの猟師さんがいます。邪魔をしてはいけないと、更に左に移動します。沢山居る漁師さんの隙間を狙ってポイントを攻めます。狙いのポイントから出てきたのは先程より一回り大きなアブラコでした。


KAZUMINの隠れ家

リリースした後、何度か投げなおしていると、「そんなとこじゃ釣れね~べぇ、もっと右さ行けぇ、そっちの方が釣れるからぁ」 と、ウニ漁の合間に漁師さんがアドバイスをくれました。ちなみに船には 「北辰丸」 と書いてあったと思います。毎日この辺の海を覗いている漁師さんのアドバイス、素直に聞いて右に移動します。一番先端のまん前には、ウニ採りの漁師さんがいらっしゃるので、左の方で再開です。丁度10メートルくらい先に掛け上がりがあるようで、そのポイントを攻めます。そこに投げた二投目、良い感じの当たりです。合わせバッチリ、しっかりフッキングです。しかし、かなりの大物(?)この竿で今までに感じたことの無い引きです。竿先が海面に突き刺さります。負けじと竿を立てます。ここでミスをしたことに気がつきました。ドラグの調整をまったくしていなかった。ガッチガチです。ラインから伝わってくるのは、大物アブラコの引きの他にコンブにラインが擦れているのが判ります。まずいっす。なんとかラインがんばってくれ!!祈る私。しかし、残念なことにラインブレイクです。しばらく放心状態です。

気を取り直してもう一度同じポイントへ。まぁ、そんなに上手く行くはずも無く、掛け上がりでは反応無しでした。ただし、その手前、ちょっとした深みで当たりが。慎重に慎重にググゥーッ ヨッシャァ!! ( ̄□ ̄;)!! 失敗です。しかもワームが食いちぎられていました。


KAZUMINの隠れ家

そんな時、またも北辰丸さん登場。「もっと右だぁ。あっちのほうが釣れるからぁ」 いやいや、あっちは漁師さんが・・・あっ、少し離れています。これはチャンスと早速移動。時間ももう後わずかです。

ここから攻めるのも掛け上がりです。第一投。何事も無く終了。第二投、コツコツ、おっ、残りの時間も考えると、最後のチャンスかも。慎重に慎重に・・・ガツンッ! ヨッシャァ~~!! 今度はフッキング成功! グングン オォォォォ!!今度はドラグが少し緩すぎでしたが、いい感じで上がってきます。掛け上がりを越え、間もなく視界に入ります。間違えなく大物アブラコです。この竿では上げたことの無いサイズです。タモは用意していないのでごぼう抜きです。目の前でラインが切れました。が、獲物は磯に上がっています。明らかに40オーバー、もしかするとかなりのビッグサイズかも。


KAZUMINの隠れ家

さすがにこいつはキープです。〆てお持ち帰りです。

もうちょっと時間があったので、もう一度投げてみます。が、一発根掛りです。これにてタイムアップ。利尻釣行の終了です。

ちなみにこいつのサイズ、利尻旅行記 最終章に写真付けておきます。ご覧になってください。

さて、次回、最終章です。く~にゃんさんと涙のお別れ(?)そして稚内で我家族が・・・。

利尻旅行記 第2弾

それでは、利尻、釣りの部・・・と、その前に・・・。

夕食途中にお店に若いお客さんが現れました。聞いてみると、利尻鬼脇で漁師をやっている方のようです。身よりも何も無い利尻に、単身漁師になるためにやってきたとの事。ときおりみせる寂しそうな表情もありましたが、漁師としてこれからやっていく!と言う気合&期待に満ちた表情は、なんだか応援したくなりました。次回、私が利尻にお邪魔した時には更に大きな漁師になっていてくださいね。応援していますよ^^

夕食後、く~にゃんさんが地元の人しか知らないような、穴場スポットに案内してくださりました。釣りでいろいろな田舎を訪れ、綺麗な夜空、星空を眺めていた私。しかし、今まで見ていた綺麗な星空を凌ぐ、とんでもないくらい綺麗な星空を紹介してくださいました。残念なのは、少々雲があったことですが、それでも十分なくらい、まさに降ってきそうな星空でした。途中の道は、何かが出てきそうな道でしたが、そのポイントまで行く価値は十分ありますね^^



KAZUMINの隠れ家

さて、ここでようやく私の時間です。家族を寝床に連れて行き、竿を持ってお出かけです。く~にゃんさんに案内をしていただき、沓形港へと向かいます。沓形港には、私よりも先に利尻入りしていたどM様ご一行様がナイトロックを満喫中でした。きちんとご挨拶できませんで、大変失礼致しました┏(I:) イカを釣りたかったんですが、どM様ご一行様の情報によると、イカはかなり厳しそうとのこと。ならばと、く~にゃんさんの超ビッグポイントを案内してもらいます。初めてのく~にゃんさんとのコラボです。ただ、残念なことに、この日の魚たちは渋い。当たりもほとんど無いような状態です。そんななか、私になかなかのサイズのガヤが・・・。とはいえ23センチくらいでしょうか。


KAZUMINの隠れ家

続いてもう一匹同サイズをゲットです。そのガヤを取り込んだ頃、隣のく~にゃんさんが「大きいのが掛かったよ~~」 「え?」 渋いんじゃないんですか??? 「前に釣った50UPくらいあるかも~~」 「は?」 半信半疑で覗きに行くと、タモに収まった大ソイが・・・。47センチのマゾイです。えっと、案内人がそんなの釣っちゃ・・・いやいや、こんなのがいるんだよ、早く釣ってよ~~ とのエールですよね。気を取り直して、攻め続けます。少し左に移動して更に攻めます。く~にゃんさんも左に移動してきました。その直後きました!!・・・く~にゃんさんに・・・。またタモに収まったのは37センチのクロゾイです。


KAZUMINの隠れ家

ここであっさりく~にゃんさんはお帰りの時間です。明日はウニ採りがありそうなので早めの帰宅です。残った私は、今年の春にシマゾイをゲットしたポイントに行ってみます。ここでがんばるも、上がって来たのは小物のソイとガヤだけでした。


KAZUMINの隠れ家

アブラコが釣れたポイントへ行ってみるも、上がったのはガヤのみ。



KAZUMINの隠れ家

ここで私も帰ることにします。本当はもっとやっていたいんですが、今回は家族が一緒です。家族団欒の時間をしに急いで帰ります。く~にゃんさんの自宅入ると、く~にゃんさんは丁度ブログの更新中でした。

http://kunyann.blog.so-net.ne.jp/

明日の朝の漁に差し支えないように、簡単な報告だけで私も家族の待つ2階へと行きます。

え・・・私の家族たち、熟睡しています。いやいや、早めに釣りをやめてきたのに・・・。また、釣りに戻るのも億劫なので、私も布団にもぐりこみます。

翌日はまずは鮭釣の見学。その後は磯でロックフィッシュの予定です。短い時間の釣りになってしまいますが、ここ利尻は私を裏切ること無いでしょう!と期待して、私も熟睡に入りました。

ちなみに、この日の夢、鮭釣をしていました。鮭と格闘して最終的には釣り上げることができたのかは覚えていませんですが・・・。

さて、次回は第3弾。いよいよ磯ロックです。朝食までの短い時間、限られた時間で、果たして利尻の釣りの神様は微笑んでくれるんでしょうか?!

〜ブレイクタイム〜

KAZUMINの隠れ家-090923_1122~0001.jpg
娘作ダンボールの寝床でまったり中。

利尻旅行記 第一弾


9月19日、予定の仕事を終え、夕方6時頃帰宅。ある程度は準備していたものの、翌日早朝出発のため、今晩中にほぼ終わらせなければいけません。ばたばたと準備を済ませます。車に一泊二日の荷物と少々の釣り道具を積み込み、早めの就寝。

翌朝、4時半に起床、5時には車の人となりました。近くのコンビニで朝食を買い、早朝の日本海岸を順調に走っていきます。途中何度かのトイレタイムをはさみながら、ほぼノンストップで稚内に到着です。

11時10分発のフェリーに乗船予定ですが、稚内には10時には到着しました。さすがにシルバーウィーク、駐車場が満車です。フェリーターミナルの受付の方に聞いたところ、10時20分に礼文からフェリーが着くので、その時に間違えなく駐車場は空く、とのこと。しばらく駐車場入り口で待機です。先に私以外の家族はフェリーターミナルへ。私一人で空車になるのを待ちます。

礼文からのフェリー到着後、予定通り空車に、私もフェリーターミナルへと向かいます。丁度団体さんが同じフェリーに乗るようで、改札口には長蛇の列が出来上がっています。私たちも慌てて列の後ろに着きます。程なくしてフェリーが到着。乗客を降ろして、私たちの番です。利尻島でのレンタカーが手配できましたので、荷物を持って乗船です。もちろん2等船室ですので、適当な場所に陣取ります。



KAZUMINの隠れ家

ここで、上の娘の様子がおかしいんです。どうやらフェリーに乗った時点で船酔いが始まってしまったようです。置いた荷物を枕にぐったりと横たわっています。幸い下の娘は元気で、私とともにフェリー内を探検して廻りました。私たちが陣取った場所は、2等船室の一番前。どうやら一番揺れが激しいようで、上の娘を呼びに行きます。 「後ろの方が揺れないからおいで」 「・・・・・いや、いい・・・・」 かなりの重症です。


KAZUMINの隠れ家

下の娘とフェリーの後ろで、風に当たりながら、快適に過ごしていると、どんよりした顔で妻が現れました。もう一人やられていたようです。ただ、上の娘の方がひどいらしく、かなりぐったりしているとの事。そのままにしておけば、危険が危ないと思い、救出に向かいます。 「後ろの方が揺れないし、風が当たって気持ちいいから行こう」 「いや、ムリ」 ここで引き下がってはいけないと思い、今回は強引に引きずり出しました。結果、しばらく経つと良くなってきたようで、かなり顔色も良くなりました。ただし、もう一人の患者の方はどうやら限界点を超えたらしく、トイレでリバースしていたようです。意外とうねりが強く、酔いやすい人にはちょっと辛い船旅のようでした。



KAZUMINの隠れ家

さてそんな中、フェリーは順調に進み、予定通り12時50分、利尻、鴛泊港に到着いたしました。電話予約したレンタカー屋さんのアドバイスでは、到着直後はレンタカー屋さんも混み合うので、早めに来たほうが良いよ、との事。フェリーを先頭で降り、そのままフェリーターミナルの直ぐ向かいにあるレンタカー屋さんへ直行。直ぐに手続きを済ませ、利尻旅行のスタートです。



KAZUMINの隠れ家

と、その前に、腹が減っては・・・昼食タイムです。フェリーターミナルの直ぐ前の食堂に入ります。そこも非常に込み合っていて、注文してから出来上がるまで、約一時間掛かっていました。そのころ、本日お世話になる く~にゃんさん からメールです。観光のアドバイス(?)をいただき、いざ出発します。



KAZUMINの隠れ家

鴛泊港から時計回りに進みます。まず最初は「姫沼」です。実は、正直期待していませんでした。だって沼ですよ。天気が良ければ利尻富士が写り、逆さ富士も楽しめるらしいのですが、生憎の曇り空。そんな中、沼に行って楽しいかぁ? って思いながら到着。車を停めて少し歩くと到着です。



KAZUMINの隠れ家

・・・・ミミ彡  ゚̄ ̄ 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡  正直、感動した・・・・

感動した自分にびっくりです。なかなか綺麗なんです。辺りの緑が水面に写り込みなんともいえない美しさなんです。これで逆さ富士も見れたらどんなに感動するのやら。一発目から利尻にやられちゃいました。



KAZUMINの隠れ家

次は直ぐそば、姫沼展望台です。そこから望むペシ岬、綺麗でした。んんんん~~~何なんでしょう。思ってた以上に良いんです。景色が良いんです。

次は観音岩です。・・・気付かずに通り過ぎちゃいました。

気を取り直して、次はオタトマリ沼です。・・・車の中から見えたんで、良しとします。



KAZUMINの隠れ家

で、次は仙法志御崎公園です。アザラシが二頭、スイスイ泳いでました。丁度観光バス二台と一緒になったため、あずましくないので直ぐに移動です。



KAZUMINの隠れ家

次は麗峰湧水です。丁度のどが渇いていたせいもあり、最高に美味しい水でした。



KAZUMINの隠れ家

次は寝熊の岩と人面岩です。これこそ正直まったく期待していませんでした。が、寝熊の岩、今回の一押しです。子供らも喜んでいました。が、しかし、残念だったのは人面岩でした。隣の寝熊の岩が予想以上に良かったせいもあるのでしょうが、人面岩はちと残念でした。あくまでもこれは個人的な感想ですので、他の方にはどう写るかは判りませんが・・・。

次に向かったのは、沓形です。そしてここが今日の最終目的地です。まずは今日お世話になる く~にゃんさん のところに挨拶に伺いました。喰い処福寿というお店を営んでおり、ライダーハウスも兼ねてやっています。



KAZUMINの隠れ家

 http://2910.fc2web.com/2910.html  

車の音に気がついたのでしょうか。お店からく~にゃんさんが出てきてくれました。「はじめまして」と挨拶してくださいました。そうなんですよね。いつもブログにコメントしてくれたり、今年の春の利尻の大会の時には、メールでいろいろアドバイスをしていただき、そんなこんななもんで、初めてお会いする感覚とは、またちょっと違う感覚でした。お店の中にいたお母様にも簡単でしたが挨拶を済ませ、旅の疲れを流すべく、温泉に向かいました。ホテル利尻の利尻ふれあい温泉です。福寿さんからは車で一分。なかなか良い温泉でした。実は、寝違えをしたのか、首が少々痛かったんですが、温泉から上がるとすっきりしました。



KAZUMINの隠れ家

温泉から上がると丁度日没タイムです。目と鼻の先、沓形岬公園から日本海に沈む夕日を眺め、またこれにも感動です。

湯冷めしないうちに福寿さんへと戻ります。福寿さんのホームページで確認できますが、今回我が家がお世話になったプランが、ライダーハウスセットです。朝夕食が付いて ¥2500 です。ただし今回は、ライダーハウスがコンブ等の作業場として使っているので使用できないため、寝泊りはく~にゃんさんのご実家の二階にお邪魔します。どうやら、私たちがお邪魔するので、二階の部屋をわざわざ空けてくれたようです。本当に感謝です (TдT)アリガトウ 

ここでお楽しみの夕食タイムです。焼き魚定食です。今回の魚は、く~にゃんさんが釣ったアブラコの味噌漬けです。そして、今回、特別にオプションで、ウニを付けて下さいました。もちろんオプション料はかかるんですが、ありえないくらいに安く提供してくれました。この日、沓形ではウニ漁は無かったんですが、わざわざ仙法志の親戚のところで仕入れてきてくださいました。最高に美味しい、新鮮なウニを堪能し、しかもく~にゃんさんの愛情もいっぱいこもっており、いままで食べたウニの中で一番に美味しいウニでした。なんともかんとも、最高の夕食の時間を過ごすことができました。

さぁ、お腹も満たされたところで、いよいよ・・・・

さぁ、次回の更新は、利尻釣行夜の部、く~にゃんさんのビッグポイントを案内してもらいました。もちろん、ビッグポイント、大物がぁぁ!!

次回の更新をお楽しみにぃ^^

ちょっとブレイクタイム

KAZUMINの隠れ家-090922_0903~0001.jpg
ご主人様のお帰りを2日間待ち続け、お疲れの寝子様。