「工場萌え。」の聖地、名四国道(国道23号)大正橋。
橋を挟んでコスモ石油四日市製油所の石油コンビナート群と対峙する絶好のロケーションです。
先日の記事で、暗い所での撮影では??というコメントをいくつかいただきましたが..撮影場所もライトアップされています。
実は私が撮影している背後にある昭和炭酸四日市工場のタンク群。
こちらがライトアップされているおかげで案外ストレスなく夜景の撮影ができました。
35㎜F1.8という明るいレンズですが、このライトアップにかなり助けられてるところが大きいのです。
聖地といわれるのはこの撮影ロケーションの良さもあるのかもしれませんね。
↓その割りにめっちゃピントが甘い...ゴホゴホ。
対岸のSFチックなコンビナート群とは対照的に、こちら側には地味でレトロな雰囲気のタンクが並んでおります。
工場萌えというよりも退廃的な感じ...そう、言うならば廃墟に近い感覚(←ちゃんと稼動していますよ。)
昭和炭酸と言う響きもめっちゃ昭和を感じさせます...あたりまえか。
ちょっといびつな球形のタンクに、これまた渋いロゴの「昭和炭酸」の文字がいい感じですな。
コンビナートの夜景よりもこっちのが好きっ!ていうマニアックな方もいらっしゃるかもしれませんな。笑
淡いグリーンのライトに照らし出された銀色の鈍い光を放つタンク。
コンビナートの夜景と比べるとあまりにも地味ですが...さすが聖地に相応しいですな。
しかし、炭酸の工場って何をつくるのかと思ってましたが、ドライアイス作ってるんですね。
もう10時近く....どこかもう1ヶ所ぐらい行ってみたいな。
夜景の撮影ポイントを探して四日市港を走っていますと、美しくライトアップされた橋が目に飛び込んできました。
湿った風がまとわりつくように吹いてきます。気温も下がってきました...雨が近いですな。
でも、読者の皆さんはご存知かと思いますが...美しいフォルムの橋とライトアップ、寄り道しないわけにはいきません。笑
四日市港のコンビナート群のはずれにある住宅街、小さな船溜りにかかる相生橋、偶然に見つけました。
ライトアップの美しさもさることながら、この美しいフォルムもすばらしいですな。
しかも船溜りの水面にも鮮やかに写りこんで、写りこみフェチにはたまりませんな..ゴホゴホ。
帰宅してからこの相生橋について調べてみました。
初代の相生橋は明治23年に地元の負担によって架けられた木造の橋、2代目は昭和10年に架け替えられ現在3代目。
100年以上にわたる歴史があるこの橋は、JR四日市駅から名四国道(R23)を経て、港と市街地を結ぶ役割を果たしています。
現在の3代目相生橋は、1995年「港と歴史のプロムナード整備事業」の一環として完成しました。
石積み風のデザインに柔らかな弧を描くアーチ橋、小さな橋ですが独特の存在感があります。
四日市市臨海部を走る国道23号線から100mあまりしか離れていませんが、通る車も少なくゆっくりライトアップが楽しめます。
撮影した時間帯は白から淡いグリーンの光でしたが、時間帯によってライトの色が変わるようです。
やっぱりここでもスノークロスフィルター試してみました。
光源から近くでの撮影なので、こんな感じになります。めっちゃキラキラ!!
うううう...ちょっとわざとらしいかも。笑 なんぼなんでもキラキラ過ぎです。
1基の照明に複数のライトがついていますのでなんかすごいことになりますな。笑
こちらは相生橋の上から撮った四日市コンビナート方向です。
船溜りを照らすナトリウム燈のオレンジ色、はるか向こうに見えるコンビナートの工場群の明かりもばっちりですな。
行灯みたいな照明の淡いグリーンの光が印象的です。
左端は私のエクストレイルの...いかん、ライトつけっぱなしでした。笑
■相生橋
三重県四日市市高砂町(三交バス 相生橋バス停前)
近鉄名古屋本線 四日市駅から三交バス四日市港行き20分 相生橋下車
JR関西本線 四日市駅 徒歩10分
東名阪自動車道 四日市ICから15分