みなさんおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
あいかわらず涼しい夏が続いていて例年より過ごしやすいです＾＾
ホワイトニングって実は色々な種類があるのをご存知でしょうか？
当クリニックは現在１種類のメーカーのホワイトニングシステムを導入しております。
ホワイトニングの導入に当たって、何を重視して導入するかによって
どのメーカーが良いか決めるわけなんですが。
重視すべき項目としては、
① ホワイトニングの効果
② 安全性（痛みや他の症状の程度）
③ 導入コスト
大きく分けてこの３つなのではないかと思います。
まず①ですが、基本的に痛みが強く出る材料程症状が強く出現する傾向にあるかと思います。
多くのホワイトニング剤は「過酸化水素」や「過酸化尿素」を成分のひとつとし、
これらの濃度によってホワイトニングの効果が変化すると言われています。
おそらく高濃度ほど漂白されやすいので一般的に白くなりやすいのだと思います。
逆に、濃度が高いほど「しみる」症状が強い傾向にあるかと思います。
つまり①と②は相反するんですね。
効果を重視するか、あるいは「しみない、しみにくい」ことを重視するか。
当クリニックはそのバランスが良いとされているものを導入しています。
さて、では③についてはいかがでしょうか？
一般的に、導入コストにある程度比例して、実際の価格が決まります。
仕入れ価格が安いものは、店頭価格も安くなる傾向にあります。
例えば、ホワイトニングサロンやホワイトニングエステ的なお店などは
歯科医師が常駐していないお店もあります。
お客さんが自分で行うセルフホワイトニングですね。
こういったお店は比較的低価格でホワイトニングができます。
そのからくりは仕入れ価格が安いホワイトニング剤を利用していることが多いからです。
ただし、「過酸化水素」や「過酸化尿素」などは歯科医師免許を有する歯科医院等でしか
使用できませんので、「ポリリン酸」などの別の成分を主とした材料を用いています。
この「ポリリン酸」入りのホワイトニングですが、
実は当クリニックでも導入を検討したことがあるんです。
少しでも低価格でホワイトニングをしたいというニーズにお応えできるようにです。
しかし、セミナーに参加して愕然としました。
「全く白くなりません」
まあよーーーーーく見たら少しはなっているのかもしれませんが、
恐らく苦情が出ると思ったのでやめました＾＾；
＊あくまで個人的な主観です。
むしろもう少し「しみても」いいから
より効果的なホワイトニングシステムを探しているくらいです＾＾；
ということで、様々なホワイトニングシステムがある中で、
どのホワイトニングが良いかを選ぶ基準ですが、
「過酸化水素」を含んでいること、かつそれがある程度の濃度を有すること
が個人的にはベターなのではないかと思います。
「しみる」か否かは過酸化水素の濃度だけに依存するわけではありません。
もともとのエナメル質の厚さや
歯髄（神経）の大きさなども影響を与えます。
まずはそれらを総合的に判断してもらえる医院かどうかを調べてから受診されることをお勧めいたします。
それではまた
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