毛満ブログ

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伊那食品工業株式会社さんにベンチマーク行ってきました。


社是

いい会社にしましょう

〜たくましく そして やさしく〜


読むだけで心が温かくなる言葉やと思います。

いい会社になって長いからだと思うのですが、「これ!」といった衝撃は少なく、ふわっと自然にいい会社なんやなぁと感じました。


給料は年功序列というところが難しくて面白いなと思いました。

給料が年功序列の会社がいくつかあることも知っているのですが、自社でやるのは難しいなと思っています。

うちで実施するのが難しいと思うのは、中途採用が多いからです。

入社してもらっても仕事できるようになるまで時間がかかりますし、仕事量に見合わないお給料を払うほど会社に余力ないかもしれないと思っているからです。


年功序列のお給料の何がいいんやろうと考えました。

営業さんが多い会社だと、成果報酬でなくなったら情報が共有されるようになって会社全体の売上が上がったと聞いたことあります。


でも、年功序列の給料って何か引っかかるんよなぁ〜

と考えていました。


2年くらい前から疑問に思ってることがありまして

ボランティアされてる方がイキイキしているということです。

学生さんや新社会人の多いボランティアに参加させてもらった時は、みんな仕事以上にイキイキ活動していて、でもやってる内容は仕事と大差ない。。。なんでやろなぁと思いました。


うちのスタッフにもボランティアしているスタッフがいたのですが、ボランティアに一生懸命でした。

お給料もらったらあかんらしい(やりがいがなくなるらしい)です。


なんでやろ??と考えても

仕事もボランティアも人のためになることをしていて、違うのは対価があるかないかだけだと思うんです。


なんか、悔しい。

人のためになることをすることは、対価があったとしても【いいこと】ですよね。

対価あるからすることもあるけど、本当に嫌だったら対価あってもしないと思いますし、

ボランティアでも嫌なことがないわけではないと思うんです。


年功序列の給料は仕事(やったこと)に対する対価ではないのかなと思いました。

よりボランティアに近い状態でイキイキ働いてもらうことができることなんかなぁと思いました。


お金というものに対してのトラウマ?拒否反応?しこり?こだわり?はしっかり向き合ってみると何か答えがありそうな気がしてきた。